
Tsubaki Shunno
旬と食の歳時記
「旬を食べることは、暦を味わうこと。今日の食卓に、季節のひとさじを。」
福カレンダー編集部で旬の食材と暦に関する記事を担当。「旬とは自然が送ってくれる暦のたより」という視点で、食を通じた暦の楽しみ方を提案。
フードライターとして季節の食材を追いかけるうちに、二十四節気と旬の食材の深い関係に気づき、暦の世界に入った。産地への取材を重ね、生産者の声を記事に反映させている。
台所に二十四節気カレンダーを貼り、その日の節気に合った料理を作るのが日課。味噌は毎年手前味噌。

入梅いわし2026 ─ 6月11日入梅から7月小暑までの「梅雨いわし」、年に一度の真鰯と銚子漁港の暦
2026年の入梅は6月11日(木)大安×大明日。芒種から夏至・小暑まで続く梅雨時の真鰯「入梅いわし」は、肥満度13〜14%・脂肪量20%前後で一年で最も食べごろ。銚子漁港の82.4%を占めるマイワシ、プライドフィッシュ千葉認定、DHA568mg/EPA690mgの栄養データを暦と結ぶ初夏の食卓案内。

梅仕事と暦2026 ─ 6月11日(木)入梅から夏至までの青梅・らっきょう・新生姜、初夏の手仕事カレンダー
2026年の入梅は6月11日(木)、六曜は大安、吉日は大明日。太陽黄経80度が告げる「手仕事の合図」から夏至6月21日(日)大安×寅の日までの十一日間を、青梅・らっきょう・新生姜の三本柱で組み立てる。和歌山産シェア58%の南高梅、紀州梅の会の品種解説、暦の節目に合わせた仕込みの作法。福カレンダー編集部・旬野椿が綴る、五感で味わう初夏の保存食カレンダー。

2026年GW行楽弁当|9連休の重箱に詰める初夏の旬と縁起食材 ─ 八十八夜×立夏×端午の節句で読む暦の食卓
2026年のGWは4月29日昭和の日から5月6日振替休日まで最大9連休。八十八夜・立夏・端午の節句が並ぶ初夏の食の黄金週を、旬の食材と縁起のおかずで重箱に詰める「行楽弁当の暦」ガイド。

柏餅と暦2026 ─ 5月5日端午の節句、「葉が落ちぬまで子は絶えぬ」家督継承の縁起菓子と関東関西の柏文化
新芽が出るまで古い葉が落ちないカシワに家系継承を託した、江戸生まれの縁起菓子・柏餅。関東のカシワ、関西のサルトリイバラという東西二つの文化と、葉の表裏で餡を見分ける江戸の粋を、2026年5月の暦が選ぶ「買う吉日」とともに味わう。

小満の旬レシピ2026 ─ 麦・桑の実・走りの鮎で味わう「万物満ち始める」5月後半の食卓七皿
2026年の小満は5月21日(木)。蚕起食桑から麦秋至まで、5月後半から6月初旬の七十二候に寄り添う、麦ごはん・桑の実ジャム・走りの初鮎・新生姜の甘酢漬け・青梅仕込みまで七皿のレシピを、旬野椿が台所からお届けします。

柏餅2026 ─ 端午の節句に込められた「家を継ぐ」縁起と、関東関西で異なる餡・葉の文化史
2026年の端午の節句は5月5日(火・先負・一粒万倍日・十六夜・立夏)。武家社会が「跡継ぎを願う菓子」として育てた柏餅は、関東のこしあん・関西の味噌餡・葉表と葉裏の使い分けに豊かな文化史を残しています。柏の葉が新芽までは古い葉を落とさないという植物学的事実から、福カレンダー編集部の旬野 椿が、千年の節供菓子の正体を読み解きます。