8月の年中行事一覧2026|お盆・花火大会・立秋

この記事でわかること
**8月の年中行事**を暦の視点から解説。お盆、花火大会、立秋、処暑、終戦記念日など、2026年8月の行事一覧と吉日カレンダーで夏の過ごし方をガイドします。
目次
8月の年中行事一覧2026|お盆・花火大会・立秋
夏本番の8月は、お盆の帰省や花火大会で日本列島が活気づく一方、立秋を境に暦の上では秋が始まります。2026年8月の年中行事を一覧で確認し、夏の暮らしに役立てましょう。
8月の暦概要
8月は旧暦では**葉月(はづき)**と呼ばれます。木の葉が色づいて落ち始める「葉落ち月」が転じたとする説が有力です。二十四節気では「立秋」と「処暑」が巡り、猛暑の中にも秋の気配が忍び寄る季節です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旧暦名 | 葉月(はづき) |
| 英名 | August |
| 二十四節気 | 立秋(8月7日頃)・処暑(8月23日頃) |
| 七十二候(初候) | 涼風至(すずかぜいたる)— 涼しい風が初めて吹く |
| 七十二候(次候) | 寒蝉鳴(ひぐらしなく)— ヒグラシが鳴き始める |
| 七十二候(末候) | 蒙霧升降(ふかきりまとう)— 深い霧が立ち込める |
| 誕生石 | ペリドット |
| 季語 | 残暑、盆踊り、花火、蝉時雨、送り火 |
[!TIP] 「葉月」の由来には「葉落ち月」説のほか、稲穂が張る「穂張り月」が転じたとする説もあります。旧暦8月は現在の9月頃にあたるため、本来は初秋の風情を表す月名です。
8月の主な行事一覧
2026年8月の年中行事・祝日・節気をまとめました。
| 日付 | 行事名 | 概要 |
|---|---|---|
| 8月1日(土) | 八朔(はっさく) | 旧暦8月1日の行事。稲の実りに感謝し豊作を祈る |
| 8月7日(金)頃 | 立秋 | 二十四節気。暦の上で秋の始まり |
| 8月上旬〜中旬 | 花火大会シーズン | 全国各地で大規模な花火大会が開催される |
| 8月13日(木) | お盆・迎え火 | 先祖の霊を迎える。盆の入り |
| 8月14日(金) | お盆(中日) | 先祖の霊とともに過ごす中心の日 |
| 8月15日(土) | 終戦記念日 | 正午に全国で黙祷。平和を祈念する日 |
| 8月16日(日) | お盆・送り火 | 先祖の霊を送る。京都五山送り火が有名 |
| 8月23日(日)頃 | 処暑 | 二十四節気。暑さが収まり始める頃 |
| 8月23日(日)〜24日(月) | 地蔵盆 | 地蔵菩薩の縁日。子どもの守り神を祀る |
| 8月下旬頃 | 旧七夕 | 旧暦7月7日の七夕。仙台七夕まつり(8月6〜8日)など |
| 8月11日(火) | 山の日 | 「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」祝日 |
[!NOTE] 2026年のお盆は8月13日(木)〜16日(日)。土日と合わせて4連休となり、帰省や旅行の計画が立てやすい年です。
各行事の詳細
お盆(8月13日〜16日)
お盆(盂蘭盆会) は先祖の霊を自宅に迎え、供養する日本最大の仏教行事です。地域によって7月盆(新暦)と8月盆(旧盆)がありますが、全国的には8月盆が主流です。
| 日程 | 行事 | 内容 |
|---|---|---|
| 8月13日 | 迎え火 | 玄関先で麻殻(おがら)を焚き、先祖の霊を迎える |
| 8月14〜15日 | 盆供養 | 仏壇に精進料理を供え、僧侶の読経で供養 |
| 8月16日 | 送り火 | 再び火を焚いて霊をあの世へ送り出す |
お盆の準備チェックリスト
- 盆棚(精霊棚)の設置 — 位牌、供物、キュウリの馬・ナスの牛を飾る
- 提灯の準備 — 新盆(初盆)は白提灯を用意
- お墓の掃除 — 盆入り前に済ませる
- お供え物 — 果物、そうめん、落雁、故人の好物
[!TIP] キュウリの馬は「早く帰ってきてほしい」、ナスの牛は「ゆっくり帰ってほしい」という願いが込められています。地域によって形や飾り方が異なるのも盆の風物詩です。
精霊流し・灯籠流し
お盆の終わりに行われる精霊流しは、供物や灯籠を川や海に流して先祖の霊を送る行事です。長崎の精霊流しは爆竹の音とともに街中を練り歩く盛大なもので、全国的に知られています。
立秋と残暑見舞い(8月7日頃)
立秋は二十四節気の第13番目で、暦の上で秋が始まる日です。2026年は8月7日頃にあたります。猛暑が続く最中ですが、暦ではこの日を境に「残暑」となります。
| 項目 | 立秋前 | 立秋後 |
|---|---|---|
| 時候の挨拶 | 暑中見舞い | 残暑見舞い |
| 暦の季節 | 夏 | 秋 |
| 自然の変化 | — | 朝夕にわずかな涼風を感じ始める |
[!NOTE] 暑中見舞いは立秋前まで、残暑見舞いは立秋から8月末までに届くように出すのがマナーです。切り替えの日を間違えやすいので注意しましょう。
地蔵盆(8月23日〜24日)
