六曜と十二直の違いとは?それぞれの意味と使い分けを徹底解説
六曜と十二直の違い|どちらを重視すべき?歴史と使い分けを解説
「大安」や「仏滅」で知られる六曜と、「建」「満」「平」などの十二直。どちらも日々の吉凶を示す暦注ですが、その歴史や性質は大きく異なります。本記事では、六曜と十二直の違いを詳しく解説し、どのように使い分けるべきかをご紹介します。
六曜と十二直の基本
六曜とは
六曜(ろくよう)は、「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」の6種類の日柄から成る暦注です。現代の日本で最もよく知られる暦注で、カレンダーや手帳にも広く記載されています。
十二直とは
十二直(じゅうにちょく)は、「建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉」の12種類の日柄から成る暦注です。暦の中段に記載されることが多いため「中段」とも呼ばれます。
歴史の違い
十二直の歴史
起源: 古代中国、紀元前 日本への伝来: 飛鳥時代(約1,400年前) 全盛期: 平安時代〜昭和初期 現状: 知る人は少ないが、伝統を重んじる業界では現役
十二直は非常に古い歴史を持ち、北斗七星の動きと十二支を組み合わせて作られました。日本では飛鳥時代に伝来し、明治時代まで暦の中心的な役割を果たしていました。
六曜の歴史
起源: 中国の時刻占い「六壬時課」 日本への伝来: 江戸時代末期(約200年前) 普及: 明治時代〜現代 現状: 現代日本で最もポピュラーな暦注
六曜は十二直と比べてはるかに新しい暦注です。もともとは時刻の占いだったものが、日本で日の吉凶を占う暦注に変化しました。明治時代に他の暦注が禁止された際、六曜は規制を逃れて普及しました。
重視された時期の違い
昭和初期まで: 十二直 > 六曜
昭和中期以降: 六曜 > 十二直
歴史的には、十二直の方がはるかに長く、広く重視されてきました。しかし、昭和時代に入ると六曜の知名度が急上昇し、逆転しました。
構成の違い
六曜の6種類
| 六曜 | 吉凶 | 特徴 |
|---|---|---|
| 先勝 | 午前吉 | 先んずれば勝つ |
| 友引 | 昼凶 | 友を引く |
| 先負 | 午後吉 | 先んずれば負ける |
| 仏滅 | 凶 | 物が滅する |
| 大安 | 大吉 | 大いに安し |
| 赤口 | 凶(昼吉) | 赤舌日 |
十二直の12種類
| 十二直 | 吉凶 | 特徴 |
|---|---|---|
| 建 | 大吉 | 万物を建て生じる |
| 除 | 吉 | 障害を取り除く |
| 満 | 大吉 | 全てが満たされる |
| 平 | 大吉 | 物事が平和に収まる |
| 定 | 吉 | 物事が定まる |
| 執 | 小吉 | 執り行う |
| 破 | 凶 | 物事が破れる |
| 危 | 凶 | 危険を伴う |
| 成 | 吉 | 物事が成就する |
| 納 | 小吉 | 物事を納める |
| 開 | 小吉 | 物事を開く |
| 閉 | 凶 | 物事を閉じる |
十二直は六曜の2倍の種類があり、より細かく日の性質を分類しています。
##日柄の決め方の違い
六曜の決め方
六曜は旧暦に基づいて決定されます。主な方法は以下の2つ:
- 朔日(ついたち)リセット方式: 旧暦の1日ごとに決まった六曜が割り当てられ、そこから順番に巡る
- 計算方式: 旧暦の月と日の合計を6で割った余りで決定
どちらの方法でも、旧暦が基準となります。
十二直の決め方
十二直は二十四節気に基づいて決定されます:
- 各節月(例:寅の月)の最初の対応する十二支の日(例:寅の日)に「建」を割り当てる
- そこから「除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉・建」と順番に巡る
- 節気の日には前日の十二直を繰り返す「おどる」という規則がある
十二直は太陽の運行(二十四節気)に基づくため、より天文学的です。
吉凶判断の違い
六曜の吉凶
シンプルで分かりやすい:
- 大吉: 大安
- 吉: 先勝(午前), 先負(午後)
- 凶: 仏滅, 赤口
十二直の吉凶
より詳細で複雑:
- 大吉: 建, 満, 平
- 吉: 除, 定, 成
- 小吉: 執, 納, 開
- 凶: 破, 危, 閉
十二直の方が細かく分類されているため、より詳細な吉凶判断が可能です。
使い分けの実践
結婚式・入籍
六曜重視派: 大安を選ぶ
十二直重視派: 建・満・平を選ぶ
理想: 大安×建などの重複日
結婚式場の多くは六曜(大安)を基準にしているため、六曜を優先する人が多いです。
開業・起業
六曜重視派: 大安を選ぶ
十二直重視派: 建を選ぶ(最吉)
理想: 大安×建
十二直の「建」は「新しく建てる」意味で開業に最適とされ、伝統を重んじる経営者に好まれます。
引越し・移転
六曜重視派: 大安、または友引
十二直重視派: 建、満、平
理想: 大安×建または大安×満
建築関連(地鎮祭・上棟式)
建築業界の伝統: 十二直の「建」を重視
現代の一般家庭: 六曜の「大安」を重視
プロの選択: 大安×建の重複日
建築業界では今でも十二直を重視する習慣が残っています。
2026年の最強開運日(六曜×十二直)
六曜と十二直が同時に吉日となる、最強の開運日をご紹介します。
