七十二候 菖蒲華 2026 ─ 6月26〜30日、夏至次候 大明日4連と土曜大安、満月×夏越の大祓へ続く5日間

この記事でわかること
夏至次候『菖蒲華(あやめはなさく)』は2026年6月26〜30日。中国の元嘉暦から渋川春海がほぼそのまま略本暦に受け継いだ候を、仏滅×大明日に始まり土曜の大安×大明日×不成就日、赤口×大明日、先勝(旧暦皐月十五日の仲夏十五夜)、そして満月×夏越の大祓で閉じる5日間の暦配置と、アヤメ・カキツバタ・ハナショウブ・サトイモ科ショウブが千年混同されてきた『菖蒲』名前の歴史、万葉集と源氏物語の歌から読み解きます。
目次
夏至当日から始まる第三十一候・乃東枯(6/21-25)が幕を閉じ、暦は二十四節気「夏至」のなかで真ん中の階梯へと進みます。**2026年6月26日(金)から6月30日(火)までの5日間が、七十二候の第三十二候「菖蒲華(あやめはなさく)」**です。漢字を読み下せば「菖蒲、華(はな)さく」── 古代中国の博物観察以来、東アジアの初夏を彩ってきた紫の花が、梅雨の合間に咲き揃う頃という意味の候名です。
私(野分蓮)は福カレンダー編集部で二十四節気・七十二候を担当しています。菖蒲華を読むうえで興味深いのは、前候の乃東枯と同じく、渋川春海(しぶかわはるみ)が貞享改暦(1684年公布)の際にほぼそのまま略本暦に組み入れた候だという点です。中国の元嘉暦に始まる「菖蒲華」の三字が、字形をほぼ変えずに千数百年を越えて日本の略本暦・暦便覧(1787年)にまで届いた── ただし、この候には 「『菖蒲』とは一体どの花なのか」という、千年を越える植物名の混同史 が静かに織り込まれています。
そして2026年の菖蒲華5日間には、6月26日(金)から28日(日)まで大明日が3日連続、その中央の6月27日(土)に大安が大明日と重なり、6月30日(火)には満月が夏越の大祓と同じ夜に昇るという、夏越の節目に向けて暦が大きく息を吸うような配置が組まれています。今回は菖蒲華の由来、「菖蒲」名前の混同史、暦配置、古典文学に詠まれた歌、そして5日間の歩き方をたどっていきます。
菖蒲華とは ─ 渋川春海がほぼそのまま受け継いだ夏至次候、紫の花が梅雨に開く頃
「菖蒲華」は あやめはなさく と読みます(しょうぶはなさくと読まれる場合もあります)。「菖蒲」は古代中国の植物名で、「菖蒲、華(はな)さく」── つまり 菖蒲が花を開く頃 という意味です。
中国の元嘉暦(5世紀南朝劉宋)における同時期の候名も「菖蒲華」── 字形は完全に同じで、意味も「菖蒲が花咲く」── でした。渋川春海は貞享改暦で72候のうち24候を改訂しましたが、菖蒲華は字形・意味ともにほぼそのまま略本暦に組み入れたと考えられています。前々候の乃東枯(中国「鹿角解」を渋川春海が書き換え)のような書き換えとは対照的です。
菖蒲華(しやうぶはなさく) あやめの花咲くころ ── 略本暦(明治7年・1874年)夏至次候の解説より(参考:国立天文台暦計算室 暦Wiki 七十二候)
なぜ渋川春海はこの候を書き換えなかったのか。「菖蒲」と総称される一群の植物は、中国華北でも日本列島でも、夏至前後の同じ時期に花を開くためと考えられています。麦の収穫期や紅花の盛りは緯度や品種により国ごとに大きくずれますが、アヤメ科アヤメ属やハナショウブの開花は日照時間と気温の積算に強く支配されるため、両地域でほぼ同じ初夏に花が咲き揃うのです。
略本暦における夏至の三候を、原文の中国「鹿角解・蜩始鳴・半夏生」と比較すると、渋川春海の編集姿勢が見えてきます。
| 候 | 名前 | 期間 | 中国 → 日本の書き換え | 主題 |
|---|---|---|---|---|
| 第三十一候 | 乃東枯 | 6/21-25 | 鹿角解(鹿の角が落ちる)→ ウツボグサが枯れる | 動物 → 植物 |
| 第三十二候 | 菖蒲華 | 6/26-30 | 菖蒲華(あやめが咲く)→ ほぼそのまま | 植物(花の盛り) |
| 第三十三候 | 半夏生 | 7/1-6 | 半夏生(カラスビシャクが生える)→ ほぼそのまま | 植物(薬草) |
夏至三候は 「動物→植物→植物」と続く生命の階梯ですが、第一候だけが渋川春海により日本列島の野草に書き換えられ、第二候・第三候は中国大陸の植物観をそのまま受け取りました。初候で日本の野山に着地し、次候・末候で東アジアの花と薬草の暦に戻る── これは前候の乃東枯の解説でも触れた、貞享改暦の編集思想を読み解く上で重要な対比です。
