福福カレンダーFUKU CALENDAR
今日カレンダー吉日ガイド占い暦の知識
福福カレンダーFUKU CALENDAR

毎日の小さな福を、暦と共に。

こよみ・ツール

縁起日カレンダー六曜とは日数計算厄年チェッカー和暦・干支変換潮見表魚図鑑

占い・体験

福おみくじ絵馬夢占い辞典福コラム地域・風習

サイト情報

編集方針・執筆者使い方ガイドよくある質問ヘルプ
縁起のいい日から探す
大安天赦日一粒万倍日寅の日巳の日己巳の日母倉日友引最強開運日
運営者情報·プライバシーポリシー·特定商取引法に基づく表記·利用規約·お問い合わせ© 2026 福カレンダー

※ 当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しており、リンクを通じてお申し込みがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。ご紹介するサービスは独自の基準で選定しています。

  • ホーム
  • カレンダー
  • 占い
  • おみくじ
  • 検索
  • 吉日
ホーム›暦の知識›節気›七十二候 鴻雁来 2026 ─ 10月8日〜12日、寒露初候 北の国から雁が渡り来る5日
節気

七十二候 鴻雁来 2026 ─ 10月8日〜12日、寒露初候 北の国から雁が渡り来る5日

野分 蓮干支と暦の研究家·2026.09.03 更新·約8分
七十二候 鴻雁来 2026 ─ 10月8日〜12日、寒露初候 北の国から雁が渡り来る5日

この記事でわかること

寒露初候『鴻雁来(こうがんきたる)』は2026年10月8日〜12日。北のシベリアから雁が越冬のため渡り来る頃を読み解きます。春の『鴻雁北』と対をなす渡りの暦、燕去り雁来る入れ替わり、V字に連なる雁行の美しさ、後の月見や津軽の雁風呂の伝説、和歌に詠まれた雁が音にも触れ、新月へ向かう静かな秋の空を見上げます。

目次
  1. 1.鴻雁来とは ─ 北の国から雁が渡り来る、寒露の初候
  2. 2.2026年の暦配置 ─ 寒露の節入りから新月へ
  3. 3.雁の渡り ─ 雁行(がんこう)と「雁が音」の文化
  4. 4.鴻雁来5日間の歩き方
  5. 5.福カレンダー編集部の鴻雁来ノート ─ 三つのおすすめ
  6. 6.参考
スポンサーリンク

田の水を落とし、稲刈りを終えた秋分(48候・水始涸)を承け、暦はいよいよ露が冷たさを増す節気――寒露(かんろ)へと入ります。**2026年10月8日(木)から10月12日(月)までの5日間が、七十二候の第四十九候「鴻雁来(こうがんきたる)」**です。「鴻雁(こうがん)来(きた)る」――北の国から、越冬のために雁(がん・かり)が、はるばる海を越えて日本へと渡り来る頃を指しています。

私(野分蓮)は福カレンダー編集部で二十四節気・七十二候を担当しています。鴻雁来は、暦のなかでも特に対の美しさを持つ候です。半年前、清明の次候には「鴻雁北(こうがんかえる)」――春のおとずれとともに、北の繁殖地へと帰ってゆく雁の候が置かれていました。秋に渡り来て、冬を越し、春にふたたび北へ帰る。来ると帰る、渡来と帰去――暦は、空をゆく渡り鳥の一年の旅路を、半年をへだてた二つの候で静かに語り合わせているのです。しかもこの候は、白露の末候「玄鳥去(つばめさる)」で南へと去っていった燕と、ちょうど入れ替わるように飛来します。燕が去り、雁が来る――空の住人の入れ替わりこそ、秋が冬へと傾いてゆく確かなしるしなのです。この候は、日本独自に編まれた多くの候とは異なり、中国の宣明暦から受け継いだ古い候。それだけに、天と地の気の移ろいを渡り鳥の往来にとらえる、大陸の自然観のおもむきが色濃く残っています。

2026年の鴻雁来は、寒露の節入りから始まり、空に月のない新月を迎えて、いっそう澄んでいく5日間。冷えた朝の野に露が白く結び、夕暮れの空にはV字に連なる雁の列が、静かに北から南へと渡ってゆきます。

