2026年11月24日 双子座満月×12星座 ─ 今年2度目のスーパームーン、天王星と重なる満月に手放すこと・受け取ること

この記事でわかること
2026年11月24日(火)23時54分、双子座で月が満ちます。今年2度目のスーパームーンで、月のすぐそばには天王星。大明日・寅の日、十二直は「平」、旧暦10月16日の十六夜です。小雪から続く暦の流れとともに、12星座が手放すこと・受け取ることを星見そらが読み解きます。
目次
冬の入り口の月は、ほかの季節よりも高いところを通ります。空気は乾いて冷たく、光はまっすぐに届く。見上げるたびに首が少し疲れるほどの高さで、月が白く冴えている。そんな夜が、11月の終わりにやってきます。
2026年11月24日、その冬の月が双子座で満ちます。双子座は、言葉、情報、好奇心、身近な人とのやりとりを司る星座。ちょうど半年前の6月15日には、同じ双子座で新月を迎えていました。初夏に芽を出した問いや約束が、初冬に答えを返してくる。しかも今回は、今年2度目のスーパームーンで、月のすぐそばには変化の星・天王星がいます。にぎやかな条件がそろった満月です。
2026年11月24日の双子座満月 ─ 23時54分、真夜中の空高くに
国立天文台暦計算室の暦要項(朔弦望)によれば、2026年11月24日の望(ぼう)、つまり満月の瞬間は23時54分です。10月26日の牡牛座満月はお昼すぎに満ちるため、その瞬間の月を日本から見ることはできません。今回は違います。
福カレンダーの天文計算では、東京で月が昇るのは11月24日15時48分ごろ、日の入りは16時29分ごろ。月は夕暮れの東の空から昇りはじめ、23時22分ごろに南の空で最も高くなります。満月の瞬間は、その30分ほどあと。日本中どこでも、晴れていれば満ちていくその時刻に、頭上近くの月を見上げることができます。
国立天文台の解説「満月や新月の日を知るには」にもあるように、満月とは月と太陽が地球をはさんで正反対に並ぶ瞬間のことです。満月の瞬間、月は双子座の2度20分付近、太陽はその正反対の射手座2度20分付近にあります。月が双子座に入るのは24日の20時ごろで、満ちるのはそのおよそ4時間後。太陽は11月22日16時23分の小雪とともに射手座へ移ったばかりです。
この日の暦を、福カレンダーの暦マスターで確かめておきましょう。
| 項目 | 2026年11月24日(火)の暦 |
|---|---|
| 旧暦 | 10月16日 |
| 六曜 | 先勝 |
| 吉日 | 大明日・寅の日 |
| 凶日 | なし |
| 十二直 | 平(たいら) |
| 日家九星 | 四緑木星 |
| 日干支 | 壬寅(みずのえとら) |
| 月相 | 満月(望 23時54分) |
| 二十四節気 | 小雪の期間(11月22日〜) |
六曜は先勝です。先勝は「先んずれば勝つ」とされ、午前が吉、午後はやや控えめにといわれます。満月の瞬間23時54分は午後にあたるので、勢いで何かを始めるよりも、夜はゆっくり月を眺める時間に充てるのが先勝の日らしい過ごし方でしょう。
今年2度目のスーパームーンと、すぐそばの天王星
福カレンダーのスーパームーンの解説では、2026年のスーパームーンを1月3日・11月24日・12月24日の3回に数えています。11月24日はその2度目です。満月の瞬間の地球中心から月の中心までの距離は約36.1万km。月が地球に最も近づく近地点は2日後の11月26日6時ごろで、距離は約35.9万kmです。いつもより少しだけ大きく、明るく見える月だと思って空を見上げてみてください。
そして今回の満月のもうひとつの特徴が、天王星です。満月の瞬間、天王星は双子座の3度44分付近にあり、月とはわずか1度20分ほどの近さ。福カレンダーの天文計算では、月は翌25日の2時10分ごろに天王星と同じ黄経に並びます。天王星は肉眼ではほぼ見えない淡い星ですが、星の読み手にとっては「予想外の変化」「目覚め」「自由」を象徴する天体です。