地蔵盆は地蔵菩薩の縁日(毎月24日)のうち、旧暦7月24日に最も近い8月23〜24日に行われる行事です。特に関西地方で盛んで、町内の地蔵尊を子どもたちが中心になって祀ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な地域 | 近畿地方(京都・大阪・滋賀など) |
| 対象 | 子どもの守護仏として信仰される |
| 風習 | お供え・数珠回し・福引き・盆踊り |
| 食べ物 | お菓子の配布、かき氷のふるまい |
処暑(8月23日頃)
処暑は「暑さが止む」という意味の節気です。台風シーズンの到来を告げるころでもあり、二百十日(9月1日頃)に向けて防災への備えが大切になります。
8月の吉日カレンダー2026
8月の大安やその他の吉日を確認して、お祝い事や重要な決断に活用しましょう。
| 日付 | 六曜 | 注目の吉日 |
|---|---|---|
| 8月3日(月) | 友引 | 一粒万倍日・大明日 |
| 8月6日(木) | 大安 | — |
| 8月7日(金) | 赤口 | 立秋 |
| 8月12日(水) | 大安 | 大明日+不成就日 |
| 8月13日(木) | 先勝 | 一粒万倍日・大明日・お盆入り |
| 8月17日(月) | 大安 | 三隣亡 |
| 8月18日(火) | 赤口 | 一粒万倍日 |
| 8月23日(日) | 大安 | 処暑・大明日+不成就日 |
[!TIP] 2026年8月に天赦日はありません(7月19日と10月1日が直近)。お盆前後の大安は8月6日・12日・23日。8月13日は一粒万倍日と大明日が重なるお盆入りの吉日です。詳しい吉凶は福カレンダーの日別ページでご確認ください。
8月の旬の食材
真夏の恵みを楽しむ8月。暑さを乗り切る栄養豊富な旬の食材が揃います。
| 分類 | 食材 | 特徴 |
|---|---|---|
| 野菜 | 枝豆 | ビタミンB1豊富。夏バテ防止に最適 |
| 野菜 | トマト | リコピンが最も豊富になる時期 |
| 野菜 | ゴーヤ(苦瓜) | お盆料理にも。ビタミンC豊富 |
| 野菜 | とうもろこし | 甘みが最高潮。茹でたて・焼きが定番 |
| 魚介 | 鱧(はも) | 京都の祇園祭〜お盆の味覚。骨切りが職人技 |
| 魚介 | スズキ | 夏が旬の白身魚。洗い(刺身)が涼やか |
| 果物 | 桃 | お盆のお供えにも。不老長寿の縁起物 |
| 果物 | 西瓜(すいか) | 夏の風物詩。水分補給と塩分補給に |
| 和菓子 | 落雁・精進料理 | お盆のお供え菓子の定番 |
よくある質問(FAQ)
Q. お盆の時期は地域によって違う?
はい。東京や南関東の一部では7月13〜16日(新暦盆)、全国の大半の地域では8月13〜16日(旧盆・月遅れ盆)に行います。沖縄では旧暦7月13〜15日に行うため、毎年日付が変わります。
Q. 立秋を過ぎてもまだ暑いのに「秋」なのはなぜ?
二十四節気は古代中国の黄河流域で生まれた暦で、日本の実際の気候とはずれがあります。ただし「暑さの頂点を過ぎた」という意味では理にかなっており、立秋以降は日没が早まり、朝夕にかすかな涼しさを感じ始めます。
Q. 8月にも天赦日はある?
2026年8月には天赦日はありません。年内の天赦日は1月17日、3月5日、5月4日、5月20日、7月19日、10月1日、12月16日の7日のみ。ただし8月13日は一粒万倍日でお盆入りと重なり、迎え火や新しい決意に向く開運日です。
Q. 花火大会の起源は?
江戸時代の1733年、隅田川で行われた水神祭の花火が起源とされています。前年の大飢饉やコレラの犠牲者を弔い、悪疫退散を祈る「慰霊」の意味がありました。
まとめ
8月はお盆を中心に、先祖への感謝と家族の絆を深める行事が並ぶ月です。立秋を境に暦は秋へと移り変わり、処暑を過ぎれば少しずつ暑さも和らぎ始めます。
2026年8月の一粒万倍日(3日・13日・18日)や大安(6日・12日・23日)を上手に活用しつつ、旬の食材で夏バテを防ぎ、季節の行事を楽しみましょう。
今日の暦と吉凶を確認するなら福カレンダーの今日のページをご覧ください。
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参考文献・出典
- 年中行事 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
- 文化財オンライン (文化庁)— 文化庁(参照: 2026-05-16)
- 日本の暦 -国立国会図書館-— 国立国会図書館(参照: 2026-05-16)
2026年の暦カレンダー

野分 蓮干支と暦の研究家
- 十干十二支
- 二十四節気
- 自然暦
十干十二支・二十四節気・自然と暦の関わりを、歴史と科学の両面から掘り下げる研究家肌の編集者。古文書の記述と現代の気象データを突き合わせるような、知的好奇心を刺激する考察記事を得意とする。
この編集者の記事を見る →この記事について
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