
一年の締めくくりとなる12月は、冬至や大掃除、大晦日など暦に根付いた行事が続きます。2026年12月の年中行事・吉日・旬の食材をまとめて、年末の過ごし方をガイドします。
12月は旧暦で「師走(しわす)」と呼ばれます。僧侶(法師)が走り回るほど忙しい月という説が有名ですが、年が果てる=「年果つ(としはつ)」が転じたという説もあります。二十四節気では大雪と冬至が巡り、一年で最も夜が長くなる季節です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旧暦名 | 師走(しわす) |
| 英名 | December |
| 二十四節気 | 大雪(12月7日頃)・冬至(12月22日頃) |
| 七十二候(初候) | 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)12/7頃 |
| 七十二候(次候) | 熊蟄穴(くまあなにこもる)12/12頃 |
| 七十二候(末候) | 鱖魚群(さけのうおむらがる)12/17頃 |
| 誕生石 | タンザナイト・ターコイズ |
| 季語 | 冬至、師走、年の暮、除夜の鐘 |
[!TIP] 大雪を過ぎると本格的な冬将軍が到来します。大雪の名のとおり山間部で雪が積もり始め、平野部でも初雪の便りが届く時期です。
2026年12月の年中行事・祝日・節気をまとめました。
| 日付 | 行事名 | 概要 |
|---|---|---|
| 12月7日(月)頃 | 大雪 | 二十四節気。本格的な冬の到来 |
| 12月13日(日) | 正月事始め・すす払い | 正月準備の開始日。一年の煤を払う |
| 12月22日(火)頃 | 冬至 | 二十四節気。一年で最も昼が短い日 |
| 12月24日(木) | クリスマスイブ | キリスト降誕祭の前夜 |
| 12月25日(金) | クリスマス |
冬至は一年で最も昼が短く、夜が最も長い日です。太陽の力が最も弱まるこの日を境に再び日が伸びることから、「一陽来復(いちようらいふく)」——陰が極まり陽に転じる吉日として大切にされてきました。
| 風習 | 意味 |
|---|---|
| かぼちゃ(南瓜) | 「なんきん」=「ん」が付く食べ物で運気上昇。栄養価も高く冬の健康維持に |
| ゆず湯 | 「冬至(とうじ)」と「湯治(とうじ)」の語呂合わせ。血行促進・風邪予防 |
| 小豆粥 | 赤い小豆で邪気を払う。地域によって冬至の朝に食べる |
[!TIP] 冬至に「ん」が2つ付く食材を食べると運気が上がるという「冬至の七種(ななくさ)」があります。南瓜(なんきん)、蓮根(れんこん)、人参(にんじん)、銀杏(ぎんなん)、金柑(きんかん)、寒天(かんてん)、饂飩(うんどん=うどん)の7つです。
12月13日は「正月事始め」と呼ばれ、正月の準備を始める日です。もともとは「すす払い」の日で、江戸城で12月13日にすす払いが行われたことが庶民にも広まりました。
現代の大掃除はこのすす払いが原型です。神棚や仏壇を清め、年神様を迎える準備を整えるという意味があり、単なる掃除ではなく一年の穢れを祓う神事としての側面があります。
大掃除は正月事始めのすす払いに由来し、年神様を清浄な家にお迎えするための行事です。暦を意識するなら、12月中の大安の日に大掃除を始めると気持ちよくスタートできます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 避ける日 | 12月29日(二重苦)、31日(一夜飾りと同様に慌ただしい印象) |
| おすすめ | 12月13日(正月事始め)〜28日の間に完了 |
| 神棚の掃除 | 最優先。年神様の居場所を最初に清める |
大晦日(おおみそか)は一年の最終日であり、旧暦では毎月の末日を「晦日(みそか)」と呼んでいたことに由来します。大晦日には以下の行事が重なります。
本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。
免責事項を読む →福カレンダーでは、暦に関するコンテンツを正確かつ分かりやすくお届けするよう努めています。
編集方針について →参考情報:暦注・民俗資料、公的機関の暦情報を参考に編集部が整理しています。
