
Ren Nowaki
干支と暦の研究家
「暦は千年の観察記録。先人が空を見上げ続けた時間の結晶です。」
福カレンダー編集部で干支・節気・自然と暦に関する記事を担当。「暦とは、人類が自然を理解しようとした最初の科学である」という信念のもと、歴史と科学を横断する記事を書く。
東洋史の研究者として大学に籍を置いた後、サイエンスライターに転身。中国暦法の伝来から和暦の独自進化まで、暦の変遷を追い続けている。
書斎には各国の暦が壁一面に貼られており、来客を驚かせるのが密かな楽しみ。

大暑2026 ─ 7月23日(木)先負×大明日×上弦、夏土用の中盤と26日土用の丑へ続く猛暑の節気
2026年の大暑は7月23日(木)4時13分。先負・大明日・上弦・戊戌が重なり、夏土用18日間(7/20-8/6)のちょうど中盤に位置する節気です。『暦便覧』が記した「暑気いたりつまりたる」の原意と、26日土用の丑・31日丙午日同柱まで続く2026年盛夏12日間の暦配置を、研究家・野分蓮が読み解きます。

子の日(ねのひ)の意味と縁起|平安「子の日の遊び」と万葉集が伝える初春の祝祭、2026年31日カレンダー
十二支の最初に並ぶ「子の日」は、平安貴族が小松を引き若菜を摘んだ千歳の祝祭日。大伴家持が万葉集に残した玉箒の歌から、福カレンダー編集部が2026年31日の暦を読み解く。

月夜の鵜飼と暦 2026 ─ 長良川1300年の闇夜漁、満月の5夜だけ休む鵜匠と月齢の読み方
5月11日に開幕した2026年の長良川鵜飼。1300年続く闇夜の漁は、満月の夜だけ静かに休みます。なぜ月明かりがあると鵜は鮎を追えないのか。宮内庁式部職鵜匠の歴史から、5/31ブルームーン・6/30ストロベリームーンまで、2026年シーズンの『鵜飼休み』5夜を暦で読み解く。

月干支(げつかんし)とは ─ 月の干支の決め方と2026年12ヶ月一覧、年・月・日を貫く三柱の暦
干支には年柱・月柱・日柱の三柱があるが、年と日の中間にある「月干支(月柱)」は意外と知られていない。月柱は暦月の1日ではなく節入り日で切り替わり、年干から五虎遁月法で導かれる。2026年丙午年の12ヶ月分の月干支早見表と決定法則を研究家視点で解説する。

丙午年(1966年)生まれの還暦 2026 ─ 60年に一度の『干支同会還暦』を、火気の年の暦で迎える知恵
1966年に生まれた人が2026年に60歳の還暦を迎えます。1966年も2026年もそろって丙午(ひのえうま)年。六十干支が一巡して同じ年に戻る『干支同会還暦』は、暦の上ではきわめてめずらしい配置です。火の気が重なるこの年の還暦をどう祝い、どう過ごすか。野分蓮が暦学と統計の両面から読み解きます。

六十干支(ろくじっかんし)ガイド ─ 甲子から癸亥まで、十干×十二支で巡る60周期の象意と暦への組み込み方
六十干支(ろくじっかんし)は十干10種と十二支12種を組み合わせた60の周期で、年・月・日・刻のすべてを記す暦の骨格である。殷代の甲骨文から日本暦まで継承された60の象意、還暦・四柱推命への展開、2026年丙午年に6回めぐる甲子の暦データを研究家視点で読み解く。