鴻雁来とは ─ 北の国から雁が渡り来る、寒露の初候

鴻雁来は、太陽黄経が195度に達して寒露に入った最初の候です。「寒露」とは、草木に宿る露が、いよいよ冷たさを増し、霜へと変わってゆく一歩手前の冷気を帯びる頃を表す節気。朝晩の空気はきりりと引き締まり、日中の青空はどこまでも高く澄みわたります。そんな澄んだ空を縫って、北の国――シベリアやカムチャツカといった極北の繁殖地から、雁の群れが越冬のために日本へと渡ってくるのです。

雁は、カモ科に属する大型の水鳥の総称で、マガン、ヒシクイ、コハクチョウの仲間など、いくつもの種が含まれます。北の地で夏に子を育てた雁たちは、繁殖地が厳しい冬に閉ざされる前に、はるか南の越冬地をめざして数千キロもの旅に出ます。日本では、宮城の伊豆沼・蕪栗沼(かぶくりぬま)や、新潟の瓢湖(ひょうこ)などが名高い渡来地として知られ、秋が深まると数万羽もの雁が湖沼に羽を休める壮観な光景が広がります。古人は、この雁の渡り来るさまを、ひとつの季節の確かな到来として暦に刻みました。空のかなたから列をなして降りてくる雁の影は、まさに「秋の使者」だったのです。

2026年の暦配置 ─ 寒露の節入りから新月へ

2026年の鴻雁来(10月8日〜12日)は、寒露の節入りに始まり、空から月が姿を消す新月を迎える5日間です。

日付六曜月相暦注・行事
10月8日(木)大安暁の月寒露・大安
10月9日(金)赤口晦─
10月10日(土)先勝晦巳の日
10月11日(日)先負新月旧暦九月一日・一粒万倍日
10月12日(月)仏滅二日月─

初日10月8日(木)が寒露の節入りであり、夜明け前の東の空には、月の終わりの細い暁の月がわずかにかかります。その月もやがて満ち欠けを巡り終え、**11日(日)には月が太陽と重なる新月(朔)**を迎えて、旧暦では九月一日――新たな月の始まりとなります。月の光が消えた夜空は、いっそう星々が冴え、渡る雁の声が澄んで響く頃。期間中には始め事に縁起のよい吉日も含まれますが、日ごとの六曜・吉日は、上の表をご覧ください。

今日の暦もチェック

吉日・六曜・九星・ラッキーアクションを毎日更新

今日の暦を見る
スポンサーリンク

雁の渡り ─ 雁行(がんこう)と「雁が音」の文化

声をたよりに夜空を渡ってゆく雁ですが、日本にはこの鳥にまつわる美しい言葉と習わしが、いくつも残されています。

雁は、群れで渡るとき、先頭の一羽を頂点にして、横一文字や「人」の字、あるいはきれいなV字を描いて空を進みます。この連なりを「雁行(がんこう)」と呼びます。なぜV字に飛ぶのか――先を飛ぶ仲間の翼が起こす上昇気流に乗ることで、後ろの雁が空気の抵抗を減らし、群れ全体が体力を温存して長旅をやり遂げられるのだといわれます。先頭は最も疲れるため、雁たちは折にふれて先頭を交代しながら飛ぶとも。寒空を整然と渡ってゆくその姿は、古来、規律と助け合いの象徴として人々の目に映りました。「雁行」という言葉が、兄弟が連れ立って進むさまや、隊列の比喩として用いられるのも、この渡りの姿に由来します。

雁の鳴き声は「雁が音(かりがね)」と呼ばれ、秋の夜長にひときわ趣を添えるものとして、万葉の昔から数えきれぬほどの和歌に詠まれてきました。遠く北の故郷を離れて旅ゆく雁の声には、旅愁や望郷、また待ち人を思う心が重ねられ、「初雁(はつかり)」――その年に初めて渡り来る雁の声は、秋の到来を告げる便りとして、とりわけ愛されてきたのです。手紙のことを「雁書(がんしょ)」「雁の便り」と呼ぶのも、漢の蘇武(そぶ)が雁の足に文を結んで消息を伝えたという故事にちなみます。空をゆく雁は、はるかな人へ思いを運ぶ使者でもあったのです。

後の月見と、津軽の「雁風呂」の伝説

雁が渡り来るこの頃は、月の名所でもあります。旧暦九月十三日の夜の月を「十三夜(じゅうさんや)」「後(のち)の月」と呼び、八月十五日の中秋の名月とともに賞でる「後の月見」の習わしが古くから伝えられてきました。十三夜は、栗や豆を供えることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。澄んだ秋の夜空に、やや欠けた月と、その下を渡る雁の影――そこには、満ちきらぬものを愛でる、日本人ならではのつつましい美意識が宿っています。

