
女の子が生まれて初めて迎える3月3日のひな祭りを「初節句」と呼びます。雛人形の用意、お祝い会の段取り、お祝い金の相場、お返しのマナーまで、初節句を迎えるご家庭に必要な情報をすべてまとめました。
初節句は、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のお祝いです。女の子は3月3日の桃の節句(ひな祭り)、男の子は5月5日の端午の節句が初節句にあたります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 意味 | 赤ちゃんの健やかな成長と幸せを願う伝統行事 |
| 時期 | 生まれて初めての3月3日(桃の節句) |
| 主な行事 | 雛人形を飾り、家族でお祝い膳を囲む |
| 参加者 | 赤ちゃん、父母、双方の祖父母、近しい親族 |
| 歴史 | 平安時代の「上巳(じょうし)の節句」に由来。人形(ひとがた)に厄を移して川に流す風習が起源 |
[!TIP] 生まれたのが2月後半〜3月初旬の場合、生後間もない赤ちゃんとママの体調を考慮して、初節句を翌年に延期するケースも一般的です。無理をせず柔軟に判断しましょう。
初節句は段取りが大切です。余裕を持ったスケジュールで準備しましょう。
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 11月〜12月 | 雛人形の下見・購入 | 品揃えが最も充実する時期。両家で相談を |
| 1月中 | 雛人形の購入完了 | 人気商品は1月で売り切れることも |
| 2月上旬 | 雛人形を飾る | 立春(2月3日頃)以降が目安 |
| 2月中旬 | お祝い会の日程調整・招待 | 3月3日前後の土日が多い |
| 2月下旬 | お祝い膳の手配・予約 | 料亭の場合は早めに予約を |
| 3月3日前後 | お祝い会当日 | 記念写真を忘れずに |
| 3月中旬 | お返し(内祝い)の手配 | お祝いをいただいてから1か月以内 |
雛人形を誰が購入するかは、地域や家庭によって慣習が異なります。
| パターン | 説明 | 割合(目安) |
|---|---|---|
| 母方の実家 | 最も伝統的。 嫁入り道具の一部として母方の祖父母が贈る | 約40% |
| 両家で折半 | 現代では最も多いパターン。両家で話し合って負担を分ける | 約35% |
| 父方の実家 | 地域によっては父方が用意する慣習も | 約10% |
| 父母が自分たちで | 両家に気を遣わず、夫婦で選びたいという考え | 約15% |
[!IMPORTANT] 最も大切なのは、事前に両家で話し合うことです。 「うちが買うつもりだったのに」と行き違いが起きないよう、妊娠中〜出産直後の早い段階で方針を決めておきましょう。金額だけでなく、タイプやサイズの希望も共有しておくとスムーズです。
初節句のお祝い金は、贈る側の立場によって金額が異なります。
| 贈る人 | 金額の相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 祖父母(母方) | 5万〜10万円(雛人形を贈る場合は人形代として) | 雛人形を現物で贈る場合はお祝い金は不要 |
| 祖父母(父方) | 5万〜10万円 | 母方が雛人形を贈る場合、同額程度の現金を贈ることが多い |
| おじ・おば(親族) | 1万〜3万円 | 夫婦連名の場合は上限寄り |
| 兄弟姉妹 | 1万〜3万円 | 独身の場合は1万円程度でも十分 |
| 友人・知人 | 5,000〜1万円 | 品物(ベビー用品等)でも◎ |
| 会社の同僚 | 3,000〜5,000円 | 有志で集めて贈ることも |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 水引 | 紅白蝶結び(花結び) — 何度あっても良いお祝い事 |
| 表書き | 「御祝」「初節句御祝」「祝御初節句」のいずれか |
| 下段 | 贈る人のフルネーム |
| 金額の書き方 | 中袋に漢数字で(例:金壱萬圓) |
本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。
免責事項を読む →福カレンダーでは、暦に関するコンテンツを正確かつ分かりやすくお届けするよう努めています。
編集方針について →参考情報:暦注・民俗資料、公的機関の暦情報を参考に編集部が整理しています。
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 赤ちゃんが慣れた環境で過ごせる。授乳やお昼寝の心配が少ない |
| 準備 | お祝い膳の食材を用意。仕出し弁当やケータリングを活用すると楽 |
| 時間帯 | 11時〜14時頃(昼食を兼ねるのが一般的) |
| 服装 | カジュアル〜セミフォーマル。赤ちゃんは袴ロンパースが人気 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 準備・片付け不要。非日常感のある特別なお祝いに |
| 注意点 | 個室を予約する(授乳・おむつ替えのため)。赤ちゃん用の椅子の有無も確認 |
| 費用目安 | 一人5,000〜10,000円程度の会席コース |
| 予約時期 | 2月中旬までに予約するのが安心 |
