
Ren Nowaki
干支と暦の研究家
「暦は千年の観察記録。先人が空を見上げ続けた時間の結晶です。」
福カレンダー編集部で干支・節気・自然と暦に関する記事を担当。「暦とは、人類が自然を理解しようとした最初の科学である」という信念のもと、歴史と科学を横断する記事を書く。
東洋史の研究者として大学に籍を置いた後、サイエンスライターに転身。中国暦法の伝来から和暦の独自進化まで、暦の変遷を追い続けている。
書斎には各国の暦が壁一面に貼られており、来客を驚かせるのが密かな楽しみ。

七十二候 蒙霧升降 2026 ─ 8月18日〜22日、立秋末候 朝霧が立ちこめ秋へ向かう5日
立秋末候『蒙霧升降(ふかききりまとう)』は2026年8月18日〜22日。朝夕に深い霧が立ちこめ、秋の気配が濃くなる頃を読み解きます。放射冷却と気温差が生む霧の仕組み、霧に包まれた日本の風景の美、月が満ちて処暑(8月23日)へと向かう暦配置にも触れ、立秋の三候を締めくくります。

土用の丑の日2026 ─ 暦学厳密派は「7月26日のみ」、慣例派は「二の丑あり」の解釈分かれる年
2026年の土用の丑の日は、立秋当日(8月7日20時43分 JST、NAOJ公式値)の扱いで解釈が分かれる希少な年。暦学厳密派では7月26日(日・辛丑)のみ、市販カレンダーや業界慣例派では7月26日と8月7日の二の丑あり。両説を整理して紹介します。

秋の土用2026 ─ 10月20日〜11月6日、土いじりの禁忌と4つの間日・辰の日の食養生
2026年の秋の土用は10月20日(火)から11月6日(金)までの18日間。立冬(11月7日)へ橋渡す季節の変わり目に、土いじりを避ける禁忌と、その例外となる間日4日(10/24・26・28・11/5)、辰の日(10/21・11/2)の食養生を、暦研究家・野分蓮が一次資料から読み解きます。

七十二候 寒蝉鳴 2026 ─ 8月13日〜17日、立秋次候 お盆と新月にひぐらしが鳴く5日
立秋次候『寒蝉鳴(ひぐらしなく)』は2026年8月13日〜17日。夕暮れにカナカナと鳴くひぐらしの声に、夏の終わりの気配が深まる頃を読み解きます。新月と旧暦七月の始まり、月遅れのお盆が重なる暦配置、蝉の声に寂しさを聴いた日本の感性、中国から受け継いだ候の系譜にも触れます。

二十四節気とは?意味と2026年の日付一覧
二十四節気(にじゅうしせっき)は、太陽の黄道上の位置をもとに一年を24等分した暦法です。紀元前の中国で生まれ、日本でも古くから農作業や生活の目安として使われてきました。...

ペルセウス座流星群2026 ─ 8月13日は新月×一粒万倍日×お盆入り、願いを託す暦の夜
2026年のペルセウス座流星群は、極大が新月とほぼ重なる絶好条件。見頃は8月12日深夜〜13日未明。そしてその8月13日は一粒万倍日、旧暦では七月一日の朔(新月)、さらにお盆の迎え盆。流れ星に願いを託すのにこれ以上ない暦の配列を、干支と暦の研究家・野分蓮が読み解きます。