2026年10月26日 牡牛座満月×12星座 ─ 一粒万倍日に満ちる昼の満月、霜降の十三夜から星座別に受け取る「実りと手放し」

この記事でわかること
2026年10月26日(月)13時12分、牡牛座で月が満ちます。一粒万倍日・大明日、十二直は「閉」、秋の土用の間日。10月23日の霜降・十三夜から続く暦の流れとともに、12星座それぞれが受け取る「実りと手放し」を星見そらが読み解きます。
目次
霜が降りはじめるころの月は、夏の月とは違う顔をしています。空気が澄んで、輪郭がくっきりと冴える。秋の夜長に見上げる月が昔から特別に愛されてきたのは、きっとその冴えのせいでしょう。
2026年10月26日、その秋の月が牡牛座で満ちます。牡牛座は、手で触れられるもの、五感で味わえるもの、時間をかけて育てたものを司る星座。ちょうど半年前の5月17日には、同じ牡牛座で新月を迎えていました。春にまいた種が、秋に実をつける。今回の満月は、そんな「収穫」の節目にあたります。
2026年10月26日の牡牛座満月 ─ 13時12分、昼に満ちる月
国立天文台暦計算室の暦要項(朔弦望)によれば、2026年10月26日の望(ぼう)、すなわち満月の瞬間は13時12分です。満月というと夜空を思い浮かべますが、今回月がまんまるになるのは、日本ではお昼すぎ。このとき月は地平線の下にあり、東京で月が昇ってくるのは日の入り(16時52分ごろ)より少し前の16時34分ごろです。
福カレンダーの天文計算では、満月の瞬間、月は牡牛座の2度46分付近、太陽はその正反対の蠍座2度46分付近にあります。月が牡牛座に入るのは26日の朝8時半すぎ。満月の日を丸ごと牡牛座で過ごす月です。なお、このときの月までの距離は約36.9万km。地球にもっとも近づくのは3日後の10月29日で、今回の満月はスーパームーンには数えられません。2026年のスーパームーンは、このあと11月24日と12月24日の満月です。
国立天文台の解説「満月や新月の日を知るには」にもあるように、満月とは月と太陽が地球をはさんで正反対に並ぶ瞬間のこと。厳密には一瞬の出来事なので、26日の夕方に昇ってくる月も、前日25日の夕方の月も、ほとんど同じように丸く見えます。
この日の暦を、福カレンダーの暦マスターで確かめてみましょう。
| 項目 | 2026年10月26日(月)の暦 |
|---|---|
| 旧暦 | 9月16日 |
| 六曜 | 赤口 |
| 吉日 | 一粒万倍日・大明日 |
| 十二直 | 閉(とず) |
| 日家九星 | 六白金星 |
| 日干支 | 癸酉(みずのととり) |
| 雑節 | 秋の土用(10月20日〜11月6日)の間日 |
| 月相 | 満月(望 13時12分) |
| 二十四節気 | 霜降の期間(10月23日〜) |
六曜は赤口です。赤口は正午前後の午の刻(11時〜13時ごろ)だけが吉とされますが、満月の瞬間13時12分はその少し後にあたります。六曜の大安は前日の10月25日(日)です。
一粒万倍日・閉・土用の間日 ─ 「まく」と「おさめる」が同居する日
この満月の暦には、一見すると正反対の意味が並んでいます。
- 一粒万倍日: 一粒の籾が万倍に実るとされる日。新しく始めること、種をまくことに良いとされる
- 閉(とず): 十二直の最後のひとつ。物事を締めくくり、おさめる日とされる
- 土用の間日: 秋の土用のさなかでも、土を動かすことをはばからなくてよいとされる日
始まりの吉日と、締めくくりの十二直。一見ちぐはぐに見えますが、満月の意味と重ねると腑に落ちます。満月は、新月から育ってきたものが満ちきる瞬間であり、同時に、ここから月が欠けはじめる折り返し点でもあるからです。実ったものを受け取り、不要になったものをおさめる。その先にまく次の一粒を選ぶ。三つの暦注は、満月という一日のなかで役割を分け合っているように見えます。
秋の土用は、季節が冬へ移る前の調整期間。土用のあいだは土を掘り起こすことを慎むとされますが、秋の土用では未・酉・亥の日が間日にあたり、その禁忌が解かれるといわれます。癸酉の10月26日は、まさにその酉の日。土のエレメントを持つ牡牛座の満月が、土に触れてよい日に重なるのは、ちょっとした符合です。
満月の「おさめる」「手放す」側面をどう暮らしに生かすかは、福カレンダーの満月と12星座のデトックス法でも紹介しています。
霜降の十三夜から満月へ ─ 10月23日〜27日の月の暦
今回の満月は、その3日前の「十三夜」から続く流れのなかにあります。国立天文台の二十四節気では、霜降は10月23日18時38分。そしてこの日は旧暦9月13日で、十五夜とならぶお月見の夜「十三夜(後の月)」にあたります。
| 日付 | 六曜 | 暦の要素 |
|---|---|---|
| 10月23日(金) | 先負 | 霜降・十三夜(旧暦9月13日)・一粒万倍日・大明日・三隣亡 |
| 10月24日(土) | 仏滅 | 大明日・水星が逆行を始める |
| 10月25日(日) | 大安 | 大明日・旧暦9月15日 |
| 10月26日(月) | 赤口 | 牡牛座満月(13時12分)・一粒万倍日・大明日・閉・土用の間日 |
| 10月27日(火) | 先勝 | 不成就日・建 |
十五夜だけを見て十三夜を見ないことを「片月見」と呼び、縁起がよくないとする言い伝えがあります。9月25日の十五夜を眺めた方は、10月23日の十三夜もぜひ。十三夜の習わしは十五夜と十三夜の解説に詳しくまとめました。
