2026年4月25日は稀な金運デー|己巳の日×大安×大明日×春土用の間日を読み解く

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2026年4月25日は稀な金運デー|己巳の日×大安×大明日×春土用の間日を読み解く
4月のカレンダーをめくると、25日の土曜日に目が留まる方がいるかもしれません。暦の世界では、この一日だけで「四つの良いもの」が重なります。ゴールデンウィークの直前、春土用のただなかに現れるこの日のことを、福カレンダー編集部の暦川 ひなたが、縁側でお茶をすするように、ゆっくり紐解いていきますね。
2026年4月25日の暦を、一枚の地図として広げる
はじめに、この日の暦をひとつのテーブルで眺めてみましょう。
| 項目 | 2026年4月25日(土) |
|---|---|
| 六曜 | 大安 |
| 暦注下段 | 大明日 |
| 十干十二支 | 己巳(つちのとみ) |
| 月齢・月相 | 上弦(月齢7.6) |
| 季節区分 | 春土用の期間(4/17〜5/4)/この日は「間日」 |
| 次の節気 | 立夏 5月5日 20時49分(国立天文台) |
同じマスに、金運系の最上吉(己巳の日)、六曜の最上吉(大安)、暦注下段の吉(大明日)、そして春土用の禁忌を解く「間日」までが並んでいます。春土用中に金運の最強日が重なる年は多くありません。2026年の4月25日は、その意味で少し特別な土曜日なのです。
己巳の日とは ─ 60日に一度の金運最強日
十干十二支は60日で一巡する暦のサイクルで、「己(つちのと)」と「巳(み)」が組み合わさる日が己巳の日です。巳は弁財天の使いとされる蛇の日。巳の日のなかでも、特に「己」が重なる己巳の日は年にわずか6回ほどしか巡ってきません。
巳の日が金運に結びつくのは、弁財天信仰と深く関係しています。弁財天は琵琶を抱えた水の女神で、財・芸・智をつかさどる仏さま。その使いが蛇であることから、「巳の日=弁財天の日」として、財布の新調や金運アクションの日に選ばれてきました。詳しい参拝作法は巳の日・己巳の日の弁財天参拝|銭洗いの正しい作法でもご紹介していますので、のぞいてみてくださいね。
2026年の4月25日は、その貴重な己巳の日です。干支を追いかけると、次の己巳の日が巡ってくるのは夏の60日後。春のうちに一度だけ訪れる己巳の日ということになります。この日の位置づけは、【2026年】己巳の日×弁財天の金運パワーを年間6回で読み解くでも詳しく扱っています。
大安と大明日の二重奏 ─ 六曜と暦注下段の合わせ技
六曜の「大安」は、よく聞く言葉ですね。「大いに安し」と書き、何事にも吉とされる六曜のなかでもっとも汎用性の高い日です。結婚式や入籍の日取りに選ばれるのも、この広やかな吉の気配が理由でしょう。
一方の「大明日(だいみょうにち)」は、耳にしたことがない方も多いかもしれません。大明日は暦注下段と呼ばれる欄に記される吉日で、「太陽がすみずみまで照らす日」という意味を持ちます。旅立ち、引っ越し、建築など「新しい場所に進んでいくこと」に吉とされてきた日です。
六曜と暦注下段は、もともと出典の異なる暦の体系です。六曜は室町時代以降に庶民に広がった時刻占いに由来し、暦注下段は江戸時代以前から官暦に記された古い層。その二つがそろって「吉」を示すというのは、異なる時代の知恵が同じ方向を向いている、ということでもあるのですね。
大安と大明日が重なる日は珍しくはありませんが、そこに「己巳の日」という干支の最上吉が加わると、話は変わってきます。六曜(時刻占い)、暦注下段(古暦)、干支(天文学的サイクル)という三層の異なる体系が、偶然ひとつの土曜日を指差しているのです。
春土用の「間日」を知っていますか ─ 土いじりが許される例外日
2026年4月25日は、暦の上では「春土用」のまっただ中にあります。春土用は立夏の前18日間、2026年では4月17日(金)から5月4日(月)まで続く期間で、「土を動かしてはいけない」という禁忌で知られます。春土用の全体像は春の土用2026|4月17日〜5月4日の過ごし方と暦の禁忌にまとめてありますので、基礎からたどりたい方はそちらをどうぞ。
ただ、18日間ずっと土を動かせないのでは、農作業も引っ越しも立ちゆきません。そこで用意されたのが「間日(まび)」という逃げ道です。春土用の間日は巳・午・酉の日とされ、2026年は次の4日があたります。
- 4月17日(金)…辛酉
- 4月25日(土)…己巳
- 4月26日(日)…庚午
- 4月29日(水)…癸酉(昭和の日)
4月25日はまさに巳の日ですから、春土用中でありながら「土の気」が少しゆるむ日ということになります。庭の手入れ、鉢の植え替え、ささやかな土木仕事など、どうしても動かしたい用事がある方には、この土曜日はありがたい例外日なのです。
4月25日にしたいこと・控えたいこと
ここまでの暦の組み合わせを踏まえて、この土曜日の過ごし方を整理してみましょう。専門家の顔でリストにするより、ご近所の暦好きが話すようなスタンスで、いくつか提案させてください。
金運にまつわる行動が向きます。 財布を新調する、口座を開く、積立設定を見直す、長年後回しにしていた家計簿アプリを入れ直す──こうした「お金を迎える準備」は、己巳の日と大安の組み合わせがやさしく後押ししてくれる領域です。ちょうどゴールデンウィーク前の土曜日なので、GWのお財布活用につなげやすい日取りでもありますね。
GW中の金運アクションを広く見渡したい方は、GW×お財布新調ガイド2026|天赦日と寅の日を活かす財布術にGW最強開運日までのコツをまとめています。
新しい場所に進む行動も向きます。 大明日の「太陽がすみずみまで照らす」という語感のとおり、旅行の予約、引っ越しの下見、転職活動の一歩めなど、まだ見ぬ場所に視線を移す行動に追い風が吹く日です。というタイミングも、「満ちていく途中」の象徴として重なり、小さく始めた種が育っていく暦のイメージと相性がいいでしょう。
2026年の暦カレンダー

暦川 ひなた暦の案内人
六曜・吉日・暦注下段など、日本の伝統暦を「毎日の暮らしに活かせる知恵」としてやさしく紐解く案内人。難しい暦用語も、身近な例え話で自然と腑に落ちる解説が持ち味。季節の移ろいを感じながら暦を読む楽しさを伝えている。
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本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。
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