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地域

炎が結ぶ天と地 ─ 中部の道祖神祭りと左義長の開運

旅河 楓旅と祈りの編集者·2026.05.13 更新·約21分
炎が結ぶ天と地 ─ 中部の道祖神祭りと左義長の開運

この記事でわかること

小正月の夜空を焦がす巨大な炎。長野県野沢温泉の「道祖神祭り」は、日本三大火祭りの一つに数えられる壮絶な火の祭典です。正月飾りを焚き上げる「左義長(どんど焼き)」とともに、火による浄化と道祖神の旅の安全祈願を暦の視点から紐解きます。

目次
  1. 1.道祖神とは ─ 道の守り神、村の境の番人
  2. 2.野沢温泉の道祖神祭り ─ 日本三大火祭り
  3. 3.左義長(どんど焼き)─ 全国に広がる小正月の火
  4. 4.暦との深い関係 ─ 小正月・小寒・大寒
  5. 5.正月飾りの処分作法 ─ 左義長に持っていくもの
  6. 6.実践的プラン ─ 野沢温泉と道祖神祭り2泊3日モデル

炎が結ぶ天と地 ─ 中部の道祖神祭りと左義長の開運

1月15日、小正月の夜。長野県野沢温泉村の中心部に、高さ18メートルの巨大な社殿(しゃでん)が組み上げられています。ブナの大木で組まれたその櫓は、まるで天に向かってそびえ立つ塔のよう。

やがて松明を手にした村人たちが社殿に火を放とうと押し寄せ、25歳・42歳の厄年の男たちがそれを必死に守る。激しい攻防の中でついに火が社殿に燃え移ると、夜空を焦がす大火柱が立ち上り、雪に覆われた山里が一瞬、真昼のように明るく照らされる──。

野沢温泉の道祖神祭り。日本三大火祭りの一つに数えられるこの壮絶な祭りは、単なる火祭りではありません。火の浄化力で正月の穢れを焼き尽くし、道祖神に旅の安全と集落の繁栄を祈る、暦の節目の開運行事なのです。

中部地方各地で行われる左義長(さぎちょう)、別名どんど焼きとともに、小正月の火が持つ深い意味を読み解いていきましょう。


道祖神とは ─ 道の守り神、村の境の番人

「道の神」の多様な顔

**道祖神(どうそじん)**は、日本各地の辻(つじ)や村の境界に祀られる「道の神」です。旅人の安全を守り、外から入ってくる邪霊や疫病を村の入り口で食い止める「境界の番人」でもあります。

中部地方、特に長野県・新潟県・山梨県には、全国でも突出した数の道祖神石像が残されています。双体道祖神(男女二神が寄り添う姿)、丸石道祖神(まるい自然石そのもの)、文字道祖神(「道祖神」と刻まれた石碑)──その形態は多様ですが、いずれも「道の安全」と「邪悪の排除」を司る神として、村人たちの厚い信仰を集めてきました。

道祖神の類型形態主な分布
双体道祖神男女二神が並立・握手長野県、群馬県、山梨県
丸石道祖神丸い自然石山梨県(甲州)
文字道祖神石碑に「道祖神」と刻字関東甲信越全般
猿田彦系天狗の面を持つ像三重県、全国の猿田彦神社
塞の神系境界に立つ男根形石東北、北陸

なぜ「道の神」が「火の祭り」と結びつくのか

道祖神は「境界の神」です。そして小正月は、正月(聖なる時間)と日常(俗の時間)の「境界の日」。

聖なる正月の期間に迎えた歳神様を天にお送りし、日常の生活に戻る──その「境界の瞬間」に、道祖神の力を借りて火を焚き、正月飾りを焚き上げる。道祖神が守る「境界」と、小正月が持つ「境界」の意味が重なり合うからこそ、道祖神祭りは火の祭りとして行われるのです。

[!TIP] 中部地方を旅すると、村の入り口や辻に小さな石の道祖神がひっそりと佇んでいるのを見かけます。旅の安全を守ってくれる道祖神に手を合わせてから出発する──それだけで旅の開運力がぐっと高まります。