天王星が2026年4月26日に本格的に双子座へ入ったことは、天王星双子座入りの記事で書きました。天王星は9月11日ごろから見かけ上の逆行に入っていて、順行に戻るのは2027年2月9日ごろ。逆行中の天王星は、外へ向かう変化よりも、内側の「本当はこう考えていた」という気づきを揺り起こすと読まれます。双子座の満月がその天王星を照らすとき、言葉にしないまま抱えていた本音が、ふいに口をついて出るかもしれません。
一方で、双子座の守護星とされる水星は、10月24日ごろから見かけ上の逆行に入り、11月14日ごろに順行へ戻ります。11月24日の満月は、行き違いやすれ違いが起きやすいとされる逆行の期間を抜けて、言葉が通りやすくなった時期にあたります。
大明日・寅の日・平 ─ 十六夜の満月が告げる「ならす」と「戻る」
この満月の暦には、穏やかさと巡りの要素が並んでいます。
- 大明日(だいみょうにち): 太陽の光が隅々まで届くとされる吉日。何ごとにも差し支えのない日といわれる
- 寅の日: 「虎は千里を行って千里を帰る」という言い伝えから、出ていったお金が戻ってくる、旅に出て無事に帰る日とされる(寅の日2026年カレンダー)
- 平(たいら): 十二直のひとつ。物事が平らかにおさまる日とされ、話し合いや仲直りに向くといわれる(平の日の意味)
満月は、新月から育ってきたものが満ちきり、ここから欠けはじめる折り返しの瞬間です。凸凹をならす「平」と、出ていったものが戻る「寅の日」。半年前の双子座新月で外へ放った言葉や約束が、形を変えて手もとへ帰ってくる。そう読むと、この三つの暦注は満月の意味とよく重なります。
旧暦では10月16日。旧暦16日の夜の月は「十六夜(いざよい)」と呼ばれ、十五夜よりも少しためらうように遅れて昇る月として愛されてきました。今回は十六夜の夜に、ちょうど月が満ちる巡り合わせです。
日家九星は四緑木星。九星のなかで四緑は「風」に結びつけられ、縁や信用、ととのうことを表すとされます。風の星座・双子座の満月が、風の九星の日に重なるのは、ちょっとした符合です。
初冬の月を詠んだ歌として、この一首を添えておきます。
雲を出でて 我にともなふ 冬の月 風や身にしむ 雪や冷たき
鎌倉時代の僧・明恵の歌です。雲から出て、自分についてきてくれる冬の月。風は身にしみないか、雪は冷たくないか、と月を気づかう。高く澄んだ冬の満月は、見上げる人に寄り添ってくれる月でもあります。
小雪から双子座満月へ ─ 11月22日〜26日の月の暦
国立天文台の二十四節気では、小雪は11月22日16時23分。わずかに雪が降りはじめるころとされる節気です。
| 日付 | 六曜 | 暦の要素 |
|---|---|---|
| 11月22日(日) | 大安 | 小雪(16時23分)・太陽が射手座へ・十二直「除」 |
| 11月23日(月) | 赤口 | 勤労感謝の日・十二直「満」 |
| 11月24日(火) | 先勝 | 双子座満月(23時54分)・大明日・寅の日・平・旧暦10月16日 |
| 11月25日(水) | 友引 | 月と天王星が並ぶ(2時10分ごろ)・十二直「定」 |
| 11月26日(木) | 先負 | 近地点(6時ごろ)・大明日・十二直「執」 |
11月22日は大安で、十二直は不要なものを取り除くとされる「除」。満月の前に部屋や持ち物を軽くしておくには、ちょうどよい日です。満月の翌25日は友引、26日は再び大明日。満月で受け取ったものを、この2日で人に分けたり、日々の予定に落とし込んだりしていくと、双子座らしい軽やかな流れが生まれます。
12星座が受け取る、双子座満月の「手放すこと・受け取ること」
双子座の満月は、自分の太陽星座によって照らされる場所が変わります。それぞれの星座が受け取りやすいテーマを書きとめました。
| 星座 | 双子座満月が照らすテーマ |
|---|---|
| おひつじ座 | 言葉と身近な人。勢いで言いかけた一言を、伝わる言葉に直す |
| おうし座 | 収入と自己価値。対価に見合わない約束を手放す |
| ふたご座 | 自分自身。半年前に掲げた問いの答え合わせ |