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| キリスト降誕を祝う日 |
| 12月下旬 | 大掃除 | 年神様を迎えるための清め |
| 12月下旬 | 餅つき | 正月用の餅を準備する伝統行事 |
| 12月31日(水) | 大晦日・大祓 | 一年の最終日。除夜の鐘で煩悩を払う |
| 12月31日(水) | 年越しそば | 長寿・厄断ちを願い蕎麦を食べる |
[!NOTE] 12月29日は「二重苦(にじゅうく)」に通じるため餅つきや正月飾りを避ける風習があります。31日も「一夜飾り」として嫌われるため、正月飾りは28日まで、もしくは30日に済ませるのが吉です。
年越しそばは江戸時代中期に庶民の間で定着した風習です。
| 説 | 内容 |
|---|---|
| 長寿祈願 | 細く長い蕎麦のように長生きできるように |
| 厄断ち | 蕎麦は切れやすい→一年の災厄を断ち切る |
| 金運向上 | 金箔職人が飛び散った金粉をそば粉で集めた→金を集める |
[!NOTE] 年越しそばは年をまたぐ前に食べ終えるのが良いとされています。年をまたいで食べると翌年の金運が下がるという言い伝えがあります。
年末の大切な用事や買い物に、吉日を活用しましょう。
| 日付 | 六曜 | 注目の吉日 |
|---|---|---|
| 12月2日(水) | 大安 | — |
| 12月5日(土) | 先勝 | 一粒万倍日 |
| 12月8日(月) | 大安 | — |
| 12月11日(木) | 先勝 | 天赦日 |
| 12月14日(日) | 大安 | — |
| 12月18日(木) | 先勝 | 一粒万倍日 |
| 12月20日(土) | 大安 | — |
| 12月26日(金) | 大安 | — |
| 12月30日(火) | 先勝 | 一粒万倍日 |
[!NOTE] **2026年12月11日(木)**は天赦日です。天が万物の罪を赦す最上の吉日で、新しい財布の使い始めや大きな買い物、契約に最適です。年末の準備をこの日に合わせるのもおすすめです。
冬の滋味が詰まった食材で、年末の食卓を豊かに彩りましょう。
| 分類 | 食材 | 特徴 |
|---|---|---|
| 野菜 | かぼちゃ | 冬至の行事食。ビタミンA・Eが豊富 |
| 野菜 | 大根・白菜 | 鍋の主役。寒さで甘みが凝縮 |
| 野菜 | ゆず | ゆず湯・料理の香り付けに |
| 魚介 | ブリ | 「寒ブリ」は冬が最旬。出世魚で縁起も良い |
| 魚介 | カニ(ズワイ・タラバ) | 年末のごちそうの定番 |
| 魚介 | 牡蠣 | 冬に旨みが最も濃厚になる |
| 果物 | みかん・りんご | こたつにみかんは冬の風物詩 |
| 正月準備 | 餅・蕎麦・黒豆・数の子 | おせち材料の仕込みが本格化 |
冬至は太陽の力が最も弱まる日であり、栄養豊富なかぼちゃで体力を補う先人の知恵です。また「南瓜(なんきん)」は「ん」が付く食べ物で運気を呼び込むとされています。夏に収穫して冬まで保存が利く貴重な緑黄色野菜でもありました。
正月事始めの12月13日以降であればいつでもかまいませんが、29日(二重苦)と31日(一夜飾り)は避けるのがしきたりです。12月28日が最も好まれます(「八」は末広がりで縁起が良い)。
**12月11日(木)**の天赦日です。暦の上で最も吉とされる日で、年に5〜6回しか巡ってきません。年末の大きな買い物や新しいことの始まりに最適です。
大晦日の夕食時か、それ以降に食べるのが一般的です。ただし年をまたぐ前に食べ終えるのが良いとされています。除夜の鐘を聞きながら食べる地域もありますが、縁起を気にする場合は23時頃までに済ませましょう。
12月は正月事始めのすす払いに始まり、冬至のかぼちゃとゆず湯、大掃除で一年の穢れを祓い、大晦日の年越しそばで締めくくる――暦に根付いた行事が一年の終わりを美しく彩る月です。
2026年12月は12月11日に天赦日がありますので、年末の大切な用事や買い物に活かしてみてください。吉日を意識しながら年末を過ごすことで、気持ちよく新年を迎えられるでしょう。
今日の暦と吉凶を確認するなら福カレンダーの今日のページをご覧ください。
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