雁にまつわる言い伝えのなかでも、ことに心に残るのが、津軽地方に伝わる「雁風呂(がんぶろ)」の伝説です。北の海を越えて渡ってくる雁は、海上で羽を休めるための小枝を一本ずつくわえて飛んでくる。日本の浜に着くとその枝を波打ち際に落とし、春にふたたび北へ帰るとき、また同じ枝をくわえて飛び立つ――そう信じられてきました。やがて春が過ぎても浜に残された枝は、その年に日本で命を落とした雁の数。土地の人々はその枝を拾い集めて風呂を焚き、旅の途中で力尽きた雁たちの霊を弔ったといいます。渡り鳥のいのちに静かに寄り添う、北国のやさしい習わしです。

鴻雁来5日間の歩き方

  • 10月8日(木)寒露:露が冷たさを増す節気の始まり。冷えた朝の野に白く光る露を探し、澄んだ高い空を見上げてみてください。
  • 10月9日(金)赤口:火に注意する日。夕暮れの西空が早く暮れる季節。日没後の薄明に、北から渡る初雁の声に耳を澄ませて。
  • 10月10日(土)巳の日:弁財天にゆかりの吉日。月の細る宵、星々がよく冴える闇のなか、雁が音だけが頭上を渡ってゆく秋の夜を味わって。
  • 10月11日(日)一粒万倍日:旧暦九月一日にあたる朔の日。小さな一粒が万倍に実るこの吉日に、長旅をする渡り鳥に倣い、新しい習い事や暮らしの計画を、ひとつ静かに始めてみては。
  • 10月12日(月)仏滅:朔を過ぎ、月が新たに巡りはじめた頃。衣替えや暮らしの支度をひとつずつ整え、雁の旅立ちのように身軽に次の季節を迎えて。

福カレンダー編集部の鴻雁来ノート ─ 三つのおすすめ

  1. 空の住人の入れ替わりを見送る:燕が去り、雁が来る。空をゆく鳥たちの交代こそ、秋の深まりの確かなしるし。夕空に列をなす雁行を見つけたら、しばし足を止めて見上げてみてください。
  2. 後の月見を楽しむ:旧暦九月十三日の十三夜は「後の月」。栗や豆を供え、満ちきらぬ月を愛でるつつましい月見の宵を、雁の声とともに過ごしてみては。
  3. 雁が音に耳を澄ます:万葉の昔から詠まれてきた「雁が音」。澄んだ秋の夜長、頭上を渡る雁の声に、旅愁や望郷の心をそっと重ねて聴いてみてください。

北から雁が渡り来て、新月の夜空が澄みわたる5日間。次の候は、霜を前に菊の花が咲きほこる「菊花開(きくのはなひらく)」。野山が霜の気配に染まるなか、凜と咲く菊とともに、秋がいっそう深まる次候へと続きます。

参考

  • 国立天文台 暦計算室「暦象年表」(寒露=太陽黄経195度の定義および2026年の節気日・新月の時刻・旧暦)
  • 略本暦(明治7年改暦)における寒露初候「鴻雁来」、清明次候「鴻雁北」との対照
  • 雁の渡り(雁行)の生態、「雁が音」「初雁」「雁書」の語源と和歌の伝統、後の月見(十三夜)の風習、津軽地方の「雁風呂」伝説
  • 福カレンダー暦マスターデータ(2026年10月の六曜・月相・一粒万倍日・旧暦)
スポンサーリンク

📚参考文献・出典

  1. 暦計算室— 国立天文台 暦計算室(参照: 2026-06-03)
  2. 七十二候 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-06-03)
  3. 日本の暦 -国立国会図書館-— 国立国会図書館(参照: 2026-06-03)

📅2026年の暦カレンダー

吉日

  • ›一粒万倍日一覧
  • ›己巳の日一覧

六曜

  • ›大安の日一覧
  • ›仏滅の日一覧
  • ›先勝の日一覧
  • ›先負の日一覧
  • ›赤口の日一覧

月相

  • ›新月カレンダー

全年のカレンダー一覧を見る →

この記事をシェア

ポストLINE

次に読む

節気

七十二候 水始涸 2026 ─ 10月3日〜7日、秋分末候 田の水を落とし稲刈りに備える5日

節気

シルバーウィーク2026 ─ 9月19〜23日5連休と11年ぶり「国民の休日」発動の暦の必然

節気

立春(りっしゅん)はいつ?2026年の日付と春を迎える開運行動

野分 蓮

野分 蓮干支と暦の研究家

  • 十干十二支
  • 二十四節気
  • 自然暦

十干十二支・二十四節気・自然と暦の関わりを、歴史と科学の両面から掘り下げる研究家肌の編集者。古文書の記述と現代の気象データを突き合わせるような、知的好奇心を刺激する考察記事を得意とする。

