風の時代2026 ─ 地の時代の終わりと4月26日天王星双子座入り、日本の暦「四緑木星×巽」で読み解く〈風〉の正体

この記事でわかること
2020年12月22日、水瓶座で起きたグレートコンジャンクションから始まった「風の時代」。2026年4月26日9時50分、84年ぶりに天王星が双子座へ本格入室し、風の時代はいよいよ本気を出します。西洋占星術の200年サイクルを、日本の九星気学「四緑木星」と易の「巽」で重ね読みし、立夏までの2週間で整える風の時代の足場を星空の語り部が案内します。
目次
風の時代2026 ─ 地の時代の終わりと4月26日天王星双子座入り、日本の暦「四緑木星×巽」で読み解く〈風〉の正体
2026年4月25日の夜、空を見上げると上弦の月が南西の空高くに浮かんでいます。あと半日も経たない翌朝9時50分、そこに天王星がふたたび双子座の領域へと滑り込んでいきます。1941年以来、84年ぶりの出来事です。 そしてこの動きは、ただの一日の話ではありません。2020年12月22日、水瓶座で木星と土星が重なった瞬間から静かに始まっていた「風の時代」という約200年サイクルが、いよいよ本気の顔を見せ始める──そういう合図なのです。 福カレンダー編集部の星見そらが、西洋占星術の大きな潮流を、日本の暦「四緑木星」「巽」の物語と編み合わせながら、立夏までの2週間分の地図としてお届けします。
2020年12月22日、水瓶座に扉が開いた ─ 風の時代はすでに始まっていた
「風の時代」という言葉が一斉にSNSを駆け抜けたのは、2020年の暮れでした。12月22日、木星と土星が水瓶座でほぼ重なり合う「グレートコンジャンクション」が起きたのです。
グレートコンジャンクションそのものは、およそ20年に一度訪れる木星と土星の会合で、珍しい現象というわけではありません。特別だったのは、その「場所」でした。
- 1802年ごろから2020年までの約200年間、グレートコンジャンクションは**地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)**で繰り返し起きていました。世の中が「物を持つこと」「土地を所有すること」「組織に属すること」を強く重んじた時代です。
- 2020年12月22日、その会合がついに風の星座=水瓶座に移り、ここから200年は風の3星座(双子座・天秤座・水瓶座)で起き続けると読まれました。
この転換を、占星術では「地の時代から風の時代へ」と呼びます。重いものから軽いものへ。所有から共有へ。上下の権威から横のネットワークへ。価値観の重心が根こそぎ入れ替わる、およそ200年に一度の節目です。
ただし、この5年あまりを振り返ってみて「まだ地の時代の残り香が強い」と感じた方も多いはずです。土星は2023年まで水瓶座に残り、2020年から始まった潮流は「静かに準備期間を過ごしてきた」と考えるのが自然です。風の時代は2020年12月22日にスタートのホイッスルこそ鳴りましたが、全速力で走り出すのは、実はこれから。その号砲が、2026年4月26日なのです。
2026年4月26日9時50分、風が本気を出す ─ 天王星双子座入り
天王星は、黄道十二宮を約84年かけて一周する惑星です。一つの星座に滞在する期間はおよそ7年。双子座に居座るのは1941年以来、実に84年ぶりの出来事となります。
天王星のキーワードは**「革命」「突然」「予測不能」「解放」。一方の双子座は「情報」「言葉」「好奇心」「ネットワーク」**を司る風のサインです。この二つが組み合わさった2026年から2033年の約7年間は、情報と言葉と繋がり方が根本から塗り替えられる時代──そう星の配置が語っています。
厳密にいうと、天王星はすでに2025年7月7日に一度双子座へ入り、同年11月8日に逆行して牡牛座へ戻っていました。2026年4月26日9時50分、天王星はふたたび双子座の領域に足を踏み入れ、今度は2033年春までほぼ腰を据えることになります。「扉の開閉」を経て、本格的な滞在が始まるのがこの日です。
4月26日はどんな暦の一日でしょうか。福カレンダーの暦データで確かめてみましょう。
| 項目 | 2026-04-26(日) |
|---|---|
| 六曜 | 赤口 |
| 月相 | 上弦 |
| 日干支 | 庚午 |
| 暦注下段 | 三隣亡 |
| 九星年盤 | 二黒土星中宮(丙午年) |
赤口は「正午のみ吉、朝晩凶」、三隣亡は建築を慎む日として伝えられてきました。いわゆる「派手に何かを始める日」ではありません。ところが月相は上弦、新月から満月へ向かう上昇の転換点です。そして日干支は庚午──金と火の組み合わせで、緊張感と推進力が同居する干支。
