
秋の澄んだ夜空に浮かぶ中秋の名月。月見だんごを供え、すすきを飾り、月を愛でる──日本の秋を象徴する風雅な行事です。2026年の十五夜の日程と、暦の知恵で楽しむ月見ガイドをお届けします。
十五夜(じゅうごや) は、旧暦8月15日の夜に月を愛でる行事。別名「中秋の名月」とも呼ばれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ) |
| 別名 | 十五夜、芋名月 |
| 2026年の日付 | 2026年10月3日(土) |
| 由来 | 中国の中秋節+日本の月見の風習 |
| お供え | 月見だんご、すすき、芋類 |
旧暦では7月・8月・9月が秋。その真ん中(中)にあたる8月が「中秋」です。特に8月15日は秋のど真ん中で、空気が澄み渡り、月が最も美しく見える夜とされてきました。
十五夜の日付は毎年変わります。旧暦8月15日を新暦に換算するためです。
| 年 | 十五夜の日付 | 曜日 |
|---|---|---|
| 2025年 | 10月6日 | 月曜日 |
| 2026年 | 10月3日 | 土曜日 |
| 2027年 | 9月22日 | 水曜日 |
2026年は土曜日に当たるため、家族でゆっくり月見を楽しむには最高のタイミングです。
十五夜に欠かせないのが月見だんご。丸い形は満月を表しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 個数 | 15個(十五夜にちなんで) |
| 並べ方 | 1段目9個、2段目4個、3段目2個 |
| 材料 | 上新粉、白玉粉、砂糖、水 |
| 意味 | 収穫への感謝、月への祈り |
月見だんごの簡単レシピ:
[!TIP] だんごが余ったら、あんこやきなこ、みたらしのタレで食べるのがおすすめ。翌日はお雑煮風にしても美味しいですよ。
すすきは月見のもう一つの主役。秋の七草の一つでもあります。
| 意味 | 内容 |
|---|---|
| 稲穂の代わり | 収穫前の稲穂に見立てて豊作を祈る |
| 魔除け | すすきの鋭い葉が邪気を払うとされる |
| 本数 | 3〜5本が一般的 |
| 飾る場所 | 月が見える窓辺やベランダ |
十五夜は別名「芋名月(いもめいげつ)」。里芋の収穫時期と重なるため、里芋をお供えする風習があります。
| お供え物 | 意味 |
|---|---|
| 月見だんご | 満月の象徴。15個 |
| すすき | 稲穂の代わり。魔除け |
| 里芋 | 収穫感謝。芋名月の由来 |
| 枝豆 | 秋の味覚。豊穣の感謝 |
| 栗 | 秋の実り。生命力の象徴 |
| 柿・ぶどう | 秋の果物。蔓は月と繋がる |
実は、日本の月見は十五夜だけではありません。「十三夜」「十日夜」もセットで行うのが伝統的です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 旧暦9月13日 |
| 2026年 | 2026年10月31日(土) |
| 別名 | 栗名月、豆名月 |
| 特徴 | 日本独自の月見行事 |
十三夜は満月の少し前の月(十三夜月)を愛でる、日本独自の風習です。十五夜だけ見て十三夜を見ないのは「片見月(かたみづき)」と呼ばれ、縁起が悪いとされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 旧暦10月10日 |
| 地域 | 主に東日本 |
| 内容 | 収穫祭。稲の刈り上げ祝い |
十五夜・十三夜・十日夜の三つの月を見ると、その年は縁起が良いとされています。
「十五夜=満月」と思われがちですが、実はぴったり満月とは限りません。月の軌道の関係で、旧暦15日と天文学的な満月には1〜2日のずれが生じることがあります。
2026年10月3日の月がちょうど満月かどうかは、月齢の基礎知識でチェックしてみてください。
十五夜は秋分(9月23日頃)を過ぎた頃に訪れます。秋分は昼と夜の長さがほぼ等しくなる日。そこから夜がどんどん長くなり、月を愛でる時間が増えていきます。
10月上旬は、秋分と寒露(10月8日頃)の間。空気が澄み、月の光が最も美しく感じられる季節です。
| 場所 | 特徴 |
|---|---|
| 高台の公園 | 街の明かりが低く、月がよく見える |
| 水辺(湖・川) | 水面に映る月「水月」が風流 |
| 寺社仏閣 | お月見イベントを開催する場所も |
| 自宅のベランダ | 手軽に楽しめる。窓辺にお供えを |
| 地域 | イベント | 特徴 |
|---|---|---|
| 東京・向島百花園 | お月見の会 | 伝統的な月見を楽しめる |
| 京都・大覚寺 | 観月の夕べ | 大沢池に映る月が絶景 |
| 奈良・猿沢池 | 采女祭 | 雅楽とともに月を愛でる |
| 滋賀・石山寺 | 秋月祭 | 紫式部ゆかりの寺で月見 |
| 神奈川・三渓園 | 観月会 | 重要文化財と名月のコラボ |
| 楽しみ方 | 内容 |
|---|---|
| 月見ピクニック | 公園でお月見弁当を広げる |
| 月見料理 | 月見うどん、月見バーガー(卵が月を表す) |
| 天体観測 | 双眼鏡や望遠鏡でクレーターを観察 |
| 月の写真撮影 | スマホでも望遠レンズで月が撮れる |
| 月見酒 | 日本酒の杯に月を映して一献 |
| 読書 | 月をテーマにした文学作品を |
月見は単なる風流だけでなく、開運にもつながるとされています。
満月の夜は、月のエネルギーが最大になるとされています。中秋の名月にこんな開運アクションはいかがでしょうか。
| アクション | 方法 | 期待される効果 |
|---|---|---|
| 月光浴 | 月の光を5〜10分浴びる | 浄化、リラックス |
| 財布を月に向ける | 満月に財布をかざす | 金運アップ |
| 感謝ノート | 半年の感謝を書き出す | 運気の好循環 |
| パワーストーン浄化 | 月光にあてる | エネルギーチャージ |
新月が「始まり・種まき」の月なら、満月は「達成・感謝」の月。十五夜には、叶った願い事への感謝と、これからの豊穣を祈りましょう。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 十五夜 | 2026年10月3日(土) |
| 十三夜 | 2026年10月31日(土) |
| お供え | 月見だんご15個、すすき、里芋 |
| 楽しみ方 | 伝統的な月見+現代アレンジ |
| 開運 | 満月のパワーで感謝と浄化 |
2026年の十五夜は土曜日。家族や大切な人と一緒に、秋の名月を眺める贅沢な時間を過ごしましょう。日々の運勢は福カレンダーでチェック。月間カレンダーで10月の暦もご確認ください。