2026年8月の六曜カレンダー — 大安5日と8/12「大安×午の日」・8/23「大安×己巳の日×処暑」を読む、天赦日のない月の31日マップ

この記事でわかること
2026年8月の六曜31日を一覧で把握できる暦マップ。今月最大の節目は8月23日(日)の大安×己巳の日×処暑。新月とともに始まるお盆、月末の満月、大安5日の並びから、入籍・契約・引越しの日取りを31日まるごとの暦から読み解きます。
目次
蝉時雨が遠のき、夜風に鈴虫の声が混じりはじめる八月。カレンダーの隅に刻まれた「大安」「仏滅」「己巳」── 六曜と暦注下段の文字は、千年以上の歳月をくぐり抜けて現代の暮らしに残った、世界でも珍しい時間の道しるべです。
2026年8月は、旧暦の六月後半から七月にまたがる月。月の半ば、8月13日の新月(旧暦7月1日)をもって六曜の循環が一度リセットされ、しかもその日はお盆の迎え日 ── 新月の闇夜とともにご先祖さまを迎える、暦の重なりが美しい月です。そして特筆すべきは、2026年8月には天赦日が一日もないこと。最上の大吉日が不在の月だからこそ、大安・己巳・一粒万倍日という「定例の吉日」をどう使いこなすかが問われる31日 ── 今回はその8月を、ひと月まるごと一緒に読んでいきましょう。
2026年8月の六曜分布 ─ 大安5日・先勝6日の31日マップ
まずは暦の全体像から見ていきますね。福カレンダーの暦マスター(国立天文台公開データに準拠)から、2026年8月の31日を六曜と重なる吉日・月相・節気とともに整理した一覧が次の表です。
| 日付 | 曜日 | 六曜 | 重なる吉日 | 月相 | 節目 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8/1 | 土 | 赤口 | 大明日 | 寝待月 | ― |
| 8/2 | 日 | 先勝 | ― | 更待月 | ― |
| 8/3 | 月 | 友引 | 一粒万倍日・大明日 | 二十日余りの月 | ― |
| 8/4 | 火 | 先負 | 大明日 ⚠️不成就日 | 下弦の月 | ― |
| 8/5 | 水 | 仏滅 | 大明日 | 下弦の月 | ― |
| 8/6 | 木 | 大安 | ― | 下弦の月 | ― |
| 8/7 | 金 | 赤口 | ⚠️受死日 | 有明月 | 立秋 |
| 8/8 | 土 | 先勝 | 寅の日 | 有明月 | ― |
| 8/9 | 日 | 友引 | ― | 暁の月 | ― |
| 8/10 | 月 | 先負 | 大明日 | 暁の月 | ― |
| 8/11 | 火 | 仏滅 | 巳の日 | 晦 | 山の日 |
| 8/12 | 水 | 大安 | 大明日 ⚠️不成就日 | 晦 | 戊午(午の日) |
| 8/13 | 木 | 先勝 | 一粒万倍日・大明日 | 新月 | 旧暦7/1・迎え盆 |
| 8/14 | 金 | 友引 | 大明日 | 二日月 | ― |
| 8/15 | 土 | 先負 | 大明日 ⚠️不成就日・十死日 | 三日月 | ― |
| 8/16 | 日 | 仏滅 | ― | 四日月 | 送り盆 |
| 8/17 | 月 | 大安 | ⚠️三隣亡 | 五日月 | ― |
| 8/18 | 火 | 赤口 | 一粒万倍日 | 六日月 | 甲子の日 |
| 8/19 | 水 | 先勝 | ⚠️受死日 | 七日月 | ― |
| 8/20 | 木 | 友引 | 寅の日 | 上弦の月 | ― |
| 8/21 | 金 | 先負 | ― | 九日月 | ― |
| 8/22 | 土 | 仏滅 | ― | 十日夜の月 | ― |
| 8/23 | 日 | 大安 | 大明日・己巳の日 ⚠️不成就日 | 十一日月 | 処暑 |
| 8/24 | 月 | 赤口 | 大明日 | 十二日月 | ― |
| 8/25 | 火 | 先勝 | 一粒万倍日・大明日 | 十三夜月 | ― |
| 8/26 | 水 | 友引 | 大明日 | 小望月 | ― |
| 8/27 | 木 | 先負 | 大明日 ⚠️十死日 | 満月 | 旧暦十五夜 |
| 8/28 | 金 | 仏滅 | ― | 満月 | ― |
| 8/29 | 土 | 大安 | ⚠️三隣亡 | 立待月 | ― |
| 8/30 | 日 | 赤口 | 一粒万倍日 | 居待月 | ― |
| 8/31 | 月 | 先勝 | 大明日 ⚠️不成就日・受死日 | 寝待月 | ― |
