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旬野 椿の編集者ページへ旬野 椿/ 旬と食の歳時記
秋の節気8月7日〜8月22日頃

立秋の食べ物・旬の食材ガイド

立秋(りっしゅう)

暦の上では秋、初秋の味覚が登場

立秋の旬の食材

立秋は二十四節気のひとつ。暦としての意味や過ごし方は立秋の意味と過ごし方 →をご覧ください。

立秋の旬の食材

梨(梨)

幸水・豊水など早生品種が出回る。みずみずしくシャリシャリとした食感。

おすすめの食べ方:生食、サラダ、コンポート
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いちじく(無花果)

夏から秋にかけてが旬。「不老長寿の果物」とも呼ばれる。

おすすめの食べ方:生食、ジャム、天ぷら
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枝豆(枝豆)

まだまだ旬が続く。特に「だだちゃ豆」は立秋の頃が最高。

おすすめの食べ方:塩茹で、ずんだ餅
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すだち(酢橘)

徳島の特産。秋刀魚や焼き魚に欠かせない。初秋の香りの代表。

おすすめの食べ方:焼き魚の薬味、そうめん、ドリンク
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縁起の良い食べ物・行事食

残暑見舞いの手土産

立秋以降は「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わる。季節の果物を贈る習慣。

暦の秋と真夏の狭間で

立秋は、二十四節気の第13番目にあたる節気です。暦の上ではこの日から「秋」が始まりますが、実際には一年で最も暑い時期の真っただ中。気温35度を超える猛暑日も珍しくなく、「秋」という言葉との乖離に戸惑う方も多いでしょう。

しかし日本人は古来、この「暦と実感のずれ」を楽しむ感性を持っていました。まだ汗ばむ季節に、ふと秋の食材を見つけて季節の先取りを味わう ── それが立秋の食卓の醍醐味です。

初秋の果物かご(梨といちじく)

残暑見舞いと食の贈答文化

立秋を境に、「暑中見舞い」は「残暑見舞い」へと切り替わります。この慣習は単なるマナーではなく、食文化とも深く結びついています。

江戸時代から続く「お中元」の風習では、立秋前後が贈答のピーク。夏の疲れを癒やす果物や涼味のある食品が好まれました。現代でも、この時期に旬を迎える梨やぶどうの詰め合わせは、残暑見舞いの定番です。

「暑さの中に秋の気配を届ける」という心遣いは、日本ならではの季節感覚と言えるでしょう。

梨 ── 「百果の宗」が語る歴史

梨は中国では「百果の宗(ひゃっかのそう)」、すなわち果物の長と称えられてきました。日本でも弥生時代の遺跡から種が出土しており、日本人と梨の付き合いは二千年以上に及びます。

「梨」の字は「利(り)」に通じるため、古くから縁起の良い果物とされてきました。一方で「無し」に通じるという語呂合わせから、お見舞いの場では避けるという風習も。この相反する捉え方自体が、日本の言霊文化の豊かさを表しています。

立秋の頃に出回り始める「幸水」は、みずみずしい甘さとシャリシャリとした食感が特徴。残暑の疲れた体を潤してくれる、まさに季節の恵みです。

だだちゃ豆 ── 庄内平野が育んだブランド

山形県鶴岡市特産の「だだちゃ豆」は、立秋前後のわずか数週間だけ楽しめる夏の宝石です。「だだちゃ」とは庄内弁で「お父さん」の意味。かつて殿様が「この枝豆はどこのだだちゃが作ったのか」と尋ねたという逸話が名前の由来とされています。

一般的な枝豆と比べて小粒で茶色がかった見た目ですが、茹でたときに立ちのぼる独特の香ばしい香りと、噛むほどに広がる濃厚な甘みは別格。この味わいは庄内平野の砂質土壌と、日本海から吹く湿った風、そして地元農家が代々守り継いできた在来種の力によるものです。

地元では「だだちゃ豆が届いたら夏本番」と言われ、ビールのお供としてだけでなく、家族団らんの食卓の主役にもなります。

すだち ── 徳島が誇る香酸柑橘

立秋の頃から出回るすだちは、徳島県の特産品。全国生産量の実に98%が徳島県産です。

すだちの「す」は「酢」、「だち」は「橘(たちばな)」に由来し、酢の代わりに使われる柑橘という意味を持ちます。徳島では冷奴にも味噌汁にも、何にでもすだちを搾る文化が根付いており、「すだちがなければ食事が始まらない」とまで言われます。

特に秋刀魚や松茸との相性は絶品。これからの秋の食卓で、すだちは脇役でありながら主役級の存在感を発揮します。爽やかな香りが、残暑の重い空気を一瞬で秋色に変えてくれるのです。

立秋の食卓がつなぐもの

立秋の食材には「夏の名残」と「秋の走り」が共存しています。いちじくの蜜のような甘さ、冬瓜(とうがん)のさっぱりとした清涼感、そしてすだちの鮮烈な香り。暑さの中に秋を先取りする食卓は、日本人が四季と向き合ってきた知恵の結晶です。

暦は体感より少し先を歩いています。その「少し先」を食で味わうことが、季節を丁寧に暮らすということなのかもしれません。

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旬野 椿

旬野 椿旬と食の歳時記

旬の食材と暦の関わりを、五感に訴える文章で届ける食の歳時記編集者。二十四節気に寄り添った食卓の提案から、旬の素材の選び方・保存法まで、暦を「食べる」楽しさを伝えている。

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