小暑(しょうしょ)はいつ?2026年の日付と暑中見舞いの時期

この記事でわかること
小暑(しょうしょ)は二十四節気の第11番目、2026年は7月7日。梅雨が明けて暑さが日に日に増していく頃で、暑中見舞いを書き始める節目です。『暦便覧』の言葉、七夕と重なる2026年の暦、温風至・蓮始開・鷹乃学習の三候、暑中見舞いのマナーまで、小暑の意味と過ごし方を解説します。
目次
小暑(しょうしょ)はいつ?2026年の日付と暑中見舞いの時期
小暑(しょうしょ)は、梅雨が明けて暑さが本格的に増していく頃の節気。暑中見舞いを書き始める時期でもあります。2026年の日付と、夏本番の入り口の過ごし方を解説します。
小暑とは?
「小さな暑さ」と書くこの節気が、なぜ夏の盛りの入り口に置かれているのでしょうか。
江戸時代の暦の解説書『暦便覧(こよみびんらん)』(天明7年/1787年)は、小暑を 「大暑来れる前なれば也(なり)」 と記しています。つまり小暑は、次に控える「大暑」――一年でもっとも暑い時期――へ向けて、暑さがいよいよ加速していく助走の節気なのです。「小さい」とは穏やかさではなく、これから極まる暑さの始まりを指しています。
小暑のころは、ちょうど梅雨明けが近づく時期。長雨が上がると、空気は一気に夏の色に変わります。じっとりした湿気のなかに、これから二か月続く本格的な暑さの気配が立ちのぼる――小暑は、その境目に立つ節気です。太陽黄経が105度に達した瞬間が、その年の小暑の始まりとなります。
2026年の小暑はいつ?
| 項目 | 日付 |
|---|---|
| 2026年の小暑 | 7月7日(火) |
| 小暑の期間 | 7月7日〜7月22日頃 |
| 次の節気 | 大暑(たいしょ)7月23日(木) |
[!NOTE] 小暑は毎年7月7日頃に訪れます。太陽黄経が105度に達した瞬間が、その年の小暑の始まりです。
2026年は、小暑の入りが7月7日の七夕と同じ日にあたります。しかもこの日は「蒔いた一粒が万倍に実る」とされる一粒万倍日。さらに小暑の期間中の**7月19日(日)には、天赦日・一粒万倍日・大安が重なる一年屈指の「最強開運日」**が巡り、翌20日は海の日(祝日)です。夏の始まりに、暦のうえでも始め事に向いた吉日が続きます。
2026年〜2030年の小暑日
| 年 | 小暑の日 | 曜日 |
|---|---|---|
| 2026年 | 7月7日 | 火曜日 |
| 2027年 | 7月7日 | 水曜日 |
| 2028年 | 7月6日 | 木曜日 |
| 2029年 | 7月7日 | 土曜日 |
| 2030年 | 7月7日 | 日曜日 |
小暑の由来と七十二候
漢字の意味
- 小 … まだ極まっていない、これから増していく
- 暑 … 暑さ、夏の盛り
「小暑」は、暑さが本格化していく入り口を表します。続く大暑で暑さが極まることから、対(つい)の節気として置かれています。
七十二候(小暑の時期)
小暑の約15日間は、さらに3つの候に分かれます。
| 候 | 時期 | 意味 |
|---|---|---|
| 初候 | 7/7〜11頃 | 温風至(あつかぜいたる)― 温かい南風が吹き始める |
| 次候 | 7/12〜16頃 | 蓮始開(はすはじめてひらく)― 蓮の花が開き始める |
| 末候 | 7/17〜22頃 | 鷹乃学習(たかわざをならう)― 鷹の幼鳥が飛び方を学ぶ |
梅雨明けの温かい南風(初候)、夜明けに開く蓮(次候)、そして大空へ巣立つ鷹のひな(末候)――小暑の三候は、夏の始まりの生き生きとした情景を順に描いています。
暑中見舞いは小暑から
小暑は、暑中見舞いを書き始める節目としても知られます。暑中見舞いを出す「暑中」とは、暦のうえでは小暑から立秋の前日までの約一か月を指すのが一般的です。立秋(8月7日頃)を過ぎると、同じ便りでも「残暑見舞い」へと呼び名が変わります。
暑中見舞いの習わしは、もともと江戸時代のお盆の贈答文化に由来します。お盆に帰省して挨拶できない遠方の相手へ、便りや品を届けたのが始まりとされ、明治期の郵便制度の普及とともに、現在のような挨拶状の形に広まりました。日ごろお世話になっている方へ、夏の盛りに相手の健康を気づかう一筆を――小暑は、その季節の挨拶を始める合図でもあります。
