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ホーム›暦の知識›干支›十二支の覚え方|語呂合わせと歌で簡単に暗記
干支

十二支の覚え方|語呂合わせと歌で簡単に暗記

野分 蓮干支と暦の研究家·2026.05.14 更新·約9分
十二支の覚え方|語呂合わせと歌で簡単に暗記

この記事でわかること

**十二支(じゅうにし)**は、12種類の動物を順番に並べたもので、年・月・日・時刻・方角を表すのに使われます。...

目次
  1. 1.十二支とは
  2. 2.覚え方1:基本の語呂合わせ
  3. 3.覚え方2:歌で覚える
  4. 4.覚え方3:ストーリー記憶法
  5. 5.覚え方4:グループ分け記憶法
  6. 6.覚え方5:イメージ連想法
  7. 7.クイズで確認
  8. 8.干支早見表
  9. 9.よくある質問
  10. 10.開運のポイント
  11. 11.まとめ

十二支の覚え方|語呂合わせと歌で簡単に暗記

「子・丑・寅・卯…」と十二の動物が並ぶ理由――先人が三千年前の星空を見上げた結果だと考えると、覚える楽しさが少し変わってきます。

なぜ世界には十進法が広がる中で、東アジアだけが「12で巡る暦」を保ち続けたのか。本記事では覚え方のテクニックを紹介しつつ、その背後にある歴史的由来、天文学的な裏付け、そして現代に活きる示唆を三段で読み解きます。語呂合わせや歌は「忘れにくくする道具」ですが、「なぜそうなっているのか」を知ると、十二支は一気に立体的な知識へと姿を変えていきます。

十二支とは

**十二支(じゅうにし)**は、年・月・日・時刻・方角に当てる12の符号で、本来は文字記号です。動物との結びつきは後世の俗解であり、漢の時代に庶民への普及を意図して動物が配当されたという説が有力です。

そもそもなぜ「12」なのか――これは木星(歳星)が天を一周するのに約12年かかるという、古代中国の天文観測に起源があると考えられています。『淮南子』天文訓には木星の運行と十二辰の対応が記されており、暦は星を見上げ続けた人々の観察記録だったことが分かります。へえ、そうだったのかと膝を打つのはこの一点で、十二支は単なる暗記対象ではなく「星の動きをカレンダー化した知の遺産」だったのです。

順番十二支読み方動物
1子ねネズミ
2丑うしウシ
3寅とらトラ
4卯うウサギ
5辰たつタツ(竜)
6巳みヘビ
7午うまウマ
8未ひつじヒツジ
9申さるサル
10酉とりトリ(鶏)
11戌いぬイヌ
12亥いイノシシ

覚え方1:基本の語呂合わせ

最もシンプルな覚え方は、頭文字を並べて読む方法です。

定番の語呂合わせ

ね・うし・とら・う・たつ・み
うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い

これをリズムよく読むだけでも覚えられます。

区切って覚える

グループ干支覚え方
前半6つ子丑寅卯辰巳ねうしとらうたつみ
後半6つ午未申酉戌亥うまひつじさるとりいぬい

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覚え方2:歌で覚える

童謡風の歌

昔から伝わる歌があります。

♪ ね〜 うし とら う〜
  たつ み〜 うま ひつじ
  さる とり いぬ い〜 ♪

リズム: タン・タン・タン・タン で4拍子

替え歌

「大きな古時計」のメロディーに合わせて:

♪ ねずみ うし とら うさぎ
  たつ へび うま ひつじ
  さる とり いぬ いのしし ♪

好きな曲のメロディーに合わせると覚えやすいです。


覚え方3:ストーリー記憶法

物語にして覚える方法です。なお、この「干支レース」自体は『古事記』や『日本書紀』など正史には登場せず、近世以降の民間説話として整えられたものと考えられています。とはいえ、複雑な順序を物語化して記憶へ定着させる方法は、口承文芸の知恵そのものといえます。

干支レースの物語

昔々、神様が動物たちにレースをさせました。

1. ネズミは牛の背中に乗ってゴール直前で飛び降り、1位に
2. ウシは勤勉に歩いて2位
3. トラは速く走って3位
4. ウサギはピョンピョン跳ねて4位
5. タツ(竜)は空を飛んで5位
6. ヘビはスルスル滑って6位
7. ウマは駆け足で7位
8. ヒツジはのんびり歩いて8位
9. サルはキャッキャ遊びながら9位
10. ニワトリはコケコッコーと鳴きながら10位
11. イヌはワンワン吠えながら11位
12. イノシシは猪突猛進で最後に12位

