穀雨(こくう)はいつ?2026年の日付と農作物への恵みの雨

目次
穀雨(こくう)は穀物を育てる恵みの雨が降る時期。春の終わりを告げ、八十八夜・新茶のシーズンへと続きます。2026年の日付と過ごし方を解説します。
穀雨とは?
穀雨(こくう)は二十四節気の第6番目で、「穀物を潤す雨」という意味があります。この時期に降る雨は田畑を潤し、種まき後の穀物の成長を助けることから名付けられました。
春の最後の節気であり、次の「立夏」からはいよいよ夏が始まります。
2026年の穀雨はいつ?
| 項目 | 日付・時刻 |
|---|---|
| 2026年の穀雨 | 4月20日(月) |
| 穀雨の期間 | 4月20日〜5月4日頃 |
| 次の節気 | 立夏(りっか)5月5日 |
[!NOTE] 穀雨は毎年4月19日〜20日頃に訪れます。太陽黄経が30度に達した瞬間が穀雨の始まりです。
穀雨の由来と意味
漢字の意味
「穀雨」は「穀物を育てる雨」を意味します。
- 穀 … 稲・麦などの穀物
- 雨 … 恵みの雨
この時期の雨は「百穀を潤す」とされ、農作物の生育に欠かせない恵みの雨として大切にされてきました。
七十二候(穀雨の時期)
穀雨の約15日間は、さらに3つの候に分かれます:
| 候 | 時期 | 意味 |
|---|---|---|
| 初候 | 4/20〜24頃 | 葭始生(あしはじめてしょうず)- 葦が芽吹き始める |
| 次候 | 4/25〜29頃 | 霜止出苗(しもやみてなえいずる)- 霜が止み稲の苗が育つ |
| 末候 | 4/30〜5/4頃 | 牡丹華(ぼたんはなさく)- 牡丹の花が咲く |
穀雨と八十八夜
八十八夜とは?
穀雨の時期に訪れる雑節(ざっせつ)として有名なのが「八十八夜」です。
立春から数えて88日目にあたり、2026年は**5月2日(土)**が八十八夜となります。
八十八夜の新茶
「夏も近づく八十八夜〜♪」の歌でも知られるように、八十八夜は新茶の季節です。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 一番茶 | 最も品質が高く、甘みと旨味が豊富 |
| 縁起物 | 「八十八」を合わせると「米」になり縁起が良い |
| 不老長寿 | 八十八夜に摘んだお茶は健康に良いとされる |
[!TIP] 新茶は「走り」「盛り」「名残」の3期に分かれます。八十八夜前後の「走り新茶」は特に香りが良く人気です。
穀雨の時期の行事・風習
1. 田植えの準備
穀雨は本格的な農作業シーズンの幕開けです。
- 苗代作り … 稲の苗を育てる準備
- 田起こし … 田んぼの土を耕す
- 水路の点検 … 田んぼに水を引く準備
2. 牡丹の花見
穀雨の末候は「牡丹華(ぼたんはなさく)」。牡丹が見頃を迎えます。

野分 蓮干支と暦の研究家
十干十二支・二十四節気・自然と暦の関わりを、歴史と科学の両面から掘り下げる研究家肌の編集者。古文書の記述と現代の気象データを突き合わせるような、知的好奇心を刺激する考察記事を得意とする。
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