野沢温泉の道祖神祭り ─ 日本三大火祭り

壮絶な火の攻防

毎年1月15日の小正月に行われる野沢温泉の道祖神祭り(国重要無形民俗文化財)は、日本三大火祭りの一つに数えられる壮大な祭りです。

祭りのクライマックスは、村人が社殿に火をつけようとする「攻め手」と、厄年の男たちがそれを守る「守り手」の激しい攻防戦です。

祭りの流れ時刻内容
社殿の組み立て1月13日〜14日ブナの大木を組み上げ、高さ約18mの社殿を建てる
火元もらい1月14日夕方道祖神場に御神火を灯す
子どもの火祭り1月15日 17:00頃子どもたちが松明を持って周囲を回る
大人の火祭り1月15日 20:00頃攻め手が松明で社殿に火をつけようとする
攻防戦1月15日 20:00〜21:30厄年の男たちが社殿を守り、攻め手との押し合いが続く
火入れ1月15日 21:30頃ついに社殿に火が入り、大火柱が立ち上る
鎮火深夜〜翌未明社殿が燃え尽きるまで。燠火で餅を焼いて食べる

厄年の男たちの「火の修行」

道祖神祭りの主役は、25歳と42歳の厄年の男たちです。

彼らは祭りの準備段階から社殿の建設に携わり、当日は社殿の上に登って攻め手の火を防ぎます。松明の炎と熱風に晒されながら、社殿を守り抜こうとするその姿は、まさに火の修行。厄年の男たちが文字通り「火の中で厄を焼き尽くす」ことで、厄が祓われると信じられています。

攻め手は社殿の足元に松明を押し込み、守り手はそれを素手で払い除ける。この攻防は1時間以上にわたり、火の粉が舞い散る中での肉弾戦は凄絶です。しかし、この激しさこそが厄払いの力の源泉。生ぬるい火では厄は祓えない──全身全霊で火に立ち向かうからこそ、厄が完全に焼き尽くされるのです。

項目詳細
開催日毎年1月15日(小正月)
場所長野県下高井郡野沢温泉村(道祖神場)
文化財国重要無形民俗文化財
社殿の大きさ高さ約18m、幅約8m
厄年の男25歳(守り手の主力)・42歳(総指揮)
アクセス北陸新幹線「飯山」駅からバスで約25分

[!NOTE] 道祖神祭りは観光客も間近で見学できますが、攻防戦中は松明の火の粉が飛び散るため、燃えにくい素材の服装と、火の粉対策のフード付きジャケットが必須です。カメラのレンズも火の粉で傷つく可能性があるため、保護フィルターを付けておくことをおすすめします。


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左義長(どんど焼き)─ 全国に広がる小正月の火

左義長の意味と由来

**左義長(さぎちょう)**は、小正月(1月15日前後)に正月飾り(門松、しめ縄、書き初めなど)を焚き上げる行事です。地域によって「どんど焼き」「とんど焼き」「鬼火焚き」など様々な呼び名があります。

左義長の起源は平安時代の宮中行事にさかのぼります。清涼殿の庭で青竹を三本束ねたものに扇子や短冊を飾り付けて焼く「三毬杖(さぎちょう)」という行事が、民間に広まったとされています。

左義長の呼び名地域
左義長近畿、中部の一部
どんど焼き関東、中部、東北の広域
とんど焼き西日本の広域
鬼火焚き九州北部
さいと焼き東海、関東の一部
道祖神祭り長野県、新潟県

左義長の火が持つ3つの意味

左義長の炎には、3つの重要な意味が込められています。

1. 歳神様の送り火

正月に各家庭を訪れていた歳神様を、炎の煙とともに天にお送りする。門松やしめ縄は歳神様の依代(よりしろ)であり、それを焚き上げることは「歳神様の帰り道を煙で示す」行為です。

2. 火による浄化

正月の期間に蓄積した穢れや厄を、火の浄化力で焼き尽くす。火は古来、最も強力な浄化のエネルギーとされ、不動明王が背に纏う炎も、護摩祈祷の火も、すべて浄化の火です。

3. 予祝(よしゅく)── 豊作の先取り

左義長の炎が高く上がれば「今年は豊作」、書き初めが高く舞い上がれば「字が上手くなる」──左義長には、火の勢いで一年の吉凶を占う**予祝(よしゅく)**の意味もあります。

意味行為開運効果
歳神様の送り火正月飾りを焚き上げる歳神様を正しくお送りし、来年も再来していただく
火による浄化炎で穢れと厄を焼き尽くす一年の邪気を払い、清浄な状態で日常に戻る
予祝炎の勢い・煙の高さで吉凶を占う一年の幸運を「先取り」して確定させる