「菖蒲」が指すものは何か ── アヤメ・カキツバタ・ハナショウブ・ショウブの千年混同史
菖蒲華を読むうえで避けて通れないのが、「菖蒲」という名前が、植物学的にまったく違う複数の種を千年にわたって混同してきたという事実です。福カレンダー編集部としては、この混同そのものが暦の面白さだと考えています。
現代の植物学で「菖蒲(しょうぶ)」と「あやめ」と呼ばれる植物を整理すると、おおまかに四つに分かれます。
| 植物名 | 科 | 学名(属) | 花の特徴 | 旧暦5月の役割 |
|---|---|---|---|---|
| ショウブ | サトイモ科 | Acorus | 地味な肉穂花序(黄緑色の棒状) | 端午の節句の菖蒲湯に使う本来の植物 |
| アヤメ | アヤメ科アヤメ属 | Iris sanguinea | 紫の三英咲き、花弁の付け根に網目模様 | 乾いた草原に咲く、山野草の代表 |
| カキツバタ | アヤメ科アヤメ属 | Iris laevigata | 紫の三英咲き、花弁の付け根に白い筋 | 水辺・湿地に咲く、和歌の名歌「かきつばた」 |
| ハナショウブ | アヤメ科アヤメ属 | Iris ensata | 三英咲き・六英咲き、品種は江戸古花で大成 | 花菖蒲園の主役、菖蒲華の候名にもっとも近い |
混乱の根本は 中国古典で「菖蒲」がサトイモ科ショウブを指していたのに対し、日本の和歌では『あやめ・しょうぶ』が主にアヤメ科の紫花を指していたことです。さらに江戸時代に園芸品種としてハナショウブが大成すると、「菖蒲」の字が三つの違う植物(サトイモ科ショウブ・アヤメ・ハナショウブ)に充てられるようになりました。
端午の節句(5月5日)に菖蒲湯に使うのは、サトイモ科ショウブ── 葉に独特の芳香があり、邪気を払うとされた植物です。一方、菖蒲園や菖蒲華の候名で語られるのは、アヤメ科のハナショウブ・アヤメ・カキツバタ── 紫の三英咲きの花です。両者は科がまったく異なる別の植物ですが、日本語では同じ「菖蒲」の字が当てられてきました。
ひとことで整理すれば、「菖蒲華」の候名は、植物学的にはハナショウブ・アヤメ・カキツバタが咲く頃を指すと読むのが、現代の理解にもっとも近いといえます。福カレンダーで詳しい花の暦を追うなら、花菖蒲と暦2026で江戸時代から続く堀切菖蒲園・明治神宮御苑の見頃を整理しています。
2026年の暦配置 ─ 大明日3連続と土曜の大安×大明日、満月×夏越の大祓へ
菖蒲華の5日間(2026年6月26日〜30日)の暦データを、福カレンダーのマスター暦(2026年6月分)から書き出します。
| 日付 | 曜日 | 六曜 | 吉日 | 月相 | 日干支 | 旧暦 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-06-26 | 金 | 仏滅 | 大明日 | 上弦/十三夜 | 辛未 | 5/12 |
| 2026-06-27 | 土 | 大安 | 大明日(不成就日) | 上弦/十三夜 | 壬申 | 5/13 |
| 2026-06-28 | 日 | 赤口 | 大明日 | 上弦/十三夜 | 癸酉 | 5/14 |
| 2026-06-29 | 月 | 先勝 | ─ | 上弦/十三夜 | 甲戌 | 5/15 |
| 2026-06-30 | 火 | 友引 | ─ | 満月 | 乙亥 | 5/16 |
注目すべき重なりを整理します。
- 大明日が3日連続(6/26〜28)── 大明日は「天が広く照らし、何事も成就しやすい」とされる暦注下段の吉日です。金曜から日曜まで3日続けて並ぶ配置で、夏至次候の前半が暦の祝福で覆われる構成になっています。
- 6月27日(土)が大安×大明日── 六曜の最良日「大安」と暦注下段の吉日「大明日」が、しかも土曜日に重なる配置。2026年6月で **唯一の「土曜の大安」**であり、結婚式・契約・新規開業・引越しなどの「ハレの日」を選ぶなら、6月で最有力の一日です。なお同日は暦注下段の 不成就日(何事も成就しにくいとされる日)も重なります。不成就日を気にする向きには、大安・大明日の吉意と打ち消し合うと読むか、暦注下段より六曜・大明日を優先するかで判断が分かれる一日です。
