立夏(りっか)はいつ?2026年の日付と夏の始まり

この記事でわかること
立夏(りっか)は二十四節気の第7番目で、「夏が立つ」という意味があります。暦の上ではこの日から夏になります。...
目次
立夏(りっか)はいつ?2026年の日付と夏の始まり
5 月 5 日の風がまだ涼しいのに、なぜ古人はこの日を「夏の立つ日」と呼んだのか。立夏は太陽黄経 45° という天文座標を持ち、紀元前の中国華北の気候が基準です。2026年の日付を読み解きます。
立夏とは?
立夏(りっか)は二十四節気の第7番目で、「夏が立つ」という意味があります。暦の上ではこの日から夏になります。『暦便覧』(天明7年・1787年)には「夏の立つがゆえなり」と簡潔に記され、四立の一角として季節の幕開けを宣言する節気と位置付けられてきました。
新緑が美しく、爽やかな風が吹く過ごしやすい季節。ゴールデンウィーク後半に訪れることが多く、端午の節句(5月5日)と重なることもあります。
2026年の立夏はいつ?
| 項目 | 日付・時刻 |
|---|---|
| 2026年の立夏 | 5月5日(火・祝) |
| 立夏の期間 | 5月5日〜5月20日頃 |
| 次の節気 | 小満(しょうまん)5月21日 |
[!NOTE] 2026年の立夏は端午の節句(こどもの日)と同日です!暦の上での夏の始まりと、子どもの健やかな成長を願う日が重なる特別な年です。
立夏の由来と意味
漢字の意味
「立夏」は「夏が立つ(始まる)」を意味します。
- 立 … 始まる、起こる
- 夏 … 夏の季節
四立(しりゅう)と呼ばれる「立春・立夏・立秋・立冬」の一つで、季節の変わり目を表す重要な節気です。注目したいのは、二十四節気の生まれた中国華北は大陸性気候で気温上昇が急峻なため、5 月初旬に既に体感的な夏が始まる点。海洋性気候の日本でズレが生じる背景に地理的な気候差があるとする説が有力です。
七十二候(立夏の時期)
立夏の約15日間は、さらに3つの候に分かれます:
| 候 | 時期 | 意味 |
|---|---|---|
| 初候 | 5/5〜9頃 | 蛙始鳴(かわずはじめてなく)- 蛙が鳴き始める |
| 次候 | 5/10〜14頃 | 蚯蚓出(みみずいずる)- ミミズが地上に出てくる |
| 末候 | 5/15〜20頃 | 竹笋生(たけのこしょうず)- たけのこが生えてくる |
立夏の気候の特徴
新緑と爽やかな風
立夏の頃は新緑が美しく、爽やかな風が吹く過ごしやすい季節です。
| 気候の特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 気温 | 20度前後、過ごしやすい |
| 湿度 | 低め、涼しく感じる |
| 日差し | 強くなり始める、紫外線対策を |
| 新緑 | 木々が青々と茂る |
2026年〜2030年の立夏日
| 年 | 立夏の日 | 曜日 |
|---|---|---|
| 2026年 | 5月5日 | 火曜日 |
| 2027年 | 5月5日 | 水曜日 |
| 2028年 | 5月5日 | 金曜日 |
| 2029年 | 5月5日 | 土曜日 |
| 2030年 | 5月5日 | 日曜日 |
立夏と端午の節句
端午の節句(こどもの日)
2026年は立夏と端午の節句が同日(5月5日)です。
| 行事 | 意味・内容 |
|---|---|
| 鯉のぼり | 子どもの立身出世を願う |
| 五月人形 | 男の子の健やかな成長を願う |
| 菖蒲湯 | 邪気を払い無病息災を願う |
| 柏餅・ちまき | 縁起の良い食べ物 |
菖蒲湯の入り方
端午の節句に欠かせない菖蒲湯。正しい入り方を知っておきましょう。
- 菖蒲を購入 … スーパーや花屋で購入
- 束ねる … 10本程度を紐で束ねる
- 湯船に入れる … 熱めのお湯に浮かべて香りを立てる
- ゆっくり浸かる … 菖蒲の香りでリラックス
[!TIP] 菖蒲を頭に巻くと「頭が良くなる」、お腹に巻くと「健康になる」という言い伝えがあります。
八十八夜との関係
立夏と八十八夜
立夏の直前には八十八夜があります。2026年は5月2日が八十八夜です。
| 八十八夜について |
|---|
| 立春から数えて88日目 |
| 「夏も近づく八十八夜〜」の歌で有名 |
| 新茶の摘み取り時期の目安 |
| 遅霜の心配がなくなる日 |
端午の節句の歴史
端午の節句は中国から伝わった行事で、日本では奈良時代から行われてきました。『続日本紀』養老 5 年(721 年)に「五月五日節」の語が見え、宮中で薬玉を懸ける儀礼があったとされます。武家社会で男児の節句となったのは鎌倉以降と考えられています。
| 時代 | 端午の節句 |
|---|---|
| 奈良時代 | 宮中行事として始まる |
| 平安時代 | 菖蒲を使った行事に |
| 鎌倉時代 | 武家社会で男児の成長を祝う |
| 現代 | こどもの日として祝日に |
立夏の時期の行事・風習
1. 衣替えの準備
立夏は夏服への切り替えを意識する時期です。
- 学校の衣替え … 6月1日に向けた準備
- クールビズ開始 … 多くの企業で5月から
- 冬物の収納 … 虫干し・防虫対策
2. 新茶の最盛期