中部地方の主な左義長・道祖神祭り

中部地方には、特に規模が大きく歴史ある左義長・道祖神祭りが集中しています。

祭り地域日程特徴
野沢温泉道祖神祭り長野県野沢温泉村1月15日日本三大火祭り。社殿の攻防戦
新潟左義長まつり新潟県各地1月中旬広大な田んぼで大規模に焚き上げ
松本あめ市(飴市)長野県松本市1月中旬左義長と飴の市が同時開催
飯田お練りまつり長野県飯田市小正月前後道祖神祭りと獅子舞の競演
高山左義長まつり岐阜県高山市1月中旬飛騨の古い町並みで行われる伝統行事
越中八尾左義長富山県富山市八尾1月中旬おわら風の盆の町の冬の祭り

暦との深い関係 ─ 小正月・小寒・大寒

小正月(1月15日)─ もう一つの正月

小正月は「女正月(おんなしょうがつ)」とも呼ばれます。元旦〜7日の大正月に忙しく働いた女性たちが、ようやく一息つける日──という意味です。

暦的に見ると、小正月は旧暦1月15日の満月にあたります。新暦に移行した現在でも1月15日を小正月とする習慣が残っていますが、本来は「新年最初の満月の日」が小正月でした。満月は「物事の成就と完成」を象徴し、正月に立てた目標や祈りが「満ちる(成就する)」日とされています。

小正月の行事内容開運の意味
左義長(どんど焼き)正月飾りを焚き上げる歳神様の送り火。火の浄化
小豆粥(あずきがゆ)小豆の赤い粥を食べる邪気払い。一年の無病息災を祈る
餅花(もちばな)柳の枝に紅白の餅を飾る五穀豊穣の予祝。豊かな実りを先取り
鳥追い田畑の害鳥を追い払う儀式農作物への被害を防ぐ予祝
成木責め(なりきぜめ)果樹の幹を刃物で叩いて脅す豊かな実りを「脅して」約束させる

小寒から大寒へ ─ 火のエネルギーが最も必要な時期

小正月が位置する1月中旬は、二十四節気の小寒(1月6日頃)と大寒(1月20日頃)の間にあたります。一年で最も寒い「寒の内」のど真ん中です。

この極寒の時期に火を焚くことは、単なる暖の確保ではありません。陰の気が極まった大地に、火(陽の極み)のエネルギーを注ぎ込む行為です。陰陽の観点から見ると、左義長の炎は「冬の陰の気を打ち破り、春の陽の気を呼び覚ます狼煙(のろし)」なのです。

二十四節気2026〜2027年の日付左義長との関係
冬至12月22日頃陰の極み。陽の復活が始まる
小寒1月6日頃寒の入り。左義長の準備期
小正月1月15日左義長・道祖神祭り本番
大寒1月20日頃最も寒い時期。火のエネルギーが凝縮
立春2月4日頃暦の春。左義長の火が呼んだ陽の気が花開く

六曜と小正月の吉日

小正月前後の吉日に合わせて左義長や道祖神祭りに参加すれば、火の浄化力と暦の力が重なり、開運効果が最大化されます。

  • 大安: 万事吉の日。旅行の出発日や参拝日に
  • 一粒万倍日: 小さな浄化が万倍の効果を生む
  • 天赦日: 天が赦す日。火に託した厄が天に昇り、完全に消え去る

正月飾りの処分作法 ─ 左義長に持っていくもの

焚き上げて良いもの・いけないもの

左義長では正月飾りを焚き上げますが、何でも燃やして良いわけではありません。正しい作法を知っておきましょう。

焚き上げて良いもの焚き上げてはいけないもの
門松プラスチック製の飾り
しめ縄・しめ飾りビニール・ナイロン素材
書き初め鏡餅のプラスチック容器
お札・お守り(紙・布製)人形(人形供養は別途)
破魔矢写真(個人情報の問題)
旧年のだるま金属類(針金入りの飾りは外す)

左義長に行けない場合の処分方法

左義長が近くで行われていない場合や、日程が合わない場合は、以下の方法で正月飾りを処分できます。

  1. 神社の古札納所に持参: 多くの神社に「古札納所」があり、正月飾りも受け付けてくれます
  2. 塩で清めて一般ごみに: やむを得ない場合は、新聞紙に広げて塩を振り、「ありがとうございました」と手を合わせてから、各自治体のルールに従って処分します
  3. 後日の左義長に持参: 地域によっては1月15日以降にも左義長を行う場合があります

[!NOTE] 正月飾りの処分を後回しにしたり、ゴミ箱にそのまま捨てたりするのは避けましょう。正月飾りは歳神様の依代。丁寧にお送りすることで、来年も歳神様が訪れてくださいます。