[!TIP] 最近はホテルや料亭の「初節句プラン」を利用する家庭も増えています。 雛飾りが設置された個室で写真撮影付き、記念品つきのプランもあり、準備の負担を大幅に減らせます。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 11:00 | 集合・雛人形の前で記念撮影 |
| 11:30 | 乾杯(大人はお酒、子どもはジュース) |
| 11:45 | お祝い膳をいただく |
| 12:30 | 歓談・赤ちゃんとの触れ合い |
| 13:00 | ケーキカット(ひなケーキ等) |
| 13:30 | お開き |
初節句のお祝い膳には、縁起の良い行事食を取り入れます。
| 料理 | 由来・意味 | 願い |
|---|---|---|
| ちらし寿司 | 華やかな見た目が祝いの席にふさわしい | 豊かな人生 |
| はまぐりのお吸い物 | 二枚貝は対になる殻しか合わない | 良縁に恵まれる |
| 菱餅(ひしもち) | 桃色=魔除け、白=清浄、緑=健康 | 厄除けと健やかな成長 |
| ひなあられ | 四季を表す4色(桃・緑・黄・白) | 一年を通じた健康 |
| 桜餅・草餅 | 春の訪れを象徴する和菓子 | 季節の恵み |
| 甘酒(ノンアルコール) | 白酒の代わり。子どもも飲める | 邪気払い |
[!TIP] 赤ちゃんはまだ食べられませんが、お食い初めのように食べさせる真似をして記念撮影するのも素敵です。 離乳食が始まっている月齢なら、ちらし寿司風の離乳食プレートを用意する家庭も増えています。
お祝いをいただいたら、感謝の気持ちを込めてお返しを贈ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 内祝い(「初節句内祝」) |
| 金額の目安 | いただいた金額の3分の1〜半額 |
| 時期 | お祝いをいただいてから2〜3週間以内(遅くとも1か月以内) |
| のし | 紅白蝶結び。表書き「内祝」、下段に赤ちゃんの名前(名のみ) |
| 品物の例 | お菓子・紅白の砂糖・タオル・カタログギフト |
| いただいた金額 | お返しの目安 | おすすめの品 |
|---|---|---|
| 3,000〜5,000円 | 1,000〜2,500円 | 焼き菓子セット、紅白まんじゅう |
| 1万円 | 3,000〜5,000円 | カタログギフト、老舗の和菓子 |
| 3万円 | 1万〜1.5万円 | カタログギフト、ブランドタオルセット |
| 5万〜10万円 | 1.5万〜3万円 | カタログギフト+赤ちゃんの写真入りメッセージカード |
[!IMPORTANT] 祖父母へのお返しは不要とする考え方もあります。 特に雛人形を贈ってくれた祖父母に対しては、お祝い会に招待すること自体がお返しになります。当日撮影した記念写真をフォトブックにして贈ると大変喜ばれます。
初節句は一生に一度の記念日。写真は多めに残しておきましょう。
| 撮影のコツ | 内容 |
|---|---|
| 雛人形と一緒に | 赤ちゃんを雛人形の前に座らせて(寝返り前はクッション使用) |
| 衣装 | 袴ロンパース、被布(ひふ)、着物風ロンパースが定番 |
| 家族写真 | 両家の祖父母を含めた全員集合写真は必須 |
| 自然光 | 窓際の自然光が最もきれいに撮れる |
| タイミング | 赤ちゃんの機嫌が良い午前中がおすすめ |
| プロ撮影 | スタジオ撮影(15,000〜30,000円)や出張カメラマン(20,000〜40,000円)も人気 |
[!TIP] スタジオ撮影は1月〜2月に予約が殺到します。 3月3日当日にこだわらず、2月中に前撮りするのも一つの手。衣装レンタル込みのスタジオなら手ぶらで行けます。
A: 生後1〜2か月の場合、ママの体調回復が最優先です。初節句を翌年に延期するのは全く問題ありません。 特に2月〜3月生まれの女の子の場合、多くのご家庭が翌年を「初節句」としてお祝いしています。両家の祖父母にも事前に伝えておけばスムーズです。
A: お祝い金を持参する場合、別途手土産は必須ではありません。ただし、気持ちとして**ひなあられ、桜の焼き菓子、花束(桃の花が最適)**などを持っていくと喜ばれます。赤ちゃん向けのおもちゃやベビー用品も人気です。
A: 二人目にも何かしらお人形を用意するのが望ましいとされています。同じ規模の雛人形を買い足す必要はなく、市松人形、つるし雛、小さな木目込み人形など、「この子のためのお人形」を一つ用意する形が一般的です。お祝い会は一人目と同程度に行いましょう。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 初節句の時期 | 生まれて初めての3月3日(延期も可) |
| 雛人形の購入 | 両家で事前に話し合い。11月〜1月に購入 |
| お祝い金の相場 | 祖父母5〜10万円、親族1〜3万円、友人5千〜1万円 |
| お祝い膳 | ちらし寿司+はまぐりのお吸い物が定番 |
| お返し | いただいた額の3分の1〜半額。赤ちゃんの名前ののし |
| 最も大切なこと | 赤ちゃんとママの体調を最優先に |
初節句は家族みんなで赤ちゃんの幸せを願う温かい行事です。完璧を目指す必要はありません。家族が笑顔で過ごせるお祝いにしましょう。
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