- 6月29日(月)は旧暦5月15日── 旧暦皐月の十五夜にあたります。旧暦の月は新月から始まるため、月の半ばに当たる15日前後は満月の頃(実際の満月は翌6/30)。仲夏の月見として、和歌や物語に詠まれてきた節目の夜です。
- 6月30日(火)に満月×夏越の大祓が重なる── 半年の穢れを祓う伝統行事夏越の大祓が、月の満ちる夜に行われる配置。多くの神社の茅輪くぐりは午前から夕方にかけて行われますが、満月が東の空に昇るのは19時前後(東京の場合)。茅輪をくぐり、その夜に満月を仰ぐ── 浄化と充満が同じ夜に交差する稀な配置です。六曜は友引で、祓いと月見に集中する一日として読むのが暦の作法です。なお6月30日の満月は俗に「ストロベリームーン」と呼ばれ、福カレンダーではストロベリームーン2026で詳しく扱っています。
- 日干支は辛未→乙亥の5連続── 五行配当は「金→水」と移り、特に6/27壬申は 「壬(陽の水)×申(金)」で金生水の相生となり、金運・水気の流通が良い配置です。
ひとことでまとめれば、2026年の菖蒲華は 「夏至の真ん中で大明日が3日続き、土曜大安で人生の節目を寿ぎ、旧暦の十五夜を経て、満月×夏越の大祓で半年を清めて閉じる5日間」。夏至の頂点と満月、そして年中の折り返しが、暦の上で美しく重なる5日です。
古典文学に詠まれた「菖蒲」と「あやめ」── 万葉から源氏まで
菖蒲華の候名は、平安期以降の日本の宮廷文化と深く結びついてきました。古典に詠まれた「菖蒲・あやめ」の歌を辿ると、当時の人々がこの植物に託した心象が見えてきます。
『万葉集』には、サトイモ科ショウブを五月の節句に飾る歌が複数収められています。たとえば大伴家持の歌に、五月の雨にしっとり濡れる**菖蒲(あやめぐさ)**の葉を髪に挿して友を待つ場面が詠まれています。万葉のあやめぐさは、まだ「葉の芳香」が主役であり、紫の花は前景に出てきません。
『枕草子』第三十六段では、清少納言が五月の節句の様子を「菖蒲(あやめ)かをりあひ、いとをかしき」と書きとめています。葉の香りが室内の調度や衣に移って、季節そのものが香気として記憶される── 平安貴族にとっての菖蒲は、視覚以上に嗅覚の植物でした。
ほととぎす 鳴く五月(さつき)には あやめぐさ 花橘を 玉に貫(ぬ)き ── 『万葉集』巻十八・大伴家持(参考:万葉集(Wikipedia 日本語版))
紫の花としての「あやめ」が前景化するのは、『源氏物語』『伊勢物語』以降と考えられています。伊勢物語九段の「かきつばた」の歌── 在原業平が「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」と詠み込んだ歌は、アヤメ科カキツバタの紫が、旅愁の象徴として中世和歌の語彙に組み込まれた画期的な作品とされます。
江戸時代には、菖蒲が園芸品種として大成します。江戸下町の堀切(現在の東京都葛飾区)には、文化文政期(1804-1830)以降、江戸古花の花菖蒲園が次々と開かれ、紫・白・黄・絞りの複雑な品種が生まれました。「菖蒲を観に行く」が江戸庶民の梅雨の楽しみとして定着したのは、この江戸ハナショウブ大成期以降といえます。
菖蒲華の5日間は、こうした 千年の歌語と園芸の歴史が、紫の花の上に重なる5日間 でもあります。
菖蒲華の5日間の歩み方 ── 各日の暦と過ごし方
ここからは、暦配置を踏まえた具体的な過ごし方を5日分整理します。
6月26日(金)── 仏滅×大明日、紫の花を見にゆく初日
仏滅は「物事の成り立ちにくい日」とされ、契約・新規事業のスタートには向かないとされますが、大明日と重なる配置は浄化と整理の力に向くと読みます。梅雨の合間にハナショウブ園を訪れる日として、菖蒲華の5日間を開きましょう。堀切菖蒲園・明治神宮御苑・水郷佐原あやめパーク・松戸本土寺などが見頃を迎えます。詳しくは花菖蒲と暦2026を参照してください。
6月27日(土)── 大安×大明日(不成就日)、6月唯一の土曜大安
2026年6月で唯一の「土曜の大安」かつ大明日の重なり。結婚式・婚姻届の提出・新居の契約・開業・大きな買い物などの 「ハレの日」を選ぶ一日として、6月の中で最も強い配置です。日干支の壬申は金生水の相生で、金運の流通も良い日。ただし同日は暦注下段の不成就日も重なるため、不成就日を重視する場合は大安・大明日と打ち消し合うと読むか、六曜・大明日の吉意を優先するかで判断が分かれます。神社の茅輪くぐりが立つ社(神田明神・赤坂日枝神社など多くの神社)では、3日後の夏越の大祓に先駆けて茅輪が設置されることが多いため、この土曜のうちに茅輪を確認しておくのもおすすめです。