六曜別の内訳は 大安5日、友引5日、先勝6日、先負5日、仏滅5日、赤口5日 の計31日。先勝が6日とわずかに多いのは、月の半ばの旧暦切替で循環が「先勝」から再スタートするためです。
8月12日(水)大安 → 8月13日(木)先勝 の並びを見て「六曜が飛んでいる?」と感じられたかもしれません。これは8月13日が旧暦7月1日(新月)にあたるため、本来の循環がここで一度リセットされ、旧暦七月始まりの「先勝」へ切り替わったものです。福カレンダーが採用する六曜の決定法は、Googleカレンダーに六曜を追加するときと同じ規則に基づきます。
8/23「大安×己巳の日×処暑」─ 天赦日のない月の最大吉日を読む
2026年8月の暦で、もっとも多くの吉のレイヤーが折り重なるのが 8月23日(日) です。
- 大安 ─ 終日吉とされる六曜の最上日
- 己巳(つちのとみ)の日 ─ 60日に一度しか巡らない、弁財天の縁日「巳の日」の最上位。金運・財運の願掛けに最良とされる日
- 大明日 ─ 天地が明るく万事に吉とされる暦注下段の吉日
- 処暑 ─ 二十四節気の第14番。暑さが峠を越え、実りへと向かう季節の節目
天赦日を持たない8月において、大安と己巳の日が同日に重なるこの日曜日は、事実上の「月内最強日」。しかも季節の節目である処暑と同日という、暦の配置が見事な一日です。
⚠️ 8/23の暦注下段について ただし、8月23日は暦注下段に不成就日も重なります。不成就日は何事も成就しないとされる日で、伝統暦では吉日が重なっても「打ち消されない」と読まれてきました。新しい契約や入籍など「始める」ことを重視する方は、クリアな大安である8/6(木)への前倒しもご検討ください。一方、弁財天への参拝や財布の手入れといった「続いているご縁を深める」行いは、己巳の日の本領。読み方次第で使い分けられる一日です。
天赦日のない月は、いわば「エースが休みの月」。それでも暦は、大安と己巳をきちんと同じ日曜に並べてくれています。代役ではなく、二番手の実力を信じて動く ── そんな月があってもいいと思うのです。 ─ 暦川ひなた
8月の吉日をランキング形式で深掘りした2026年8月の最強開運日ベスト3では、8/23を筆頭に、財布の新調・仕事始動・参拝といった用途別の読み方を案内しています。
8月の大安5日カレンダー ─ 「クリアな大安」は実は1日だけ
大安は終日吉とされる六曜の最上日。婚姻届の提出や契約締結、引越し、車・住宅の引渡しなど、人生の大きな決断を重ねる日として今も多くの方が選んでいます。
厚生労働省「人口動態統計」では、長年にわたって六曜と婚姻届出件数の相関が観測されており、大安・友引には届出件数が突出する傾向が知られています。2026年8月の大安5日を、目的別に整理しておきましょう。
| 日付 | 曜日 | 大安と重なる暦注 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| 8/6(木) | 平日 | ―(凶日なし) | ★月内唯一の「クリアな大安」。入籍・契約・引越しの第一候補 |
| 8/12(水) | 平日 | 大明日 / 戊午(午の日) ⚠️不成就日 | 火性の勢いを借りる仕事始動に。新規の契約・入籍は8/6へ |
| 8/17(月) | 平日 | ⚠️三隣亡 | 建築・引越しは避ける日。デスクワークの決裁・週初めの始動に |
| 8/23(日) | 日曜 | 大明日 / 己巳の日 / 処暑 ⚠️不成就日 | 弁財天参拝・財布の手入れ・金運の願掛け(詳細は前述) |
| 8/29(土) | 土曜 | ⚠️三隣亡 | 建築・引越しは避ける日。挙式・お披露目など人の集まりに |
ひと目で分かる通り、2026年8月の大安5日のうち、暦注下段の凶日と重ならない「クリアな大安」は8月6日(木)ただ1日。残る4日は不成就日か三隣亡のいずれかを伴います。三隣亡は「三軒隣まで滅ぼす」の字義から建築・上棟・引越しに禁忌とされる凶日ですから、8/17と8/29に引越しや住宅関係の予定を置くのは暦の作法としては避けたいところ。入籍や大きな契約をどうしても8月中に、という方は、8月6日(木)を軸に予定を組むのがもっとも迷いのない選択になりますね。
