小満(しょうまん)はいつ?2026年の日付と万物が満ち始める季節

目次
小満(しょうまん)は万物が成長し、生命力に満ち溢れる時期。麦秋を迎え、梅雨入り前の穏やかな季節です。2026年の日付と過ごし方を解説します。
小満とは?
小満(しょうまん)は二十四節気の第8番目で、「万物が成長して天地に満ち始める」という意味があります。草木が生い茂り、生命力にあふれる時期です。
「小さく満ちる」と書きますが、これは「まだ実りの途中」という意味。秋の収穫に向けて、すべてのものが少しずつ成長している様子を表しています。
2026年の小満はいつ?
| 項目 | 日付・時刻 |
|---|---|
| 2026年の小満 | 5月21日(木) |
| 小満の期間 | 5月21日〜6月5日頃 |
| 次の節気 | 芒種(ぼうしゅ)6月6日 |
[!NOTE] 小満は毎年5月20日〜21日頃に訪れます。太陽黄経が60度に達した瞬間が小満の始まりです。
小満の由来と意味
漢字の意味
「小満」は「小さく満ちる」を意味します。
- 小 … まだ完全ではない、途中
- 満 … 満ちる、実る
秋の収穫に向けて作物が成長し、「小さく満ちてきた」状態を表しています。
七十二候(小満の時期)
小満の約15日間は、さらに3つの候に分かれます:
| 候 | 時期 | 意味 |
|---|---|---|
| 初候 | 5/21〜25頃 | 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)- 蚕が桑の葉を盛んに食べ始める |
| 次候 | 5/26〜30頃 | 紅花栄(べにばなさかう)- 紅花が咲き誇る |
| 末候 | 5/31〜6/5頃 | 麦秋至(むぎのときいたる)- 麦が熟して収穫期を迎える |
小満と麦秋
麦秋(ばくしゅう・むぎあき)とは?
小満から芒種にかけては「麦秋」と呼ばれる時期です。
「秋」とつきますが、これは「麦にとっての収穫の秋」という意味。5月下旬〜6月上旬に麦が黄金色に熟し、収穫期を迎えることからこう呼ばれます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 麦畑の黄金色 | 一面に広がる麦畑が美しい時期 |
| 麦茶の季節 | 新麦で作った麦茶が出回る |
| 初夏の季語 | 俳句では夏の季語 |
[!TIP] 麦秋の風景を楽しむなら、関東では群馬県や栃木県、関西では滋賀県などが有名です。
小満と蚕
養蚕の最盛期
小満の初候「蚕起食桑」が示すように、この時期は蚕(かいこ)が桑の葉を盛んに食べ、成長する時期です。
かつて日本では養蚕が主要産業であり、この時期は一年で最も忙しい時期でした。
- 桑の葉摘み … 蚕のエサとなる桑の葉を収穫
- 繭の生産 … 蚕が繭を作る時期
- 絹の生産 … 繭から絹糸を紡ぐ
小満の時期の行事・風習
1. 走り梅雨
小満の頃には「走り梅雨」と呼ばれる雨が降ることがあります。
- 梅雨の前触れとなる雨
- 本格的な梅雨より一時的
- 農作物にとっては恵みの雨

野分 蓮干支と暦の研究家
十干十二支・二十四節気・自然と暦の関わりを、歴史と科学の両面から掘り下げる研究家肌の編集者。古文書の記述と現代の気象データを突き合わせるような、知的好奇心を刺激する考察記事を得意とする。
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