実践的プラン ─ 野沢温泉と道祖神祭り2泊3日モデル

1月の野沢温泉で道祖神祭りとスキー、温泉を満喫する開運旅行プランです。

日程行程開運ポイント
1日目(1月14日)飯山駅着 → 野沢温泉へ移動 → 外湯巡り → 社殿組み立ての見学 → 野沢温泉泊温泉の浄化力で旅の始まりを清める。社殿の威容に圧倒される
2日目(1月15日)午前:野沢温泉スキー場 → 午後:道祖神場周辺の散策 → 夜:道祖神祭り(本番) → 野沢温泉泊雪山のエネルギーとスキーで体を活性化。夜は火の浄化力を全身で受ける
3日目(1月16日)朝:外湯で朝風呂 → 飯山市内散策(高橋まゆみ人形館等)→ 飯山駅発祭りの余韻を温泉で整え、飯田の雪景色の中で静かに新年の決意を固める

野沢温泉の外湯 ─ 火と水の浄化

野沢温泉村には**13の外湯(そとゆ)**があり、すべて無料で入浴できます。地元の人々が管理するこの共同浴場は、道祖神祭りの火の浄化と対をなす「水の浄化」の場です。

火で厄を焼き、温泉の湯で体を清める──火と水の二重の浄化を一つの旅で体験できるのは、野沢温泉ならではの贅沢です。

外湯特徴泉質
大湯(おおゆ)村の中心。最も有名な外湯含硫黄-ナトリウム・カルシウム
熊の手洗湯伝説のある歴史ある湯単純硫黄温泉
河原湯道祖神場に近い含硫黄-ナトリウム・カルシウム
麻釜湯(あさがまゆ)野沢温泉のシンボル・麻釜の近く含硫黄-ナトリウム・カルシウム

中部のパワースポットと組み合わせる

道祖神祭りの前後に、中部の開運パワースポットを巡るのもおすすめです。長野県内には戸隠神社、諏訪大社、善光寺など、強力なパワースポットが点在しています。道祖神祭りの火の浄化で厄を落とした後に聖地を訪れれば、清浄な状態で最高のエネルギーを受け取ることができます。


今日からできる開運アクション ─ 火の浄化力を日常に

1. 小正月に正月飾りを左義長に持参する

具体的なアクション: 1月15日前後に地元の神社や広場で行われる左義長(どんど焼き)に、正月飾り・古いお札・お守り・書き初めを持参しましょう。

左義長の火に正月飾りを託すことは、歳神様を天にお送りする最も正しい作法です。炎が空に立ち上る瞬間、「今年も一年よろしくお願いします」と手を合わせましょう。正月飾りの針金やプラスチック部分は事前に外してから持参するのがマナーです。

2. キャンドルで「ミニ左義長」を行う

具体的なアクション: 小正月の夜にキャンドルを灯し、この一年で手放したいことを紙に書いて(安全な器の中で)小さく焚き上げましょう。

マンション住まいなど左義長に参加できない方でも、キャンドルの炎で「ミニ左義長」を行うことができます。火の浄化力は規模の大小に関わらず有効です。炎を見つめながら、手放したいもの(悪い習慣、ネガティブな感情、不要な執着)が煙とともに消えていくイメージを持ちましょう。一粒万倍日に行えば、浄化の効果が万倍に広がります。

3. 道祖神に旅の安全を祈る

具体的なアクション: 旅行や出張の前に、自宅近くの道祖神(辻や村の入り口の石仏)に手を合わせましょう。

道祖神は旅人を守る神です。出発前に道祖神に挨拶をすることで、旅路の安全が守られます。特に大安の出発日に道祖神に参拝すれば、旅の安全と開運が二重に重なります。中部地方を旅する際は、道端の小さな石仏にも目を向けてみてください。

4. 「火を見つめる時間」を習慣にする

具体的なアクション: 週に一度、キャンドルや暖炉の火を5分間静かに見つめる時間を作りましょう。

火を見つめる行為は、古来「火定(かじょう)」と呼ばれる瞑想法に通じます。揺れる炎に意識を集中することで、雑念が消え、心が静まっていきます。冬の夜に暖かい炎を見つめながら、自分の内面と向き合う──それは左義長の浄化力を日常に取り入れる最もシンプルな方法です。


六曜で選ぶベスト訪問日 ─ 2027年1月の吉日カレンダー

野沢温泉の道祖神祭りと左義長の時期に合わせた吉日をまとめました。

日付曜日吉日おすすめ度
1月2日土赤口・巳の日⭐⭐⭐⭐
1月6日水小寒・仏滅⭐⭐⭐
1月11日月寅の日・鏡開き⭐⭐⭐
1月12日火仏滅⭐⭐⭐⭐
1月15日金小正月(道祖神祭り本番)・先勝⭐⭐⭐⭐⭐
1月17日日先負・祭り余韻⭐⭐⭐
1月20日水大寒・先勝⭐⭐⭐