| かに座 | 休息と手放し。聞きすぎた情報を、いったん閉じる |
| しし座 | 仲間と未来。広げすぎたつながりを、本当に大切な輪へ |
| おとめ座 | 仕事と社会的な役割。抱えた連絡や雑務に区切りをつける |
| てんびん座 | 学びと遠い世界。読みかけの本や講座に、ひとつ結論を |
| さそり座 | 分かち合う資源と深い縁。言えずにいた本音を打ち明ける |
| いて座 | パートナーシップ。相手の言葉に、最後まで耳を傾ける |
| やぎ座 | 日々の習慣と体。スマートフォンを置く時間をつくる |
| みずがめ座 | 創造と恋と楽しみ。思いつきを、遊びとして形にする |
| うお座 | 住まいと家族。家族との連絡や約束を見直す |
ふたご座の方にとっては、自分の星座で満ちる特別な満月です。6月15日の双子座新月の記事で書いた願いがあれば、読み返してみてください。叶ったこと、形を変えたこと、もう手放してよいこと。半年分の答えが、そこにあるはずです。
いて座の方には、満月が正面の「向き合う相手」を照らします。自分の考えを広げたくなる季節だからこそ、相手の言葉を受け取る余白を。双子座そのものの性質は双子座の性格・特徴ガイドでも紹介しています。
満月の夜の過ごし方と、12月9日の新月へ
双子座満月を味わうための過ごし方を、福カレンダー編集部なりにまとめました。
- 11月24日の宵、東の空に昇る大きな月を眺め、23時すぎには南の高い空を見上げる
- 半年分のメモや予定表を見返し、「続ける言葉」と「手放す言葉」に分ける
- 返しそびれていた連絡に、短くても返事をする。言葉の行き来を整えることが、双子座の月とよく響き合う
- 満月の願い事は、叶えたいことより「やめること」「手放すこと」を中心に書く
満月の願い事の書き方は満月の願い事の書き方 2026年版にまとめています。
満月を過ぎた月は、12月1日(火)15時09分の下弦を経て、12月9日(水)9時52分に射手座で新月を迎えます。そのあいだの12月7日(月)11時53分には大雪。そして12月24日(木)10時28分には、2026年で最も地球に近い満月、今年3度目のスーパームーンが控えています。11月9日のさそり座新月で結んだ願いが、11月24日の双子座満月で一度実り、12月の射手座新月で次の旅が始まる。暦は、そうやって途切れずに続いていきます。
星見そらの夜空メモ
今回の満月は、満ちていくその時刻を、日本から見上げることができます。23時54分、月は南の空の高いところで、まんまるに満ちる。その斜め横には、目には見えないけれど、確かに天王星がいる。見えないものが、見えるもののすぐそばにある。言葉にしないまま抱えてきた気持ちも、きっとそんなふうに、いつも自分のすぐそばにあるのだと、わたしは思うのです。
月の満ち欠けは、福カレンダーの月齢カレンダーで日ごとに確かめられます。自分の星にとってこの満月がどんな意味を持つのか、もう一歩深く知りたくなったら、福占い処のAI鑑定をのぞいてみるのもひとつの方法です。
小雪の風のなか、十六夜の満月へ。11月24日の夜は、半年分の言葉をそっと見直してみてください。
参考文献・出典
- 十二星座 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
- 暦象年表— 国立天文台 暦計算室(参照: 2026-05-16)
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本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。
免責事項を読む →福カレンダーでは、暦に関するコンテンツを正確かつ分かりやすくお届けするよう努めています。
編集方針について →参考情報:暦注・民俗資料、公的機関の暦情報を参考に編集部が整理しています。
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