穀雨に続き、立夏も新茶のシーズンです。
- 一番茶の収穫ピーク
- 香り高い新茶を楽しむ
- お茶摘み体験ができる地域も
3. 母の日
5月の第2日曜日は母の日。2026年は5月10日です。
- カーネーションを贈る
- 感謝の気持ちを伝える
- 家族で食事を楽しむ
運気アップの過ごし方
活動的に過ごす
立夏は「陽の気」が高まる時期。積極的に体を動かすと運気がアップします。
- 早起きして朝日を浴びる
- 軽い運動・ウォーキング
- 新緑の中でピクニック
緑に触れる
新緑が美しい立夏は、自然の中で過ごすのがおすすめ。
- 森林浴・ハイキング
- ガーデニングを始める
- 観葉植物を部屋に置く
夏に向けた目標設定
夏の始まりに、夏の間に達成したい目標を立てましょう。
- 夏休みの計画
- ダイエット・体づくり
- 新しいスキル習得
立夏の食べ物・健康管理
旬の食材
| 食材 | 効果・特徴 |
|---|---|
| そら豆 | 5月が旬、塩茹でで美味しい |
| 新じゃが | ビタミンC豊富、サラダに |
| アスパラガス | 疲労回復効果 |
| さくらんぼ | 初夏の味覚、贈り物にも |
| 鰹(初鰹) | 「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」 |
健康管理のポイント
立夏の頃は過ごしやすい日が多いですが、注意点もあります。
- 紫外線対策 … 日焼け止め・帽子
- 五月病対策 … ストレス発散・休息
- 朝晩の冷え … 寒暖差への対応
立夏のスピリチュアルな意味
活動と成長のエネルギー
立夏は「陽の気」が高まる時期。活動的になり、成長を加速させるエネルギーがあふれます。
| スピリチュアルな意味 |
|---|
| 行動力が高まる時期 |
| 新しいチャレンジに最適 |
| 人間関係が活発になる |
| 創造性が高まる |
端午の節句と魔除け
端午の節句の菖蒲湯には邪気を払う力があるとされています。
| 魔除けの風習 | 意味 |
|---|---|
| 菖蒲湯 | 厄除け・無病息災 |
| 鯉のぼり | 立身出世・逆境を乗り越える |
| 五月人形 | 災厄から身を守る |
| ちまき | 中国の故事に由来する厄除け |
よくある質問(FAQ)
Q: 立夏の読み方は?
A: 「りっか」と読みます。「立春(りっしゅん)」と同様に「立」は「りつ」ではなく「りっ」と読みます。
Q: 立夏と端午の節句は毎年同じ日?
A: いいえ。立夏は毎年5月5日〜6日頃ですが、端午の節句は5月5日で固定です。2026年はたまたま同じ日になります。
Q: 立夏になると急に暑くなる?
A: 二十四節気は紀元前の中国華北の気候を基準に作られているため、日本では体感的に約 2〜3 週間早めに到来する印象になると考えられています。立夏は「夏の始まり」であり、本格的な暑さはまだ先です。
Q: 2027年の立夏はいつ?
A: 2027年の立夏は5月6日(木)の予定です。
Q: この記事をシェアしてもいい?
A: はい、ぜひSNSやLINEでシェアしてください。友人や家族との情報共有にお役立てください。暦の活用法
この知識を日常生活に活かすためのヒントをご紹介します。
| ポイント | 実践方法 |
|---|---|
| カレンダーで確認 | 朝起きたら今日の暦情報をチェック |
| 家族と共有 | 大切な人にも暦の知識を伝える |
| 日記に記録 | 暦と出来事の関連をメモする |
| 柔軟に活用 | 暦は参考。過度に縛られない |
暦の知恵を上手に活用して、より良い毎日を過ごしましょう。
まとめ
立夏は、爽やかな初夏の訪れを告げる節気です。
- 2026年の立夏: 5月5日(火・祝)= 端午の節句
- 意味: 暦の上で夏が始まる日
- おすすめ: 菖蒲湯、新緑を楽しむ、夏の目標設定
端午の節句と重なる2026年の立夏は特別な年。「暦の上の夏」と「体感の夏」のズレは、華北の風土が日本に渡来した暦のなごりです。新緑の風の中で千年の観察記録の上に立つ自分を感じてみるのも一興でしょう。
二十四節気について詳しくは「二十四節気とは?」をご覧ください。
関連記事
参考文献・出典
- 二十四節気 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
- 暦計算室— 国立天文台 暦計算室(参照: 2026-05-16)
- 日本の暦 -国立国会図書館-— 国立国会図書館(参照: 2026-05-16)
次に読む

野分 蓮干支と暦の研究家
- 十干十二支
- 二十四節気
- 自然暦
十干十二支・二十四節気・自然と暦の関わりを、歴史と科学の両面から掘り下げる研究家肌の編集者。古文書の記述と現代の気象データを突き合わせるような、知的好奇心を刺激する考察記事を得意とする。
この編集者の記事を見る →この記事について
本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。
免責事項を読む →福カレンダーでは、暦に関するコンテンツを正確かつ分かりやすくお届けするよう努めています。
編集方針について →参考情報:暦注・民俗資料、公的機関の暦情報を参考に編集部が整理しています。