なお8月12日(水)は、丙午年である2026年の「午の日」(戊午)が大安に重なる日。午は十二支でもっとも火の気が強く、勢い・跳躍を象徴します。不成就日ゆえ「新しく始める」よりも、すでに走っているプロジェクトを加速させる・懸案を一気に片付けるといった「続きを進める」使い方が、この日の暦に沿った読み方です。
8月の友引5日と仏滅5日 ─ お盆の暦と重なる「送りの仏滅」
友引と仏滅は、六曜のなかで「避ける日」として語られがちな2つですが、近代以前の暦観では、それぞれに合った行いがあると考えられてきました。
2026年8月の友引5日:8/3(月)・8/9(日)・8/14(金)・8/20(木)・8/26(水)
友引は「友を引く」の連想から葬儀が避けられてきた六曜ですが、結婚式や入籍など「縁を引き寄せる」場面ではおめでたい日とされます。とくに 8月3日(月)友引×一粒万倍日×大明日 は、月初の勢いと倍増の吉が三層に重なる婚礼向きの一日。また 8月14日(金)友引×大明日 はお盆の中日にあたり、家族や親族と過ごす時間そのものが「縁を結び直す」友引らしい過ごし方になります。8月20日(木)友引×寅の日 は、「千里行って千里還る」寅の日と友引の夕方吉が重なる、月後半の金運デーです。
2026年8月の仏滅5日:8/5(水)・8/11(火・山の日)・8/16(日)・8/22(土)・8/28(金)
仏滅は終日凶と説明されることが多い六曜ですが、近年は研究者によって「正午前後だけ凶が極まる時間レイヤー」として読み直されています。古いものを手放す、関係を整理する、区切りをつける ── 「終わらせる」アクションには、むしろ仏滅が合うという暦観もあります。
その意味で、2026年のお盆の暦はよくできています。送り盆の8月16日(日)が仏滅 ── ご先祖さまをお送りし、夏のひと区切りをつける日に「閉じる」性質の六曜が重なるのは、偶然とはいえ味わい深い配置です。また 8月28日(金)仏滅×満月 は、満ちきった月とともに手放しの棚卸しをする夜に。祝日の 8月11日(火・山の日)は仏滅×巳の日 ですから、行楽は昼を外した朝夕に、あわせて金運の弁財天参拝を組み込むという読み方もできますね。
一粒万倍日5日 × 六曜の組み合わせ ─ 甲子の日と新月に注目
2026年8月は、一粒万倍日が 8/3(月)・8/13(木)・8/18(火)・8/25(火)・8/30(日)の5日 に巡ります。注目したい組み合わせを順に見ていきましょう。
- 8/3(月)一粒万倍日 × 大明日 × 友引 ─ 月初の種まき日。友引は午前と夕方が吉ですから、朝いちばんの新規スタートや夕方の婚姻届提出に。
- 8/13(木)一粒万倍日 × 大明日 × 新月 × 迎え盆 ─ 新月(旧暦七月の朔日)と一粒万倍日が重なる「始まりの二重奏」。お盆の迎え日でもあり、ご先祖さまへの感謝とともに新しい目標の種を蒔く、8月でもっとも詩情の濃い一日です。
- 8/18(火)一粒万倍日 × 甲子の日 × 赤口 ─ 干支60サイクルの第1番「甲子(きのえね)」が一粒万倍日と重なる、60日周期の折り返し起点。甲子は大黒天の縁日ともされ、長期の積み立てや貯蓄開始に向く組み合わせです。赤口は正午(午の刻)のみ吉 ── ランチタイムの口座開設が暦の流れに乗る使い方ですね。
- 8/25(火)一粒万倍日 × 大明日 × 先勝 ─ 先勝は「先んずれば即ち勝つ」、午前が吉。平日午前の商談・申請・買付けなど、素早い決断に倍増の力を乗せる日です。
- 8/30(日)一粒万倍日 × 赤口 ─ 月末の締めくくり。正午前後の短い吉時間に、来月に向けた計画の種を一粒だけ蒔く ── そんな静かな使い方が似合う日曜日です。
8月の一粒万倍日は、月初・盆入り・60日周期の起点・月後半・月末と、31日にほぼ等間隔で5つの「種まき窓」が開く配置。天赦日のような派手さはなくても、コツコツ型の暦と言えるでしょう。
新月の迎え盆から満月へ ─ 立秋・処暑と読む晩夏の月
2026年8月のもうひとつの見どころは、月相とお盆の行事がぴったり重なることです。
- 8月13日(木)新月 ─ 旧暦七月の朔日(ついたち)。六曜が「先勝」にリセットされ、旧暦七月(文月)が始まります。この日が迎え盆 ── 月明かりのない闇夜に迎え火を焚く、火の灯りがもっとも映える夜です。
- 8月16日(日)送り盆・仏滅 ─ 新月から四日目、まだ糸のように細い四日月の夜に送り火を焚き、夏の区切りをつけます。
