2026年5月19日(火) 巳の日×大明日×癸巳 ─ 月内3度の巳の日に並ぶ「水の蛇」、赤口の午の刻に開く弁財天詣で

目次
2026年5月19日(火) 巳の日×大明日×癸巳 ─ 月内3度の巳の日に並ぶ「水の蛇」、赤口の午の刻に開く弁財天詣で
立夏を過ぎて10日あまり、新緑が目に染みる頃合いの2026年5月19日(火曜日)。福カレンダーの暦マスターデータでこの日を一段ずつめくっていくと、六曜は赤口、暦注下段に巳の日と大明日、日干支は60日に一度の癸巳(みずのとみ)── 凶と吉が同居しながら、それでも一本の物語のように繋がっている、ちょっと不思議な一日が見えてきます。
しかも今回の癸巳は、ただの60日サイクルの巡り合わせではないのです。福カレンダーの干支データをよく見ると、2026年5月の月干支も癸巳。つまり「月の柱」と「日の柱」がぴったり重なる、月内に1日しか巡ってこない貴重な配置なのですね。
5月7日(辛巳)、5月31日(乙巳)と並ぶ月内3度の巳の日のちょうど真ん中にあたるこの日を、暦の案内人・暦川ひなたと一緒にゆっくり紐解いていきましょうか。赤口の警戒、巳の日の慈しみ、癸巳という「水の蛇」── これらが午の刻にだけ静かに和解する瞬間を、暦データに沿って読み解いていきますね。
2026年5月19日(火)の暦データ ─ 「日柱と月柱が重なる」癸巳の日
まずは福カレンダーの暦マスターデータ(NAOJ=国立天文台 公式値で検証済み)が示す、5月19日の正確な姿を一覧にしてみました。
| 項目 | 値 | 出典系統・補足 |
|---|---|---|
| 日付 | 2026年5月19日(火) | 立夏期間(5/5〜5/20) |
| 六曜 | 赤口(しゃっこう) | 中国由来・六壬時課系 |
| 暦注下段 | 巳の日・大明日 | 干支系・大明暦系 |
| 月相 | 繊月(せんげつ) | 5/17新月の翌々日、若月 |
| 日干支 | 癸巳(みずのとみ) | 60日に一度の30番目 |
| 月干支 | 癸巳 | 日干支と同柱(月内に1日のみ) |
| 年干支 | 丙午(ひのえうま) |
癸巳という「水の蛇」── 月内3度の巳の日を五行で読む
ここからが今日の本題、と言いたいところでしょうか。5月19日の日干支が癸巳である という事実を、五行の物差しで読み直してみましょう。
癸(みずのと)は十干の10番目で、五行では陰の水。一滴、また一滴と集まることで動きが生まれる雨や露を象徴する文字です(四柱推命「癸(みずのと)の意味」 より)。一方の巳(み)は十二支の6番目で、五行では陰の火。蛇のしなやかさと、火のような直感の鋭さを併せ持つ符号として読まれてきました(Wikipedia「巳」)。
癸(みずのと)は「水の弟(と)」、陰陽では陰とされる。雨や露のように、ひとしずくが集まって流れを作るイメージ。 ──四柱推命「癸の意味」 より要約
癸(陰の水)と巳(陰の火)の関係は、五行では水剋火(水が火を消す)という相剋の組み合わせです。一見すると相性がよくない配置に見えますが、暦の伝統ではむしろ**「水が火を抱きとめて、蒸気として再生させる」**といった、変容のエネルギーを示す柱として読まれてきました(Wikipedia「癸巳」)。
5月の3度の巳の日は、五行の三つの色
ここで福カレンダー編集部の見立てとして、5月の3度の巳の日が、五行の異なる「三つの蛇」を順に見せてくれている点に注目してみたいんですね。
| 日付 | 日干支 | 五行 | 通称 | 福カレンダーの読み |
|---|---|---|---|---|
| 5月7日(木) | 辛巳(かのとみ) | 金×火 | 金の蛇 | 火が金を磨く ── 道具を整え、財布を新調する日 |
| 5月19日(火) | 癸巳(みずのとみ) | 水×火 | 水の蛇 | 水が火を抱く ── 流れを整え、財運の通り道を清める日 |
| 5月31日(日) | 乙巳(きのとみ) | 木×火 | 木の蛇 | 木が火を養う ── 育ててきたものに花を咲かせる日 |
5月7日の辛巳の三重吉日で「お金の容器」を整え、5月31日の乙巳とブルームーンで「育ててきたものを満月の光で確かめる」── そのちょうど真ん中にある癸巳の19日は、両者をつなぐ「水の通り道」を整える日として読むのが、五行の物語に沿っているのですね。月内に3度しか並ばない巳の日を、別々の点ではなく一連の物語として読むと、暦は急に立体的に見えてきます。
2026年の暦カレンダー

暦川 ひなた暦の案内人
- 六曜
- 吉日
- 暦注下段
六曜・吉日・暦注下段など、日本の伝統暦を「毎日の暮らしに活かせる知恵」としてやさしく紐解く案内人。難しい暦用語も、身近な例え話で自然と腑に落ちる解説が持ち味。季節の移ろいを感じながら暦を読む楽しさを伝えている。
この編集者の記事を見る →この記事について
本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。
免責事項を読む →福カレンダーでは、暦に関するコンテンツを正確かつ分かりやすくお届けするよう努めています。
編集方針について →参考情報:暦注・民俗資料、公的機関の暦情報を参考に編集部が整理しています。
「吉日」の他の記事
あわせて読みたい
他のカテゴリの知識も学んでみませんか?