6月28日(日)── 赤口×大明日、午前と夕方を避けて昼間に動く
赤口は 「正午前後(11時〜13時頃)の2時間のみが吉、それ以外は凶」 とされる六曜です。大明日との重なりにより昼間の動きは支えられるため、正午前後にハナショウブを愛でるのがちょうどよい配置。家庭での菖蒲湯(ショウブの葉を入れた風呂)を、本来の旧暦5月から1ヶ月遅れで愉しむ家庭もあります。サトイモ科ショウブの葉は花屋・園芸店で入手できます。
6月29日(月)── 先勝×旧暦5月15日、仲夏の月見
旧暦皐月の十五夜にあたる日です。実際の天文満月は翌30日ですが、旧暦上の「五月十五日」は古来から月見の節目とされてきました。先勝は「午前が吉、午後が凶」── 朝のうちに重要な連絡や決断を済ませるのが暦の作法です。夜は東の空に昇る月齢14の十四夜(満月直前のわずかに欠けた月)を仰ぎ、翌日の満月&夏越の大祓へと心を整える日として読みます。
6月30日(火)── 友引×満月、夏越の大祓と月の充満
1年の折り返しの日であり、夏越の大祓で半年の穢れを祓う伝統行事の日です。多くの神社で茅輪くぐりが立ち、形代(かたしろ)に息を吹きかけて川や海に流す神事が行われます。詳しくは夏越の大祓2026を参照してください。
六曜は友引で祝い事にも差し支えありませんが、この日は祓い・浄化・手放し・月見にこそ絶好の配置。19時前後に東の空に昇る満月(ストロベリームーン)の光のもとで、半年を振り返り、後半に向けて呼吸を整える── そんな一日として閉じるのが、菖蒲華の最終日にふさわしい歩み方です。京都の水無月(みなづき)── 白いういろうに小豆を載せた和菓子── を食すのも、この日の伝統です。
福カレンダー編集部の歩み方メモ
菖蒲華の5日間は、夏至から1週間後の、夏至の最も深い時期にあたります。一年で最も日が長く、しかも梅雨の合間に紫の花が咲き揃う── 古代中国の人々が「菖蒲華」の三字に込めた感覚は、現代の都市生活でも色褪せていません。
福カレンダー編集部としておすすめしたいのは、この5日間のうち少なくとも1日、紫の花に会いに行くこと。江戸古花の品種が大成した日本の花菖蒲文化は、世界に類のない園芸遺産です。堀切・明治神宮・水郷佐原・松戸本土寺── どの花菖蒲園も、梅雨の合間の晴れ間か、雨上がりが見頃です。
そして6月30日の夜には、半年の節目として 茅輪をくぐり、満月を仰ぐ── 古来から続く浄化と祝福のリチュアルを、現代の暦のなかでも続けていく。それが菖蒲華の候名が、千年を越えて受け継がれてきた本当の意味なのかもしれません。
次の候は 第三十三候・半夏生(はんげしょうず)── 2026年7月1日(水)〜7月6日(月)の5日間。雑節「半夏生」と一致するこの候は、農事暦上で 田植えの最終期限を告げる重要な節目です。次回もまた、暦の階梯を一段ずつ辿っていきます。
参考
参考文献・出典
- 二十四節気 (Wikipedia 日本語版)— Wikipedia(参照: 2026-05-16)
- 暦計算室— 国立天文台 暦計算室(参照: 2026-05-16)
- 日本の暦 -国立国会図書館-— 国立国会図書館(参照: 2026-05-16)
2026年の暦カレンダー
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野分 蓮干支と暦の研究家
- 十干十二支
- 二十四節気
- 自然暦
十干十二支・二十四節気・自然と暦の関わりを、歴史と科学の両面から掘り下げる研究家肌の編集者。古文書の記述と現代の気象データを突き合わせるような、知的好奇心を刺激する考察記事を得意とする。
この編集者の記事を見る →この記事について
本記事は一般的な暦の知識や伝統的な解釈に基づいています。 占いの結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。
免責事項を読む →福カレンダーでは、暦に関するコンテンツを正確かつ分かりやすくお届けするよう努めています。
編集方針について →参考情報:暦注・民俗資料、公的機関の暦情報を参考に編集部が整理しています。
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