結納品の意味と選び方完全ガイド|九品目・七品目・略式

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結納品の意味と選び方完全ガイド|九品目・七品目・略式
結納品は両家の絆を結ぶ「縁起物」。一つひとつに込められた意味を知れば、形式的な品物ではなく、両家の幸せを願う深い思いが見えてきます。正式九品目から略式まで、選び方のすべてを解説します。
結納品とは
結納品(ゆいのうひん)は、婚約の証として新郎側から新婦側へ贈る縁起物の総称です。「結い物(ゆいもの)」が語源で、両家が「結び納める」ことから結納と呼ばれるようになりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | 両家の縁を正式に結ぶ婚約の儀式で贈る |
| 贈る方向 | 新郎側 → 新婦側(結納返しは新婦側 → 新郎側) |
| 品数 | 正式:9品目 / 略式:7品目または5品目 |
| 相場 | セット5万〜30万円(結納金は別途) |
| 購入場所 | 百貨店・結納品専門店・オンラインショップ |
[!IMPORTANT] 結納品の品数や形式は地域によって大きく異なります。関東式と関西式の違いを把握し、両家の出身地域や慣習を事前に確認することが最も重要です。
正式九品目の一覧
正式な結納品は9品目で構成されます。奇数は割り切れないため「別れない」という縁起を担いでいます。
| 品名 | 読み方 | 意味・由来 | 実際の品物 |
|---|---|---|---|
| 目録 | もくろく | 結納品の内容を記した目録 | 奉書紙に毛筆で記載 |
| 長熨斗 | ながのし | 長寿・不老を象徴するアワビの熨斗 | 干しアワビ(現在は代用品が主流) |
| 御帯料(金包) | おんおびりょう(きんぽう) | 結納金。帯を買うための金銭 | 現金(50万〜100万円) |
| 勝男節 | かつおぶし | 男性の力強さ・たくましさの象徴 | 鰹節(かつお節) |
| 寿留女 | するめ | 噛むほど味が出る=末永い幸せの象徴 | するめいか |
| 子生婦 | こんぶ | 「子が生まれる」=子孫繁栄の願い | 昆布 |
| 友白髪 | ともしらが | 共に白髪になるまで添い遂げる誓い | 麻糸(白い糸束) |
| 末広 | すえひろ | 末広がりの繁栄を願う | 白無地の扇子(一対) |
| 家内喜多留 | やなぎだる | 家庭に喜びが多く留まる | 清酒(現在は酒料として現金も) |
七品目・五品目の略式パターン
正式な九品目が負担に感じる場合は、品数を減らした略式結納が選ばれます。
七品目(二品省略)
| 省略パターン | 残す品目 |
|---|---|
| パターンA | 目録・長熨斗・御帯料・勝男節・寿留女・子生婦・末広 |
| パターンB | 目録・長熨斗・御帯料・勝男節・寿留女・友白髪・末広 |
五品目(四品省略)
| 品目 | 内容 |
|---|---|
| 目録 | 結納品の一覧 |
| 長熨斗 | 長寿の象徴 |
| 御帯料 | 結納金 |
| 末広 | 末広がりの繁栄 |
| 友白髪 | 共白髪の誓い |
[!TIP] 品数に正解はありません。両家で相談して無理のない品数を選びましょう。最近は五品目や三品目(目録・御帯料・末広)のコンパクトな結納も増えています。
関東式と関西式の違い
結納品の形式は関東と関西で大きく異なります。
| 比較項目 | 関東式 | 関西式 |
|---|---|---|
| 結納品の特徴 | 白木台に品物を載せる | 松竹梅の大きな水引飾りが特徴 |
| 飾りの豪華さ | 比較的シンプル | 華やかで大きい |
| 結納金の表書き | 「御帯料」 | 「小袖料」 |
| 結納品の受け渡し | 両家が同時に交換(男女とも同格の品を用意) | 男性側が贈り、女性側は受書を返す |
| 結納返し | 半返し(結納金の半額を返す) | 1割返し(結納金の1割程度を返す) |
| 品数の呼び方 | 9品目 | 9品目(品名は同じだが読み方が異なる場合あり) |
| 主流の品数 | 7品目または5品目 | 9品目(正式を重視する傾向) |
[!IMPORTANT] 新郎が関東出身・新婦が関西出身(またはその逆)の場合は、どちらの形式に合わせるかを早めに両家で相談しましょう。最近は両家の負担が少ない略式に統一するケースが増えています。
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暦川 ひなた暦の案内人
六曜・吉日・暦注下段など、日本の伝統暦を「毎日の暮らしに活かせる知恵」としてやさしく紐解く案内人。難しい暦用語も、身近な例え話で自然と腑に落ちる解説が持ち味。季節の移ろいを感じながら暦を読む楽しさを伝えている。
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