秋の月を詠んだ歌として、百人一首にも採られたこの一首はよく知られています。
月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど
大江千里の歌です。月を見ていると、さまざまに物思いが湧いてくる。秋は自分ひとりに来たわけではないのに、と。満ちた月は、心のうちにあるものを照らし出します。牡牛座の満月の夜は、その照らし出されたものを、ひとつずつ手に取って確かめる時間にしてみてください。
翌10月27日は不成就日で、十二直は再び「建」から数えはじめます。満月の勢いのまま大きな契約や新しい挑戦に踏み出すより、26日に受け取ったものを静かに整理する日として過ごすのがよさそうです。
12星座が受け取る、牡牛座満月の「実りと手放し」
牡牛座の満月は、自分の太陽星座によって照らされる場所が変わります。それぞれの星座が受け取りやすいテーマを書きとめました。
| 星座 | 牡牛座満月が照らすテーマ |
|---|---|
| おひつじ座 | 収入と自己価値。積み上げてきたものを、きちんと数える |
| おうし座 | 自分自身の実り。半年前に描いた願いの答え合わせ |
| ふたご座 | 休息と手放し。水面下の疲れを、そっとおろす |
| かに座 | 仲間と未来。支えてくれた人の輪に、感謝を返す |
| しし座 | 仕事と社会的な役割。努力が目に見える形になる |
| おとめ座 | 学びと遠い世界。続けてきた学びが、ひとつ実を結ぶ |
| てんびん座 | 分かち合う資源と深い縁。貸し借りや約束を整える |
| さそり座 | パートナーシップ。向き合う相手との関係が鏡になる |
| いて座 | 日々の習慣と体。無理を重ねたところを見直す |
| やぎ座 | 創造と楽しみ。心から好きなことに時間を返す |
| みずがめ座 | 住まいと家族。足もとの暮らしを、心地よく整える |
| うお座 | 言葉と身近な人。伝えそびれていた一言を届ける |
おうし座の方にとっては、太陽星座のなかで満ちる特別な満月です。5月17日の牡牛座新月の記事で書いた願いがあれば、読み返してみてください。叶ったこと、形を変えたこと、もう手放してよいこと。半年分の答えが、そこにあるはずです。太陽星座だけでなく月星座でも読んでみたい方は、月星座の調べ方と読み解き方が参考になります。牡牛座そのものの性質は牡牛座の性格・特徴ガイドでも紹介しています。
もうひとつ、天体の動きにも触れておきます。福カレンダーの天文計算では、水星は10月24日から11月14日ごろまで、蠍座のなかで見かけ上の逆行をしています。さらに牡牛座の守護星とされる金星も、10月上旬から11月中旬にかけて逆行のさなか。新しいものを買い足すより、手もとにあるものの価値を見直す満月だと受け取ると、牡牛座らしい過ごし方になるでしょう。
満月の夜の過ごし方と、11月9日の新月へ
牡牛座満月を味わうための過ごし方を、福カレンダー編集部なりにまとめました。
- 10月25日・26日の夕方、東の空に昇る月を眺める(月の出は東京で25日16時ごろ、26日16時半ごろ)
- 半年前から続けてきたことを紙に書き出し、「実ったこと」と「手放すこと」に分ける
- 旬の食材をゆっくり味わう。五感を満たすことは、牡牛座の月とよく響き合う
- 満月の願い事は、叶えたいことより「手放す宣言」を中心に書く
満月の願い事の書き方は満月の願い事の書き方 2026年版、書く時間帯の考え方はボイドタイムの解説にまとめています。
満月を過ぎた月は、11月2日(月)5時28分の下弦を経て、11月9日(月)16時02分に蠍座で新月を迎えます。11月7日(土)の立冬をはさみ、季節は冬へ。牡牛座の満月で手放して空けた場所に、蠍座の新月で何をまくのか。満月から新月までのおよそ2週間は、その問いを温める時間になるでしょう。
星見そらの夜空メモ
月がまんまるになる瞬間を、今回わたしたちは見ることができません。13時12分、月は地球の裏側の空にいます。けれど夕方、まだ明るさの残る東の空に、少しだけ欠けはじめた大きな月がゆっくりと昇ってくる。満ちきった瞬間よりも、満ちたあとの月を見上げる夜。それは、実りを受け取ったあとの静かな時間によく似ている、とわたしは思うのです。
月の満ち欠けは、福カレンダーの月齢カレンダーで日ごとに確かめられます。自分の星にとってこの満月がどんな意味を持つのか、もう一歩深く知りたくなったら、福占い処のAI鑑定をのぞいてみるのもひとつの方法です。
霜降の十三夜から、一粒万倍日の満月へ。10月26日の夕暮れには、半年分の実りをそっと数えてみてください。
参考文献・出典
- 十二星座 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
- 暦象年表— 国立天文台 暦計算室(参照: 2026-05-16)
2026年の暦カレンダー
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本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。
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