なお、夏の感謝を品物で伝える「お中元」も、この時期の習わしです。贈る時期は地域で異なり、関東ではおおむね7月初旬から15日頃まで、関西では7月中旬から8月15日頃までが目安とされ、いずれも小暑から立秋にかけての夏の盛りと重なります。挨拶状で気持ちを届け、品で感謝を表す――小暑は、お世話になった方へあらためて心を向ける、季節の入り口でもあります。
七夕と小暑 ─ そうめんの行事食
2026年は小暑と七夕が同じ7月7日。七夕にそうめんを食べる風習は、奈良時代に中国から伝わった「索餅(さくべい)」が起源とされます。平安時代の宮中では、無病息災を願って7月7日に索餅を食べる行事が記録に残り、それが時代を経てそうめんへと姿を変えました。笹に願いを書いた短冊を飾り、天の川を見上げ、涼やかなそうめんをいただく――小暑の初日にふさわしい過ごし方です。
小暑の過ごし方 ─ 夏本番の入り口を健やかに
- 熱中症への備え:梅雨明け直後は体が暑さに慣れておらず、熱中症に注意が必要な時期。こまめな水分・塩分補給を習慣に。
- 音と水で涼をとる:軒に風鈴を掛け、朝夕に打ち水を。電気に頼りすぎない涼の重ね技は、小暑から続く長い夏の基本装備です。
- 暑中見舞いを一筆:小暑を機に、季節の挨拶を書き始めましょう。
- 吉日を生かす:2026年は7月7日・7月19日と「始め事」に向く日が続きます。新しい習慣や学びを始める後押しに。
旬の味覚
きゅうり・茄子・トマトなどの夏野菜、うなぎや鱧(はも)といった夏の魚、そして冷たい素麺や西瓜が食卓を涼やかにします。水分の多い夏野菜は、火照った体を内側から冷ましてくれます。
よくある質問(FAQ)
Q: 小暑の読み方は?
A: 「しょうしょ」と読みます。同じ夏の節気「処暑(しょしょ)」とは読みも字も似ていますが別の節気で、処暑は8月下旬の「暑さが落ち着く」頃を指します。
Q: 暑中見舞いはいつからいつまで?
A: 一般に小暑(7月7日頃)から立秋の前日(8月6日頃)までが暑中見舞いの時期です。立秋を過ぎたら残暑見舞いになります。
Q: 小暑と大暑の違いは?
A: 小暑は暑さが「増していく」入り口、大暑は暑さが「極まる」頃です。小暑の次が大暑で、一対の節気として暑さの高まりを表しています。
Q: 2027年の小暑はいつですか?
A: 2027年の小暑は7月7日(水)です。太陽の位置で決まるため、年により7月6日か7日になります。
まとめ
小暑は、梅雨が明けて暑さが本格化していく、夏本番の入り口の節気です。
- 2026年の小暑:7月7日(火・七夕)/期間は7月22日頃まで
- 意味:大暑へ向けて暑さが増していく頃(『暦便覧』「大暑来れる前なれば也」)
- 節目:暑中見舞いを書き始める時期
暑さに体を慣らしながら、涼を上手にとって、長い夏の入り口を健やかに過ごしましょう。次の節気は、暑さが極まる大暑(7月23日)です。
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参考文献・出典
- 二十四節気 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
- 暦計算室— 国立天文台 暦計算室(参照: 2026-05-16)
- 日本の暦 -国立国会図書館-— 国立国会図書館(参照: 2026-05-16)
2026年の暦カレンダー
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野分 蓮干支と暦の研究家
- 十干十二支
- 二十四節気
- 自然暦
十干十二支・二十四節気・自然と暦の関わりを、歴史と科学の両面から掘り下げる研究家肌の編集者。古文書の記述と現代の気象データを突き合わせるような、知的好奇心を刺激する考察記事を得意とする。
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