- 8月27日(木)満月・先負 ─ 旧暦七月十五日、いわゆる十五夜にあたる満月のはじまりの日。ただし大明日と十死日が同居する一日でもありますから、慶事の日取りに使うより、静かに月を眺めて過ごす夜が似合います。
- 8月28日(金)満月・仏滅 ─ 旧暦の十六日、盆明けの空に満ちる月。満ちきった月の夜に、夏の手放しの棚卸しを。
- 8月29日(土)立待月・大安 ─ 満月は三日目の土曜まで続きます。大安の月見は暦のうえでも縁起の良い過ごし方になりますね。
最大9連休とも言われる今年のお盆休みの日取りと渋滞回避は、2026年お盆9連休カレンダーで詳しく案内しています。
季節の節目としては、8月7日(金)立秋 と 8月23日(日)処暑 が並びます。立秋2026は暦のうえでの秋の入口 ── この日を境に暑中見舞いは残暑見舞いに変わります。ただし8/7は受死日という大凶日でもあるため、慶事の日取りには不向き。季節の便りを書く、といった静かな過ごし方が合う一日です。そして処暑には、前述の通り大安×己巳が重なります。立秋(受死日)で静かに秋を迎え入れ、処暑(大安×己巳)で実りに向けて動き出す ── 8月の二つの節気は、対照的な性格を与えられているのが面白いところですね。
編集後記 ─ エース不在の月にこそ、暦の読み方が身につく
六曜は鎌倉時代に中国から伝わり、江戸後期から明治にかけて庶民の暦に定着した、比較的新しい暦注です。Wikipedia 日本語版の「六曜」項にも記される通り、明治の改暦で一度は禁止されながら、戦後ふたたび広まったという経緯を持ちます。
天赦日のような「誰が見ても分かる最強日」がある月は、正直、暦読みの出番は少ないのです。けれど2026年8月のようにエースが不在の月は、大安5日のうちクリアなのはどれか、不成就日と重なった吉日をどう読み替えるか ── 一日一日の顔を見比べる楽しみがあります。
8月6日(木)のクリアな大安で決め、8月13日(木)の新月×一粒万倍日で種を蒔き、8月23日(日)の大安×己巳×処暑で実りを願う。 この三本柱を押さえておけば、天赦日がなくても8月の暦は十分に頼れる道しるべになってくれるはずです。
来月、夜長に虫の音が満ちる頃には、また9月の暦でお会いしましょう。
参考
- 国立天文台 暦計算室「今月のこよみ」月齢・月相・節気データ(https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/)
- 厚生労働省「人口動態統計」婚姻届出件数の暦日別集計(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1.html)
- Wikipedia 日本語版「六曜」(https://ja.wikipedia.org/wiki/六曜)
- Wikipedia 日本語版「お盆」(https://ja.wikipedia.org/wiki/お盆)
- 福カレンダー「暦マスター」2026年8月 六曜・吉日・月相・節気データ
福カレンダー編集部より
執筆:暦川 ひなた(六曜・吉日・暦注下段カテゴリ担当) 本記事の六曜・吉日・月相・節気・日干支はすべて国立天文台公開データに準拠した福カレンダーの暦マスター(2026年8月)から取得しています。婚姻届出件数の暦日別傾向は、厚生労働省「人口動態統計」の年次集計に基づく一般的な傾向として記述しています。お盆の迎え火・送り火の日取りは新暦8月13日〜16日の旧盆(月遅れ盆)を基準としています。
参考文献・出典
- 六曜 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
- 日本の暦 -国立国会図書館-— 国立国会図書館(参照: 2026-05-16)
- 和暦 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
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本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。
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編集方針について →参考情報:暦注・民俗資料、公的機関の暦情報を参考に編集部が整理しています。
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