11月の年中行事一覧2026|七五三・酉の市・新嘗祭

この記事でわかること
**11月の年中行事**を暦の視点から解説。七五三、酉の市、新嘗祭、立冬、小雪、いい夫婦の日など、2026年11月の行事一覧と吉日カレンダーで晩秋の過ごし方をガイドします。
目次
11月の年中行事一覧2026|七五三・酉の市・新嘗祭
紅葉が深まり冬の気配が近づく11月は、七五三や酉の市、新嘗祭など日本の伝統行事が集中する月。2026年11月の年中行事を一覧で確認し、晩秋の暮らしに役立てましょう。
11月の暦概要
11月は旧暦では**霜月(しもつき)**と呼ばれ、霜が降り始める時期を表します。二十四節気では「立冬」と「小雪」が巡り、暦の上では冬の始まりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旧暦名 | 霜月(しもつき) |
| 英名 | November |
| 二十四節気 | 立冬(11月7日頃)・小雪(11月22日頃) |
| 七十二候(初候) | 山茶始開(つばきはじめてひらく)— 山茶花が咲き始める |
| 七十二候(次候) | 地始凍(ちはじめてこおる)— 大地が凍り始める |
| 七十二候(末候) | 金盞香(きんせんかさく)— 水仙の花が咲く |
| 誕生石 | トパーズ・シトリン |
| 季語 | 時雨、落葉、紅葉、木枯、冬隣 |
[!TIP] 「霜月」の由来は文字通り「霜の降る月」。旧暦11月は現在の12月頃にあたるため、実際には厳しい寒さの時期でした。新暦11月は晩秋から初冬への移り変わりを感じる季節です。
11月の主な行事一覧
2026年11月の年中行事・祝日・節気をまとめました。
| 日付 | 行事名 | 概要 |
|---|---|---|
| 11月3日(火) | 文化の日 | 自由と平和を愛し文化を進める国民の祝日 |
| 11月7日(土) | 立冬 | 二十四節気。暦の上で冬の始まり |
| 11月15日(日) | 七五三 | 子どもの成長を祝い神社に参拝する |
| 11月の酉の日 | 酉の市 | 開運招福・商売繁盛を願う年末の風物詩 |
| 11月22日(日) | いい夫婦の日 | 語呂合わせ「1122」。夫婦の絆を深める日 |
| 11月22日(日) | 小雪 | 二十四節気。わずかに雪が降り始める頃 |
| 11月23日(月) | 勤労感謝の日 | 勤労を尊び生産を祝う国民の祝日 |
| 11月23日(月) | 新嘗祭 | 五穀豊穣に感謝する宮中祭祀 |
| 11月中旬〜下旬 | 紅葉の見頃 | 各地で紅葉狩りのピークを迎える |
[!NOTE] 2026年の酉の市は11月の酉の日に開催されます。一の酉・二の酉・三の酉と年によって回数が変わり、三の酉まである年は火事が多いという言い伝えがあります。
各行事の詳細
七五三(11月15日)
七五三は、3歳・5歳・7歳の子どもの成長を祝い、神社に参拝する日本の伝統行事です。正式には11月15日ですが、最近は前後の土日や家族の都合のよい日に参拝する家庭も増えています。 お日柄を重視する場合は、大安や友引を選ぶのが一般的です。
| 年齢 | 対象 | 意味 |
|---|---|---|
| 3歳(髪置き) | 男女 | 髪を伸ばし始める儀式 |
| 5歳(袴着) | 男の子 | 初めて袴を着ける儀式 |
| 7歳(帯解き) | 女の子 | 大人と同じ帯を結ぶ儀式 |
参拝マナーのポイント:
- 予約が必要な神社も多いため早めに確認する
- 千歳飴は「長寿」を願う縁起物。紅白の細長い飴が特徴
- 数え年と満年齢のどちらでも構わない(地域による)
- 写真撮影は参拝前の「前撮り」が混雑回避におすすめ
[!TIP] 11月15日が選ばれた理由は諸説ありますが、旧暦15日が満月で「鬼宿日(きしゅくにち)」という吉日にあたること、また徳川綱吉が息子の健康祈願をこの日に行ったことが由来とされています。
酉の市(11月の酉の日)
酉の市は、毎年11月の酉の日に鷲神社や大鳥神社で行われる祭礼です。商売繁盛・開運招福を願い、縁起物の熊手を買い求める年末の風物詩として親しまれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 由来 | 日本武尊が戦勝祈願の御礼参りをした故事 |
| 名物 | 縁起熊手(おかめ・大判・米俵などの飾り付き) |
| 風習 | 熊手は年々大きくしていくと縁起が良い |
| 有名な神社 | 浅草・鷲神社、新宿・花園神社、大阪・大鳥大社 |
熊手の買い方にも作法があり、値切りの駆け引きを楽しんだあと、値切った分をご祝儀として渡すのが粋とされています。
新嘗祭(11月23日)