| 日付 | 六曜 | 十二直 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1月15日 | 先勝 | 建 | ★★★最強 |
| 2月16日 | 仏滅 | 平 | ★★★最強 |
| 2月20日 | 仏滅 | 納 | ★★ |
| 3月18日 | 赤口 | 満 | ★★★最強 |
| 3月20日 | 先負 | 成 | ★★(春分) |
| 4月30日 | 仏滅 | 納 | ★★ |
| 5月21日 | 友引 | 平 | ★★★最強 |
| 5月29日 | 仏滅 | 建 | ★★★最強 |
| 6月10日 | 仏滅 | 平 | ★★★最強 |
| 7月11日 | 先勝 | 平 | ★★★最強 |
| 9月4日 | 大安 | 平 | ★★★最強 |
| 11月24日 | 先勝 | 平 | ★★★最強 |
| 12月12日 | 友引 | 平 | ★★★最強 |
特に「大安×建」「大安×満」「大安×平」の組み合わせが最強です。
どちらを重視すべきか
現代社会では六曜
現代の日本では、六曜の方が圧倒的に知名度が高く、周囲の理解も得やすいです。特に:
- 結婚式場の予約
- 一般的なカレンダー表記
- 家族や親族への説明
これらの場面では、六曜を基準にする方がスムーズです。
伝統や深い意味を求めるなら十二直
一方で、以下のような場合は十二直を重視する価値があります:
- 建築業界での慣習
- 歴史的な伝統を重んじる
- より詳細な吉凶判断を求める
- 個人的なこだわり
理想は両方を組み合わせる
最も良い方法は、両方を参考にして総合的に判断することです:
- 六曜と十二直の両方が吉日となる日を探す
- どちらか一方が凶日でも、もう一方が大吉日ならバランスを取る
- 最終的には自分の都合や気持ちも大切にする
実践事例
事例1: 両方を重視した結婚式
「親族は大安が良いと言い、私たちは十二直の建が良いと思っていました。両方が重なる日を探したところ、希望の季節にちょうど大安×建の日があり、完璧な日取りで式を挙げられました」(30代女性・Gさん)
事例2: 仏滅でも建なら良し
「式場の都合で仏滅の日しか空いていなかったのですが、十二直では『建』の日でした。建は十二直で最吉日なので、親族には『伝統的な暦では最高の吉日です』と説明し、納得してもらえました」(40代男性・Hさん)
よくある質問
Q1. 六曜と十二直、どちらが正しいのですか?
どちらも長い歴史を持つ暦注であり、「正しい」「間違い」ということはありません。歴史的には十二直の方が古く重視されてきましたが、現代では六曜の方が知名度が高いです。
Q2. 六曜と十二直が矛盾したらどうすればいいですか?
例えば「大安×破」のように六曜は吉、十二直は凶という場合、どちらを重視するかは個人の判断です。一般的には、より重視する方を優先すれば問題ありません。
Q3. 結婚式場は十二直も考慮してくれますか?
多くの式場は六曜を基準にしていますが、リクエストすれば十二直も確認してくれることがあります。事前に相談しましょう。
Q4. 十二直を調べるにはどうすればいいですか?
専門の暦本(神宮暦、高島暦など)、一部の神社で配布される暦、オンラインの専門サイトで確認できます。一般的なカレンダーには記載されていません。
Q5. 両方とも凶日の日はどうすればいいですか?
「仏滅×破」のような日は避けた方が無難です。ただし、過度に恐れる必要はありません。やむを得ない場合は、お祓いをするなど気を付ければ大丈夫です。
Q6. 子供の行事(七五三など)はどちらを基準にすればいいですか?
一般的には六曜を基準にする家庭が多いです。神社によっては十二直も考慮してくれるところもあるので、相談してみましょう。
Q7. ビジネスでは六曜と十二直、どちらが重視されますか?
業界によります。建築業界では十二直が今でも重視されますが、一般的なビジネスでは六曜の方が広く知られています。
Q8. 海外で日取りを選ぶ場合はどうすればいいですか?
六曜も十二直も旧暦や二十四節気に基づくため、日本国外でも同じ日が同じ吉凶となります。ただし、その国の文化や習慣も尊重しましょう。
まとめ
六曜と十二直は、どちらも日々の吉凶を示す伝統的な暦注ですが、その歴史と性質は大きく異なります:
歴史:
- 十二直:約1,400年(飛鳥時代〜)
- 六曜:約200年(江戸時代末期〜)
知名度:
- 現代では六曜が圧倒的に高い
- 昭和初期までは十二直が主流
使い分け:
- 一般的な行事:六曜を基準に
- 建築関連:十二直を重視
- 理想:両方が吉日となる日を選ぶ
どちらを重視するかは個人の自由ですが、最も良いのは両方を参考にして、六曜と十二直が同時に吉日となる「最強開運日」を選ぶことです。2026年には大安×建、大安×満、大安×平などの最強開運日が複数回訪れます。
あなたの人生の大切な節目に、六曜と十二直の知恵を活かして、最高の日を選びましょう。
この記事について
本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。
免責事項を読む →福カレンダーでは、暦に関するコンテンツを正確かつ分かりやすくお届けするよう努めています。
編集方針について →参考情報:暦注・民俗資料、公的機関の暦情報を参考に編集部が整理しています。
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