この物語を覚えると、順番も自然と頭に入ります。


覚え方4:グループ分け記憶法

特徴で分類して覚える方法です。

動物のタイプ別

タイプ干支特徴
小動物子・卯小さくてかわいい
大型動物丑・午・未草食で大きい
猛獣寅強くてかっこいい
爬虫類系辰・巳スケールが違う
人里の動物酉・戌・亥身近な動物
賢い動物申知恵者

季節別(旧暦の月との対応)

季節干支旧暦月
春寅・卯・辰1〜3月
夏巳・午・未4〜6月
秋申・酉・戌7〜9月
冬亥・子・丑10〜12月

覚え方5:イメージ連想法

視覚的にイメージして覚える方法です。

干支を絵にする

🐭 → 🐮 → 🐯 → 🐰 → 🐲 → 🐍
 ↓                            ↓
🐗 ← 🐶 ← 🐓 ← 🐵 ← 🐑 ← 🐴

円形に並べると、時計のように巡るイメージが湧きます。

体の部位で覚える

頭から足に向かって順番に:

体の部位干支イメージ
頭子頭がいいネズミ
首丑首を振る牛
肩寅肩幅広いトラ
腕卯腕で跳ねるウサギ
胸辰胸を張る竜
腹巳腹で這うヘビ
腰午腰を振って走る馬
太もも未もこもこヒツジ
膝申膝を使うサル
すね酉すねをつつくニワトリ
足首戌足首に絡む犬
足亥足で突進するイノシシ

クイズで確認

問題1

3番目の干支は?

答えを見る **寅(とら)** - トラ

問題2

午(うま)は何番目?

答えを見る **7番目**

問題3

戌(いぬ)の次は?

答えを見る **亥(い)** - イノシシ

問題4

辰(たつ)の前は?

答えを見る **卯(う)** - ウサギ

干支早見表

西暦から干支を知る方法

西暦を12で割った余りで干支がわかります。これは木星の公転周期(約11.86年)を理想化して12年に丸めた古代の暦法と、現代のグレゴリオ暦が偶然うまく噛み合うために成立する計算手順だと考えられています。

余り干支
4子
5丑
6寅
7卯
8辰
9巳
10午
11未
0申
1酉
2戌
3亥

例:2026年 → 2026 ÷ 12 = 168 余り 10 → 午年


よくある質問

Q: なぜ猫は十二支にいないの? A: 伝説によると、ネズミが猫に嘘の日時を教えたため、猫はレースに参加できなかったとされています。
Q: 十二支はいつから使われている? A: 中国で紀元前1000年頃には使われていたとされ、日本には6世紀頃に伝わりました。
Q: 自分の干支が知りたい A: 生まれた年を12で割るか、干支早見表で確認できます。
Q: 干支と動物は同じ? A: 干支は本来「子・丑・寅...」という文字で、動物は後から当てはめられたものです。
Q: 子供に十二支を教えるコツは? A: 干支レースの物語を絵本で読み聞かせたり、歌で一緒に覚えるのがおすすめです。動物のイラストを使うと興味を持ちやすいです。

Q: この記事をシェアしてもいい? A: はい、ぜひSNSやLINEでシェアしてください。友人や家族との情報共有にお役立てください。

開運のポイント

この知識を日常に活かすためのヒントをご紹介します。

ポイント実践方法
朝の確認カレンダーで今日の暦をチェック
家族と共有大切な人にも暦の知識を伝える
記録する暦と出来事の関連を手帳にメモ
柔軟に考える暦は参考程度、過度に縛られない

暦の知恵を上手に活用して、より良い毎日を過ごしましょう。

まとめ

十二支の覚え方は、語呂合わせ・歌・物語・グループ分け・イメージ連想と多彩です。

覚え方向いている人特徴
語呂合わせ短時間で覚えたい人シンプルで定番
歌耳から覚える人リズムで定着
ストーリー物語派文脈で記憶に残る
グループ分け構造で理解したい人論理的に整理
イメージ連想視覚派絵と結びつけて思い出す

歴史を遡れば、十二支は木星の天上の運行を地上のカレンダーへと翻訳した、東アジア三千年の知の蓄積だと考えられています。天文学的には木星周期の整数近似、文化的には動物の俗解、そして現代では日常会話の話題まで――先人が空を見上げ続けた時間の結晶が、いまも私たちの暮らしに息づいているのです。覚え方のテクニックを入口にして、その奥にある「なぜそうなっているのか」を辿る旅も、ぜひ楽しんでみてください。


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📚参考文献・出典

  1. 十二支 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
  2. 十干 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
  3. 日本の暦 -国立国会図書館-— 国立国会図書館(参照: 2026-05-16)

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