1月15日(金)は小正月。 野沢温泉の道祖神祭りは毎年この日に固定開催されます。2027年は平日金曜ですが、この日にしか体験できない壮絶な火祭りは一生の思い出になるでしょう。

1月12日(火)は仏滅だが一粒万倍日。 道祖神祭りの3日前。祭り前の静かな野沢温泉で外湯巡りを楽しみ、種まきの日の吉日エネルギーで温泉の浄化力で心身を整えるのに最適です。


よくある質問

野沢温泉の道祖神祭りは観光客でも見学できますか?

はい。道祖神祭りは一般公開されており、観光客も間近で見学できます。ただし攻防戦中は火の粉が激しく飛び散るため、燃えにくい服装(ナイロンやフリースは避ける)で、適度な距離を保って見学してください。深夜まで行われるため、防寒対策も万全に。

左義長(どんど焼き)はどこで行われていますか?

全国各地の神社、寺院、広場、田んぼなどで1月15日前後に行われます。地元の神社や自治体のホームページ、回覧板などで日程を確認してください。近年は住宅地の開発や安全上の理由で中止・縮小されている地域もあります。

正月飾りはいつまでに左義長に持っていけばいいですか?

左義長の実施日(多くは1月15日前後)までに持参するのが基本です。神社によっては1月中であれば古札納所で受け付けてくれます。松の内(関東は1月7日、関西は1月15日)が明けたら、速やかに正月飾りを外して保管し、左義長に持参しましょう。

野沢温泉へのアクセスと宿泊は?

北陸新幹線「飯山」駅から路線バス「野沢温泉ライナー」で約25分です。道祖神祭り当日は臨時便が運行されることもあります。宿泊は温泉旅館・民宿が多数あり、祭り当日は混雑するため早めの予約をおすすめします。スキーシーズンとも重なるため、宿の確保はお早めに。

左義長の火で焼いた餅を食べると良いことがありますか?

はい。左義長の火(御神火)で焼いた餅を食べると「一年間無病息災」で過ごせるとされています。また、書き初めを左義長で焚き上げ、その紙が高く舞い上がるほど「字が上手くなる」「学業成就する」という言い伝えもあります。


まとめ

小正月の火祭り──野沢温泉の道祖神祭りと各地の左義長は、正月の聖なる期間を締めくくり、日常への境界を火の浄化力で清める暦の大切な節目です。

ポイント内容
テーマ火の浄化力と道祖神信仰。正月から日常への境界の清め
主な祭り野沢温泉道祖神祭り(1/15)、各地の左義長(どんど焼き)
道祖神道の守り神・村の境界の番人。旅の安全と厄除け
火の三つの意味歳神様の送り火、火による浄化、予祝(吉凶占い)
暦の背景小正月(旧暦の満月)。小寒→大寒の最寒期
開運のポイント左義長で浄化、道祖神に旅の安全祈願、火を見つめる瞑想
2027年祭り本番1月15日(小正月・道祖神祭り・先勝)
2027年1月の大安日1月2日・1月12日・1月18日
2027年1月の巳の日1月2日(金運の願掛けに◎)

1月15日の夜空を焦がす巨大な炎。それは天と地を結ぶ光の柱であり、正月の聖なるエネルギーを天に送り届ける煙の道であり、新しい一年の始まりを告げる狼煙です。

門松を燃やす炎の中に、しめ縄の灰が舞い上がっていく。その煙が空高く昇っていくのを見上げたとき、歳神様が満足して天にお帰りになったことを──そして今年も良い一年になることを、きっと感じ取ることができるでしょう。

2027年1月15日、中部の雪景色の中で燃え上がる聖なる炎に、あなたの古い厄と新しい決意を託おすすめです。

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道祖神祭りや冬の暦についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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  • 二十四節気「大寒」の意味と過ごし方 ── 一年で最も寒い節気の過ごし方
  • 中部の開運パワースポット5選 ── 火祭りの後に訪れたい聖地
  • 飛騨高山の春と開運 ── 同じ中部地方の季節行事
  • 一粒万倍日の意味と過ごし方 ── 浄化の効果を万倍にする吉日

📚参考文献・出典

  1. 文化財オンライン (文化庁)— 文化庁(参照: 2026-05-16)
  2. 神社本庁 公式サイト— 神社本庁(参照: 2026-05-16)
  3. 観光庁— 国土交通省 観光庁(参照: 2026-05-16)

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