この編集者の記事を見る →

この記事について

本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。

免責事項を読む →

福カレンダーでは、暦に関するコンテンツを正確かつ分かりやすくお届けするよう努めています。

編集方針について →

参考情報:暦注・民俗資料、公的機関の暦情報を参考に編集部が整理しています。

🌙

関連する夢シンボル

流星の夢の意味|願いが叶う?暦(新月・一粒万倍日)で読み解くチャンスの予兆

流星(流れ星)の夢は、突然訪れるチャンスや願いの兆し。一つ流れる・流星群・願い事をする・見逃すなど状況別の意味と、新月や一粒万倍日といった暦との関係を、占部柚月がやさしく読み解きます。2026年はペルセウス座流星群が新月と重なる好機です。

窓の夢の意味|外界へ開かれた心と新たな展望を暦で読み解く

窓の夢は、外界へ開かれた心の受容と機会の予感、そして守りの綻びや覗かれる不安という二面を映します。窓を開ける・閉める・割れる・覗かれるなどシチュエーション別に、占部柚月が福カレンダー独自の暦夢マトリクスで六曜×月相×節気から読み解き、新たな展望のタイミングを立体的に示します。

元カノの夢の意味|吉夢?凶夢?暦で読み解く

元カノの夢は未練の証ではなく「自己再認識」と「比較からの解放」のサイン。見る人が男性か女性かで意味が変わる理由から、SNSで元カノを追ってしまう心理、嫉妬を対象化して手放す所作まで。六曜×月相×節気の暦夢マトリクスで、状況別の吉凶を福カレンダー独自の暦データから立体的に読み解きます。

🌙 夢占い辞典を見る →
🔗

他カテゴリの関連記事

2026年10月の最強開運日ベスト3|10/1天赦日×一粒万倍日・10/22己巳の日×大明日・10/25日曜大安
🌟吉日

2026年10月の最強開運日ベスト3|10/1天赦日×一粒万倍日・10/22己巳の日×大明日・10/25日曜大安

五月病を暦で乗り越える|立夏からの養生と開運習慣2026
🌿自然と暦

五月病を暦で乗り越える|立夏からの養生と開運習慣2026

星座と月齢の深い関係 ─ 月のリズムで運気を整える
⭐星座

星座と月齢の深い関係 ─ 月のリズムで運気を整える

暦と自然・年中行事ハブ2026 ─ 二十四節気・雑節・吉日で歩く秋約90日ガイド
🌿自然と暦

暦と自然・年中行事ハブ2026 ─ 二十四節気・雑節・吉日で歩く秋約90日ガイド

🌸

節気の関連記事

七十二候 玄鳥去 2026 ─ 9月17日〜22日、白露末候 燕が南へ帰り秋彼岸を迎える6日

七十二候 玄鳥去 2026 ─ 9月17日〜22日、白露末候 燕が南へ帰り秋彼岸を迎える6日

七十二候 菊花開 2026 ─ 10月13日〜17日、寒露次候 菊が咲きそろい長寿を祝う5日

七十二候 菊花開 2026 ─ 10月13日〜17日、寒露次候 菊が咲きそろい長寿を祝う5日

七十二候 水始涸 2026 ─ 10月3日〜7日、秋分末候 田の水を落とし稲刈りに備える5日

七十二候 水始涸 2026 ─ 10月3日〜7日、秋分末候 田の水を落とし稲刈りに備える5日

スポンサーリンク

目次

目次

  1. 1.鴻雁来とは ─ 北の国から雁が渡り来る、寒露の初候
  2. 2.2026年の暦配置 ─ 寒露の節入りから新月へ
  3. 3.雁の渡り ─ 雁行(がんこう)と「雁が音」の文化
  4. 4.鴻雁来5日間の歩き方
  5. 5.福カレンダー編集部の鴻雁来ノート ─ 三つのおすすめ
  6. 6.参考

今日の暦

LIVE
今日の暦を読み込み中
六曜
九星
月相
節気

関連カテゴリ

月齢吉日旬の食材