全国各地の独自の風習や行事、その由来や地域差について解説します。
監修: 旅河 楓(旅と祈りの編集者)
新潟・長岡まつり大花火大会は2026年8月2日(日)と3日(月)。先勝×十六夜の戊申に始まり、二日目には一粒万倍日×友引×十六夜の己酉が重なり、立秋(8月7日)直前の暦が二夜の祈りを刻みます。1879年の千手町八幡宮の遊郭花火350発に始まり、1945年長岡空襲の慰霊、2004年中越地震からの復興祈願──三層の祈りを今年は三年ぶり復活のナイアガラと正三尺玉が信濃川河川敷で照らします。
東京の夏越の祓2026年は6月30日(火)友引・満月・乙亥。神田明神は11時と15時の二度斎行、赤坂氷川では夏越ごはん、日枝神社は15時の大祓並鎮火祭、府中の大國魂神社は六月一か月の茅の輪──福カレンダーが江戸総鎮守から武蔵国の総社まで、7社の茅の輪を暦と祈りの風景から訪ね歩くガイド。
2026年は60年に一度の丙午年。生きた神馬を祀る全国7社が連携した「神馬訪(おとな)い巡り」が元日から始動。多度大社・上賀茂神社・金刀比羅宮ほか、各社の切り絵御朱印・特別お守り情報と、5月20日(天赦日×甲午)など暦に沿う最適参拝タイミングを旅河楓が現地視点で紐解きます。
青森ねぶた祭2026は8月2日(日)開幕から8月7日(金)まで六日間。8月3日が一粒万倍日、8月6日が大安、フィナーレの8月7日が立秋に重なる年。福カレンダー編集部が暦と運行スケジュールを並べて、ねぶた六日間の歩き方を読み解く。
三国祭は福井県坂井市の三國神社で江戸中期から続く春例大祭。2026年は5月19日(火)〜21日(木)、6基の山車が町を巡る中日祭は5月20日(水)。年6日の天赦日が先勝・大明日・甲午と重なる希少配置を、北陸三大祭の縦断と暦の視点から旅河楓が案内します。
8月の阿佐ヶ谷は、中央線の高架下から駅北口を出ると、けやきの濃い緑が中杉通りに並び、商店街のアーケードに足を踏み入れた瞬間、頭上の景色が一変します。
京都伏見の藤森神社は、勝運と馬の神を祀る古社で、午年2026年に注目されるパワースポット。5月1-5日の藤森祭で奉納される駆馬神事は重要無形民俗文化財。6月のあじさい苑3500株は京都屈指の規模。菖蒲の節句発祥の伝承、走り坂の伝説、競馬関係者の信仰まで、干支と暦の研究家・野分蓮が伏見の風とともに紐解きます。
住吉大社の御田植神事は国指定重要無形民俗文化財の一つで、毎年6月14日に執り行われる摂津国一宮の代表的な神事。2026年は日曜開催。芒種(6/6)・入梅(6/11)に続く田植え暦三部作の終章として、八乙女の舞・植女・御稔献まで一連の所作を、干支と暦の研究家・野分蓮が摂津の風とともに紐解きます。
東北絆まつり2026は5月23日(土)〜24日(日)、8年ぶりに盛岡で開催されます。青森ねぶた・秋田竿燈・盛岡さんさ・山形花笠・仙台七夕・福島わらじ、東北6県の代表祭礼が一堂に会する2日間。震災から十五年、東北一帯の連帯と復興の祈りを核にした祭礼を、暦の週末の歩き方とともに、旅河楓が盛岡の城下町から案内します。
加賀百万石まつりは前田利家公の天正11年(1583)金沢城入城を再現する金沢市最大の祭礼。2026年は6月5日(金)〜7日(日)、メインの百万石行列は6月6日(土)に開催されます。大安で開ける金曜の前夜祭から、赤口の土曜行列、先勝の日曜茶会まで、北陸新幹線で東京から3時間の城下町を、旅河楓が梅雨前の風とともに案内します。
千葉県南房総市千倉町に鎮座する高家神社(たかべじんじゃ)は、料理の祖神・磐鹿六雁命を祀る全国的にも珍しい社。年3回の庖丁式神事のうち春季祭は2026年5月17日(日)、仏滅と一粒万倍日が同居する一日に古式の儀礼が執り行われます。烏帽子狩衣の庖丁人が真魚箸と庖丁だけで鯉を捌く所作、料理人と食を守る人々の祈りを、旅河楓が房総の海風とともに案内します。
2026年の蛍狩りは、関東・関西のピークが6月上旬〜中旬。月齢が暗いほどホタルの光は際立ちます。新月×大安が重なる6月15日(月)を最強候補に、5/17-18・7/14-15の新月夜まで、ホタル前線の北上と暦の月齢を重ねた鑑賞ベスト9日カレンダー。長野・辰野、京都・哲学の道、愛知・鳥川ホタルの里など全国の名所を旅河楓が暦で読み解きます。