日々の暮らしに役立つ、暦と縁起のお話。

立秋初候『涼風至(すずかぜいたる)』は2026年8月7日〜12日。猛暑のさなかにも、暦のうえで秋が立ち、涼しい風が初めて至る頃を読み解きます。小暑初候『温風至』と対をなす候の妙、立秋から始まる残暑見舞い、8月12日の新月へと欠けゆく月の暦配置にも触れます。

大暑末候『大雨時行(たいうときどきにふる)』は2026年8月2日〜6日。夏の夕立や雷雨が時に激しく降る頃を、月が欠けて土用が明けへ向かう暦配置とともに読み解きます。積乱雲と夕立の仕組み、雷を『稲の妻』と呼んで豊作を願った日本の信仰、そして立秋へと続く夏の折り返しに触れます。

大暑次候『土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)』は2026年7月28日〜8月1日。地面までもが湿気を帯びて蒸し暑さが極まる頃を、7月29日の満月と夏の土用が重なる暦配置とともに読み解きます。中国から受け継いだ高温多湿の候の系譜、打ち水・風通しという日本の涼の知恵にも触れます。

小暑初候『温風至(あつかぜいたる)』は2026年7月7日〜11日。梅雨明けを告げる温かい南風『白南風(しらはえ)』が吹き始める頃を、小暑入りと七夕が同じ日に重なる暦、そして暑中見舞い・風鈴・打ち水という江戸から続く夏の手仕事から読み解きます。中国の宣明暦をそのまま受け継いだ候の系譜にも触れます。

小暑次候『蓮始開(はすはじめてひらく)』は2026年7月12日〜16日。夜明けに花を開き昼にはつぼむ蓮を、7/13〜14の新月(朔)と旧暦六月の始まり、新暦のお盆が重なる暦配置とともに読み解きます。中国の『蟋蟀居壁』を渋川春海が蓮へ書き換えた日本独自の候の物語、泥中より出でて泥に染まらぬ仏教の花の意味にも触れます。

大暑初候『桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)』は2026年7月23日〜27日。一年で最も暑い大暑に入り、初夏に咲いた桐が実を結ぶ頃を、7/23の上弦から十三夜へ満ちゆく月とともに読み解きます。鳳凰の宿り木とされ、皇室と政府の紋章となり、娘の嫁入り箪笥にもなった高貴な木・桐の文化史にも触れます。

小暑末候『鷹乃学習(たかわざをならう)』は2026年7月17日〜22日。鷹の幼鳥が飛び方と狩りを学び巣立つ頃を、7月19日に天赦日・一粒万倍日・大安が重なる年に数回の『最強開運日』、満ちゆく月、海の日とともに読み解きます。中国から受け継いだ『学び』の候の系譜と、新しい挑戦を始める暦の後押しを紹介します。

2026年の大暑は7月23日(木)4時13分。先負・大明日・上弦・戊戌が重なり、夏土用18日間(7/20-8/6)のちょうど中盤に位置する節気です。『暦便覧』が記した「暑気いたりつまりたる」の原意と、26日土用の丑・31日丙午日同柱まで続く2026年盛夏12日間の暦配置を、研究家・野分蓮が読み解きます。

夏至初候『乃東枯(なつかれくさかるる)』は2026年6月21〜26日。中国元嘉暦の『鹿角解(鹿の角が落ちる)』を渋川春海が日本独自の『夏枯草が枯れる』に書き換えた候を、6/21夏至×大安×寅の日×大明日の三重吉、6/24友引×一粒万倍日×己巳の日(60日周期の弁財天デー)、6/25一粒万倍日連続2日目という暦配置と、ウツボグサ(Prunella vulgaris)の薬草史から読み解きます。

芒種末候『梅子黄(うめのみきばむ)』は2026年6月16〜20日。中国元嘉暦の『反舌無聲(モズが鳴かなくなる)』を渋川春海が日本独自の『梅の実が黄色く熟す』に書き換えた候を、6/15新月→繊月の月相、6/18-20大明日3連続、6/19甲子の日という暦配置と、奈良時代に薬用として伝わったとされる梅の生命科学・『梅雨』の語源説から読み解きます。

2026年の芒種は6月6日(土)0時48分入。「芒のある植物の種をまく頃」と古代中国の暦が定めた播種期は、いまも田植えと梅雨入りの前夜を告げます。NAOJ verifiedの暦データで辛亥の日干支から夏至までの15日間を読み解く、二十四節気第9番目の物語です。

夏至次候『菖蒲華(あやめはなさく)』は2026年6月26〜30日。中国の元嘉暦から渋川春海がほぼそのまま略本暦に受け継いだ候を、仏滅×大明日に始まり土曜の大安×大明日、赤口×大明日、先勝×大明日(旧暦皐月十五日の仲夏十五夜)、そして満月×不成就日×夏越の大祓で閉じる5日間の暦配置と、アヤメ・カキツバタ・ハナショウブ・サトイモ科ショウブが千年混同されてきた『菖蒲』名前の歴史、万葉集と源氏物語の歌から読み解きます。
2,745円
PR178,200円
PR1,244円
PR21,780円
PR5,500円
PR27,800円
PR