**新嘗祭(にいなめさい)**は、天皇がその年の新穀を神に供え、自らも召し上がる宮中祭祀です。古くは最も重要な祭祀のひとつとされ、現在の「勤労感謝の日」のもとになりました。
収穫への感謝を込めて、家庭でも新米をいただく良い機会です。
いい夫婦の日(11月22日)
「11(いい)22(ふうふ)」の語呂合わせから制定された記念日。2026年は日曜日にあたるため、夫婦で過ごしやすい日取りです。感謝の気持ちを伝えたり、記念のお出かけを計画してみましょう。
11月の吉日カレンダー2026
11月の大安やその他の吉日を確認して、七五三の参拝日選びやお祝い事に活用しましょう。
| 日付 | 六曜 | 注目の吉日 |
|---|---|---|
| 11月1日(日) | 赤口 | 大明日・月初め |
| 11月3日(火) | 友引 | 巳の日・文化の日 |
| 11月4日(水) | 先負 | 一粒万倍日(不成就日併存) |
| 11月7日(土) | 赤口 | 一粒万倍日・立冬 |
| 11月10日(火) | 大安 | 大安 |
| 11月15日(日) | 仏滅 | 巳の日・七五三 |
| 11月16日(月) | 大安 | 大安 |
| 11月19日(木) | 友引 | 一粒万倍日 |
| 11月22日(日) | 大安 | 大安・いい夫婦の日・小雪 |
| 11月24日(火) | 先勝 | 大明日+寅の日 |
[!NOTE] 正確な吉日・六曜は福カレンダーの日別ページでご確認ください。
11月の旬の食材
晩秋から初冬へ向かう11月は、秋の実りと冬の味覚が重なる食材の宝庫です。
| 分類 | 食材 | 特徴 |
|---|---|---|
| 野菜 | 大根 | 冬大根が出回り始める。おでん・煮物に |
| 野菜 | 白菜 | 霜にあたると甘みが増す。鍋物の定番 |
| 野菜 | 春菊 | 独特の香りが食欲をそそる。鍋・お浸しに |
| 魚介 | 鰤(ぶり) | 寒ブリのシーズン到来。刺身・照り焼き |
| 魚介 | 牡蠣(かき) | 「Rのつく月」の旬。鍋・フライ・生食 |
| きのこ | むかご・銀杏 | 秋の味覚の名残。炊き込みご飯に |
| 果物 | 柿・みかん | 柿は甘柿が最盛期。みかんも出回る |
| 和菓子 | 亥の子餅 | 旧暦10月の亥の日に食べる行事食 |
よくある質問(FAQ)
Q. 七五三は11月15日でなくても良い?
はい。正式には11月15日ですが、前後の土日や家族の都合に合わせて参拝する家庭が増えています。 お日柄を重視する場合は、大安や友引など縁起の良い日を選ぶのが一般的です。10月〜12月初旬まで受け付ける神社も多いので、混雑を避けて時期をずらすのもおすすめです。
Q. 酉の市の熊手はいくらくらい?
小さなものは1,000円程度から、大きな飾り熊手は数万円〜数十万円まであります。初めての方は小さめの熊手から始め、毎年少しずつ大きくしていくのが縁起の良い買い方とされています。
Q. 勤労感謝の日と新嘗祭の違いは?
新嘗祭は天皇が新穀を神に供える宮中祭祀で、古代から続く収穫感謝の儀式です。戦後、GHQの方針で祝日の名称が「勤労感謝の日」に改められましたが、宮中では現在も新嘗祭が執り行われています。
Q. 11月に結婚式を挙げるのに良い日は?
気候が穏やかな11月は結婚式の人気シーズンです。2026年11月は大安が5回あり、特に11月22日(日・大安・いい夫婦の日・小雪)や11月28日(土・大安)が週末と重なる人気の日取りです。詳しい吉凶は福カレンダーの日別ページでご確認ください。
まとめ
11月は七五三や酉の市、新嘗祭など日本の伝統文化を肌で感じられる行事が集中する月です。立冬を迎えて暦の上では冬が始まりますが、紅葉が見頃を迎える晩秋の美しさも格別です。
吉日を上手に活用して、七五三の参拝やお祝い事の日取りを決めましょう。
今日の暦と吉凶を確認するなら福カレンダーの今日のページをご覧ください。
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参考文献・出典
- 年中行事 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
- 文化財オンライン (文化庁)— 文化庁(参照: 2026-05-16)
- 日本の暦 -国立国会図書館-— 国立国会図書館(参照: 2026-05-16)
2026年の暦カレンダー

野分 蓮干支と暦の研究家
- 十干十二支
- 二十四節気
- 自然暦
十干十二支・二十四節気・自然と暦の関わりを、歴史と科学の両面から掘り下げる研究家肌の編集者。古文書の記述と現代の気象データを突き合わせるような、知的好奇心を刺激する考察記事を得意とする。
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