凶と吉、静けさと加速が折り重なったこの不思議な配置は、天王星の性格そのものです。**古いものを静かに畳んで、新しい風を通す。派手な儀式ではなく、「気づきを書き留める日」**として過ごす──それが、84年ぶりの星の移動に寄り添う姿勢だと、福カレンダー編集部は考えています。
日本の暦で読む「風」 ─ 四緑木星と巽の物語
ここからは、福カレンダーならではの読み替えに入りましょう。
西洋占星術が「風の時代」と呼ぶ潮流を、日本の暦ではどう表すか。鍵は九星気学の四緑木星と易の巽卦にあります。
九星気学では、九つの星を五行(木・火・土・金・水)に割り当てます。「木」の性質を持つのは三碧木星と四緑木星の二つ。そのうち四緑木星は、東南の方位を司り、晩春から初夏(4月〜5月)、そして**「風」そのものを象徴する星**とされています。
- 三碧木星:東の方位、春の雷、芽吹きの勢い(易では「震」)
- 四緑木星:東南の方位、晩春〜初夏の風、成長した樹木(易では「巽」)
四緑木星の本来のはたらきは、古来「縁」と表現されてきました。風は一箇所にとどまらず、往ったり来たりを続ける。だからこそ、人と人、土地と土地、言葉と言葉を繋いでいく力として読まれます。結婚、往来、信用、運搬、コミュニケーション、整った呼吸──四緑の象意はそのまま、風の時代の主題と重なります。
つまりこう言い換えられます。
- 風の時代(西洋占星術)= 情報・知性・対話・ネットワーク・個人の時代
- 四緑木星/巽(日本の暦)= 縁・往来・風・呼吸・繋がる力
呼び名も道具立ても違いますが、指し示している風景はほとんど同じです。だからこそ2026年4月26日の天王星双子座入りは、日本の暦から見ても「四緑の本領発揮の時代が始まる」合図として読めるのです。
ついでに添えておくと、2026年の年盤は二黒土星中宮・丙午。地の星(二黒)が真ん中に座りつつ、午(馬)が勢いよく走る年です。地が安定を支え、その上を風が駆け抜けていく──そんな「地の土台の上で風が吹く一年」として読むと、この春の感覚にしっくり来るのではないでしょうか。
立夏までの2週間で整える、風の時代の足場
天王星双子座入りという大きな星の動きの前後には、暦側にも節目が連なっています。福カレンダー編集部では、今週から立夏までのおよそ2週間を「風の時代の足場を整える期間」として提案したいと思います。
| 日付 | 曜日 | 暦のポイント | 風の時代的な過ごし方 |
|---|---|---|---|
| 2026-04-25 | 土 | 己巳の日×大安×大明日、上弦、春土用の間日 | 今日。弁財天に関わる金運日。「残すもの」「手放すもの」を静かに紙に書く |
| 2026-04-26 | 日 | 赤口・上弦・庚午・三隣亡、天王星双子座入り9:50 | 午前のうちは情報を浴びすぎず、午後に読書・手紙・散歩。派手な契約は避ける |
| 2026-04-29 | 水 | 先負・十三夜・昭和の日 | 旧い時代への敬意を払う日。家族と語り、受け継ぐ言葉を確かめる |
| 2026-05-02 | 土 | 赤口・満月(フラワームーン)・一粒万倍日・八十八夜 | 手放しの満月。風の時代にふさわしい「捨てる・書き直す・解放する」儀式 |
| 2026-05-05 | 火・祝 | 先負・立夏・一粒万倍日・こどもの日 | 立夏は季節の新芽。午年の子ども、午年の自分、どちらも祝う日 |
この2週間のテーマを一言でまとめるなら、「畳んでから、芽吹かせる」です。4月25日〜26日に古い重心を整理し、5月2日の満月で余計なものを手放し、5月5日の立夏で新しい芽を風に乗せる。
派手に何かを始める必要はありません。天王星の合図は、むしろノートに書き留めること、SNSでひと言だけ発信すること、誰かに短い手紙を送ることといった、小さく軽い行為の側に宿ります。風は、大きな帆より、小さな風見鶏の方をよく動かすのです。
最後に、読者のみなさんへ星見そらからの問いかけをひとつ置いて、この記事を閉じます。
あなたが、この7年間を風に運ばれていくために、いま手放したい「重い荷物」は何ですか?
その答えを、4月26日の朝までに1行だけ書き留めてみてください。天王星が双子座へ移る9時50分、日本のどこにいても、空のどこかで羽根が一枚、静かに巻き上がっているはずです。
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参考文献・出典
- 十二星座 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
- 暦象年表— 国立天文台 暦計算室(参照: 2026-05-16)
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